有価証券報告書-第38期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
(1) 経営成績等の状況の概要
①財政状態および経営成績の状況
当連結会計年度における国内自動車流通市場は、登録車の新車登録台数が3,338千台(前期比0.6%減)と前期実績に対して僅かに減少したものの、軽自動車の新車登録台数は新型モデルの販売が好調に推移したことなどから1,858千台(前期比8.1%増)となり、新車登録台数全体では5,197千台(前期比2.3%増)となりました。
また、中古車登録台数は、登録車が3,826千台(前期比1.1%増)、軽自動車は3,066千台(前期比2.4%増)となり、中古車登録台数全体では6,892千台(前期比1.7%増)と前期実績を上回る結果となりました。((一社)日本自動車販売協会連合会、(一社)全国軽自動車協会連合会調べ)
中古車輸出市場は、主な仕向地であるアフリカ諸国やロシア、スリランカ向けの輸出台数が増加したことなどから輸出台数は1,307千台(前期比8.9%増)となりました。(財務省貿易統計調べ)
オートオークション市場は、新車販売台数の増加などを受け、出品台数は7,439千台(前期比2.7%増)、成約台数は4,748千台(前期比4.4%増)、成約率は63.8%(前期実績62.8%)となりました。((株)ユーストカー調べ)
このような経営環境の中、USSグループの当連結会計年度における経営成績は、売上高75,153百万円(前期比11.9%増)、営業利益36,071百万円(前期比11.3%増)、経常利益36,676百万円(前期比11.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益24,285百万円(前期比6.0%増)となりました。
なお、当社は平成29年8月24日付けで株式会社ジェイ・エー・エーの株式の66.0%を取得し、さらに、平成30年3月1日付けで同社株式を追加取得し、完全子会社化いたしました。これに伴い、第2四半期連結会計期間末である平成29年9月30日をみなし取得日として、同社ならびに同社の子会社である株式会社HAA神戸および株式会社オークション・トランスポートを連結の範囲に追加しております。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
オートオークション
オートオークションは、既存のオークション会場の出品台数が2,413千台(前期比2.6%増)、成約台数が1,556千台(前期比3.1%増)、成約率は64.5%(前期実績64.1%)と好調に推移したことに加え、新たにJAA会場およびHAA会場がUSSグループに加わったことから出品台数は2,700千台(前期比14.7%増)、成約台数は1,709千台(前期比13.3%増)、成約率は63.3%(前期実績64.1%)となりました。
この結果、オートオークションのセグメントは、外部顧客に対する売上高59,521百万円(前期比12.7%増)、営業利益35,131百万円(前期比10.2%増)となりました。
中古自動車等買取販売
中古自動車買取専門店「ラビット」は、車両単価の高い車種の取扱台数が増加したものの、台当たり粗利益が減少したことなどから増収減益となりました。事故現状車買取販売事業は、車両単価の高い車種の取扱台数が増加したものの、販売台数が減少したことなどから増収減益となりました。
この結果、中古自動車等買取販売のセグメントは、外部顧客に対する売上高9,827百万円(前期比4.8%増)、営業利益171百万円(前期比15.0%減)となりました。
その他
廃自動車等のリサイクル事業は、金属スクラップ相場が好調に推移したことなどから増収増益となりました。
中古自動車の輸出手続代行サービス事業は、受注台数が増加したことから増収増益となりました。
この結果、その他のセグメントは、外部顧客に対する売上高5,805百万円(前期比16.2%増)、営業利益665百万円(前期比496.1%増)となりました。
財政状態の分析状況は次のとおりであります。
当連結会計年度末における総資産は222,380百万円、純資産は172,190百万円で、自己資本比率は76.8%となりました。主な増減内容は以下のとおりです。
(総資産)
当連結会計年度末の資産合計は222,380百万円となり、前連結会計年度末と比較して25,005百万円増加しました。これは主に、株式会社ジェイ・エー・エーの子会社化によりのれんが36,967百万円、有形固定資産が9,640百万円、オークション貸勘定が7,178百万円、無形固定資産のその他が5,998百万円増加した一方で、現金及び預金が35,155百万円減少したことによるものです。
(負債)
負債合計は50,190百万円となり、前連結会計年度末と比較して12,013百万円増加しました。これは主に、株式会社ジェイ・エー・エーの子会社化によりオークション借勘定が7,287百万円、固定負債の繰延税金負債が1,915百万円、未払法人税等が1,845百万円、長期預り保証金が1,431百万円増加した一方で、未払金などの減少により流動負債のその他が1,275百万円減少したことによるものです。
(純資産)
純資産合計は172,190百万円となり、前連結会計年度末と比較して12,992百万円増加しました。これは主に、利益剰余金が12,346百万円増加したことによるものです。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して14,155百万円減少し、33,722百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は32,505百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益36,657百万円(前期比12.9%増)、法人税等の支払額10,261百万円(前期比0.9%減)、減価償却費及びその他の償却費5,066百万円(前期比8.0%増)、のれん償却額1,033百万円(前期実績 83百万円)によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は34,498百万円となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出51,071百万円(前期実績-百万円)、預入期間が3か月を超える定期預金の純減少額21,000百万円(前期実績 純増加額1,980百万円)、札幌会場および北陸会場の新築建替など有形固定資産の取得による支出3,988百万円(前期比22.5%減)によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は12,162百万円となりました。これは主に、配当金の支払額11,878百万円(前期比6.3%増)によるものです。
③生産、受注及び販売の実績
当連結会計年度における実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(a) オートオークション
(1) オートオークションの実績
(注)成約車両金額は、オートオークションによる成約(落札)車両取扱高であり、車両代金(消費税等を含まず)の総額であります。
(2) 登録会員数
(注)登録会員数には、株式会社ジェイ・エー・エーおよび株式会社HAA神戸の登録会員数を含めておりません。
(3) 1台当たり手数料の実績
(注)1.記載金額には、消費税等を含めておりません。
2.上記各手数料につきましては会場、出品ブロック(時間帯および出品車両による区分)により異なりますので、年間平均手数料を記載しております。
3.出品手数料および成約手数料は出品会員が負担し、落札手数料は落札会員が負担いたします。
4.出品手数料および成約手数料につきましては、大口出品会員に対する手数料割戻制度を有しており、割戻後の金額を記載しております。
(4) JBAバイクオークションの実績
(5) 販売(営業収益)の実績
① 種類別販売(営業収益)の実績
(注)1.記載金額には、消費税等を含めておりません。
2.バイクオークション手数料は、株式会社ジャパンバイクオークションが運営するバイクオークションの手数料であります。
② 会場別販売(営業収益)の実績
(注)1.記載金額には、消費税等を含めておりません。
2.岡山会場には四国会場の営業収益を含めております。
3.物流サービスは、株式会社ユー・エス物流および当連結会計年度に連結の範囲に追加した株式会社オークション・トランスポートの営業収益であります。株式会社オークション・トランスポートの営業収益は11百万円であり、株式会社ユー・エス物流の営業収益は199百万円(前年同期比100.2%)であります。
(b) 中古自動車等買取販売
(1) 中古自動車買取店舗数
(注)フランチャイジーの店舗数(144店舗)を含めております。
(2) 種類別販売(営業収益)の実績
(注)記載金額には、消費税等を含めておりません。
(c) その他
種類別販売(営業収益)の実績
(注)記載金額には、消費税等を含めておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点によるUSSグループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、連結財務諸表に基づいて分析したものであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてUSSグループが判断したものであります。
①重要な会計方針および見積り
USSグループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成には、決算日における資産・負債の報告数値、各連結会計年度における収入・費用の報告数値に影響を与える見積りおよび仮定の設定を行っております。主に貸倒引当金、退職給付に係る負債、繰延税金資産等に対して、継続して評価を行っており、これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果と異なる場合があります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容
当社は、国内オートオークション市場におけるシェアの向上および関西エリアの競争力強化の目的から、平成29年8月24日付けで株式会社ジェイ・エー・エーの株式66.0%を取得いたしました。また、株式取得後にJAA会場およびHAA会場のオークション運営における課題が散見されたことから、早急な対応が必要と判断し、当初の予定を早めて平成30年3月1日付けで残りの株式34.0%を取得いたしました。
これにより、USSグループのオークション会場はJAA会場およびHAA会場を含めて19会場となり、関東、中部、関西の主要都市圏を押さえるとともに、国内オートオークション市場における4割以上(平成29年暦年の会場別集計実績)のシェアを達成いたしました。
USSグループの当連結会計年度の売上高は、前期と比較して7,974百万円増加して75,153百万円(前期比11.9%増)となりました。
売上高が増加した主な要因は、新たにJAA会場およびHAA会場がUSSグループに加わったことに加え、既存のオークション会場の出品台数が増加したことによるものです。
売上原価は、前期と比較して2,760百万円増加して29,174百万円(前期比10.5%増)となりました。増加した主な要因は、新たにJAA会場およびHAA会場がUSSグループに加わったことによるものです。
販売費及び一般管理費は、前期と比較して1,538百万円増加して9,907百万円(前期比18.4%増)となりました。増加した主な要因は、新たにJAA会場およびHAA会場がUSSグループに加わったことに加え、株式取得に伴いのれん償却額および減価償却費(顧客関連資産の償却)が増加したことによるものです。
以上の結果、当連結会計年度の営業利益は、前期と比較して3,674百万円増加して36,071百万円(前期比11.3%増)となりました。
営業外収益は、不動産賃貸料425百万円などにより681百万円、営業外費用は76百万円となりました。
特別利益は、投資有価証券売却益77百万円などにより109百万円、特別損失は、固定資産除却損83百万円などにより128百万円となりました。
以上の結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、前期と比較して1,376百万円増加して24,285百万円(前期比6.0%増)となりました。
USSグループの資本の財源および資金の流動性につきましては、次のとおりです。
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して14,155百万円減少し、33,722百万円となりました。これは、営業活動により得られた資金32,505百万円に対して、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得など投資活動により支出した資金34,498百万円、配当金の支払いなど財務活動により支出した資金12,162百万円によるものであります。
なお、USSグループは、必要な運転資金および設備投資資金について自己資金または銀行借入により調達するものとしておりますが、当連結会計年度における株式会社ジェイ・エー・エーの株式取得については、その全額を自己資金で支払っております。この結果、当連結会計年度末における有利子負債残高は3,569百万円となりました。
経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、次のとおりです。
当連結会計年度の業績は、平成29年11月6日に公表した業績予想に対して、売上高は453百万円の増加(0.6%増)、営業利益は271百万円の増加(0.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は285百万円の増加(1.2%増)となりました。この主な要因は以下のとおりです。
売上高は、中古自動車等買取販売において車両単価の高い車種の取扱台数が増加したことなどから増加しました。なお、オートオークションにおける手数料収入は、出品台数が予想より減少したものの、成約率および手数料単価が上昇したことから微増となりました。
営業利益は、株式会社ジェイ・エー・エーの株式の追加取得に伴い発生したのれん償却額が増加したものの、金属スクラップ相場が好調に推移したことから廃自動車等のリサイクル事業における粗利益が増加したことに加え、従業員給与・賞与などの営業費用が減少したことから、増加しました。
この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は想定する範囲の結果となり、当社の目標とする経営指標である自己資本当期純利益率(ROE)は、14.8%となりました。今後もROEについては中期的に15%以上の水準を目指してまいります。
セグメントごとの財政状態および経営成績の状況に関する認識ならびに分析・検討内容は、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態および経営成績の状況」に記載のとおりであります。
①財政状態および経営成績の状況
当連結会計年度における国内自動車流通市場は、登録車の新車登録台数が3,338千台(前期比0.6%減)と前期実績に対して僅かに減少したものの、軽自動車の新車登録台数は新型モデルの販売が好調に推移したことなどから1,858千台(前期比8.1%増)となり、新車登録台数全体では5,197千台(前期比2.3%増)となりました。
また、中古車登録台数は、登録車が3,826千台(前期比1.1%増)、軽自動車は3,066千台(前期比2.4%増)となり、中古車登録台数全体では6,892千台(前期比1.7%増)と前期実績を上回る結果となりました。((一社)日本自動車販売協会連合会、(一社)全国軽自動車協会連合会調べ)
中古車輸出市場は、主な仕向地であるアフリカ諸国やロシア、スリランカ向けの輸出台数が増加したことなどから輸出台数は1,307千台(前期比8.9%増)となりました。(財務省貿易統計調べ)
オートオークション市場は、新車販売台数の増加などを受け、出品台数は7,439千台(前期比2.7%増)、成約台数は4,748千台(前期比4.4%増)、成約率は63.8%(前期実績62.8%)となりました。((株)ユーストカー調べ)
このような経営環境の中、USSグループの当連結会計年度における経営成績は、売上高75,153百万円(前期比11.9%増)、営業利益36,071百万円(前期比11.3%増)、経常利益36,676百万円(前期比11.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益24,285百万円(前期比6.0%増)となりました。
なお、当社は平成29年8月24日付けで株式会社ジェイ・エー・エーの株式の66.0%を取得し、さらに、平成30年3月1日付けで同社株式を追加取得し、完全子会社化いたしました。これに伴い、第2四半期連結会計期間末である平成29年9月30日をみなし取得日として、同社ならびに同社の子会社である株式会社HAA神戸および株式会社オークション・トランスポートを連結の範囲に追加しております。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
オートオークション
オートオークションは、既存のオークション会場の出品台数が2,413千台(前期比2.6%増)、成約台数が1,556千台(前期比3.1%増)、成約率は64.5%(前期実績64.1%)と好調に推移したことに加え、新たにJAA会場およびHAA会場がUSSグループに加わったことから出品台数は2,700千台(前期比14.7%増)、成約台数は1,709千台(前期比13.3%増)、成約率は63.3%(前期実績64.1%)となりました。
この結果、オートオークションのセグメントは、外部顧客に対する売上高59,521百万円(前期比12.7%増)、営業利益35,131百万円(前期比10.2%増)となりました。
中古自動車等買取販売
中古自動車買取専門店「ラビット」は、車両単価の高い車種の取扱台数が増加したものの、台当たり粗利益が減少したことなどから増収減益となりました。事故現状車買取販売事業は、車両単価の高い車種の取扱台数が増加したものの、販売台数が減少したことなどから増収減益となりました。
この結果、中古自動車等買取販売のセグメントは、外部顧客に対する売上高9,827百万円(前期比4.8%増)、営業利益171百万円(前期比15.0%減)となりました。
その他
廃自動車等のリサイクル事業は、金属スクラップ相場が好調に推移したことなどから増収増益となりました。
中古自動車の輸出手続代行サービス事業は、受注台数が増加したことから増収増益となりました。
この結果、その他のセグメントは、外部顧客に対する売上高5,805百万円(前期比16.2%増)、営業利益665百万円(前期比496.1%増)となりました。
財政状態の分析状況は次のとおりであります。
当連結会計年度末における総資産は222,380百万円、純資産は172,190百万円で、自己資本比率は76.8%となりました。主な増減内容は以下のとおりです。
(総資産)
当連結会計年度末の資産合計は222,380百万円となり、前連結会計年度末と比較して25,005百万円増加しました。これは主に、株式会社ジェイ・エー・エーの子会社化によりのれんが36,967百万円、有形固定資産が9,640百万円、オークション貸勘定が7,178百万円、無形固定資産のその他が5,998百万円増加した一方で、現金及び預金が35,155百万円減少したことによるものです。
(負債)
負債合計は50,190百万円となり、前連結会計年度末と比較して12,013百万円増加しました。これは主に、株式会社ジェイ・エー・エーの子会社化によりオークション借勘定が7,287百万円、固定負債の繰延税金負債が1,915百万円、未払法人税等が1,845百万円、長期預り保証金が1,431百万円増加した一方で、未払金などの減少により流動負債のその他が1,275百万円減少したことによるものです。
(純資産)
純資産合計は172,190百万円となり、前連結会計年度末と比較して12,992百万円増加しました。これは主に、利益剰余金が12,346百万円増加したことによるものです。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して14,155百万円減少し、33,722百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は32,505百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益36,657百万円(前期比12.9%増)、法人税等の支払額10,261百万円(前期比0.9%減)、減価償却費及びその他の償却費5,066百万円(前期比8.0%増)、のれん償却額1,033百万円(前期実績 83百万円)によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は34,498百万円となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出51,071百万円(前期実績-百万円)、預入期間が3か月を超える定期預金の純減少額21,000百万円(前期実績 純増加額1,980百万円)、札幌会場および北陸会場の新築建替など有形固定資産の取得による支出3,988百万円(前期比22.5%減)によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は12,162百万円となりました。これは主に、配当金の支払額11,878百万円(前期比6.3%増)によるものです。
③生産、受注及び販売の実績
当連結会計年度における実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(a) オートオークション
(1) オートオークションの実績
| 区分 | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 出品台数(台) | 2,700,010 | 114.7 |
| 成約台数(台) | 1,709,998 | 113.3 |
| 成約率(%) | 63.3 | 98.8 |
| 成約車両金額(百万円) | 1,151,934 | 116.6 |
| 開催回数(回) | 834 | 105.8 |
(注)成約車両金額は、オートオークションによる成約(落札)車両取扱高であり、車両代金(消費税等を含まず)の総額であります。
(2) 登録会員数
| 区分 | 当連結会計年度末 (平成30年3月31日現在) | 前年同期比(%) |
| 現車オートオークション登録会員数 (社) | 47,362 | 100.5 |
| 衛星TV情報サービス登録会員数(社) | 2,623 | 90.6 |
| インターネット情報サービス登録会員数(社) | 30,337 | 101.2 |
(注)登録会員数には、株式会社ジェイ・エー・エーおよび株式会社HAA神戸の登録会員数を含めておりません。
(3) 1台当たり手数料の実績
| 区分 | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 出品手数料(円) | 5,242 | 99.2 |
| 成約手数料(円) | 8,104 | 101.3 |
| 落札手数料(円) | 11,808 | 99.1 |
(注)1.記載金額には、消費税等を含めておりません。
2.上記各手数料につきましては会場、出品ブロック(時間帯および出品車両による区分)により異なりますので、年間平均手数料を記載しております。
3.出品手数料および成約手数料は出品会員が負担し、落札手数料は落札会員が負担いたします。
4.出品手数料および成約手数料につきましては、大口出品会員に対する手数料割戻制度を有しており、割戻後の金額を記載しております。
(4) JBAバイクオークションの実績
| 区分 | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 出品台数(台) | 109,418 | 102.2 |
| 成約台数(台) | 99,788 | 100.6 |
| 成約率(%) | 91.2 | 98.5 |
| 開催回数(回) | 98 | 100.0 |
(5) 販売(営業収益)の実績
① 種類別販売(営業収益)の実績
| 区分 | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 出品手数料(百万円) | 14,153 | 113.8 |
| 成約手数料(百万円) | 13,858 | 114.8 |
| 落札手数料(百万円) | 20,192 | 112.3 |
| バイクオークション手数料(百万円) | 730 | 103.7 |
| 商品売上高(百万円) | 1,907 | 127.6 |
| その他の営業収入(百万円) | 8,679 | 106.9 |
| 合計(百万円) | 59,521 | 112.7 |
(注)1.記載金額には、消費税等を含めておりません。
2.バイクオークション手数料は、株式会社ジャパンバイクオークションが運営するバイクオークションの手数料であります。
② 会場別販売(営業収益)の実績
| 区分 | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 名古屋会場(百万円) | 9,488 | 98.8 |
| 九州会場(百万円) | 3,309 | 109.4 |
| 福岡会場(百万円) | 546 | 113.4 |
| 東京会場(百万円) | 13,608 | 102.0 |
| 岡山会場(百万円) | 1,289 | 109.1 |
| 静岡会場(百万円) | 1,539 | 124.1 |
| 札幌会場(百万円) | 2,677 | 114.5 |
| 埼玉会場(百万円) | 909 | 101.7 |
| 群馬会場(百万円) | 1,094 | 105.8 |
| 東北会場(百万円) | 1,144 | 93.5 |
| 大阪会場(百万円) | 2,397 | 110.1 |
| 横浜会場(百万円) | 3,414 | 97.5 |
| R-名古屋会場(百万円) | 2,697 | 111.9 |
| 神戸会場(百万円) | 1,460 | 118.7 |
| 北陸会場(百万円) | 238 | 100.6 |
| 新潟会場(百万円) | 527 | 96.5 |
| JAA会場(百万円) | 1,526 | - |
| HAA会場(百万円) | 3,154 | - |
| 物流サービス(百万円) | 211 | 106.2 |
| 衛星TV情報サービス(百万円) | 1,607 | 87.9 |
| インターネット情報サービス(百万円) | 5,470 | 106.4 |
| 金融サービス(百万円) | 332 | 101.2 |
| バイクオークション(百万円) | 874 | 104.1 |
| 合計(百万円) | 59,521 | 112.7 |
(注)1.記載金額には、消費税等を含めておりません。
2.岡山会場には四国会場の営業収益を含めております。
3.物流サービスは、株式会社ユー・エス物流および当連結会計年度に連結の範囲に追加した株式会社オークション・トランスポートの営業収益であります。株式会社オークション・トランスポートの営業収益は11百万円であり、株式会社ユー・エス物流の営業収益は199百万円(前年同期比100.2%)であります。
(b) 中古自動車等買取販売
(1) 中古自動車買取店舗数
| 区分 | 当連結会計年度末 (平成30年3月31日現在) | 前年同期比(%) |
| 中古自動車買取店舗数(店舗) | 164 | 97.0 |
(注)フランチャイジーの店舗数(144店舗)を含めております。
(2) 種類別販売(営業収益)の実績
| 区分 | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 中古自動車買取販売(百万円) | 5,866 | 101.1 |
| 事故現状車買取販売(百万円) | 3,960 | 111.0 |
| 合計(百万円) | 9,827 | 104.8 |
(注)記載金額には、消費税等を含めておりません。
(c) その他
種類別販売(営業収益)の実績
| 区分 | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 廃自動車等のリサイクル(百万円) | 5,238 | 116.2 |
| 中古自動車の輸出手続代行サービス(百万円) | 476 | 119.7 |
| その他(百万円) | 90 | 101.4 |
| 合計(百万円) | 5,805 | 116.2 |
(注)記載金額には、消費税等を含めておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点によるUSSグループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、連結財務諸表に基づいて分析したものであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてUSSグループが判断したものであります。
①重要な会計方針および見積り
USSグループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成には、決算日における資産・負債の報告数値、各連結会計年度における収入・費用の報告数値に影響を与える見積りおよび仮定の設定を行っております。主に貸倒引当金、退職給付に係る負債、繰延税金資産等に対して、継続して評価を行っており、これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果と異なる場合があります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容
当社は、国内オートオークション市場におけるシェアの向上および関西エリアの競争力強化の目的から、平成29年8月24日付けで株式会社ジェイ・エー・エーの株式66.0%を取得いたしました。また、株式取得後にJAA会場およびHAA会場のオークション運営における課題が散見されたことから、早急な対応が必要と判断し、当初の予定を早めて平成30年3月1日付けで残りの株式34.0%を取得いたしました。
これにより、USSグループのオークション会場はJAA会場およびHAA会場を含めて19会場となり、関東、中部、関西の主要都市圏を押さえるとともに、国内オートオークション市場における4割以上(平成29年暦年の会場別集計実績)のシェアを達成いたしました。
USSグループの当連結会計年度の売上高は、前期と比較して7,974百万円増加して75,153百万円(前期比11.9%増)となりました。
売上高が増加した主な要因は、新たにJAA会場およびHAA会場がUSSグループに加わったことに加え、既存のオークション会場の出品台数が増加したことによるものです。
売上原価は、前期と比較して2,760百万円増加して29,174百万円(前期比10.5%増)となりました。増加した主な要因は、新たにJAA会場およびHAA会場がUSSグループに加わったことによるものです。
販売費及び一般管理費は、前期と比較して1,538百万円増加して9,907百万円(前期比18.4%増)となりました。増加した主な要因は、新たにJAA会場およびHAA会場がUSSグループに加わったことに加え、株式取得に伴いのれん償却額および減価償却費(顧客関連資産の償却)が増加したことによるものです。
以上の結果、当連結会計年度の営業利益は、前期と比較して3,674百万円増加して36,071百万円(前期比11.3%増)となりました。
営業外収益は、不動産賃貸料425百万円などにより681百万円、営業外費用は76百万円となりました。
特別利益は、投資有価証券売却益77百万円などにより109百万円、特別損失は、固定資産除却損83百万円などにより128百万円となりました。
以上の結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、前期と比較して1,376百万円増加して24,285百万円(前期比6.0%増)となりました。
USSグループの資本の財源および資金の流動性につきましては、次のとおりです。
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して14,155百万円減少し、33,722百万円となりました。これは、営業活動により得られた資金32,505百万円に対して、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得など投資活動により支出した資金34,498百万円、配当金の支払いなど財務活動により支出した資金12,162百万円によるものであります。
なお、USSグループは、必要な運転資金および設備投資資金について自己資金または銀行借入により調達するものとしておりますが、当連結会計年度における株式会社ジェイ・エー・エーの株式取得については、その全額を自己資金で支払っております。この結果、当連結会計年度末における有利子負債残高は3,569百万円となりました。
経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、次のとおりです。
当連結会計年度の業績は、平成29年11月6日に公表した業績予想に対して、売上高は453百万円の増加(0.6%増)、営業利益は271百万円の増加(0.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は285百万円の増加(1.2%増)となりました。この主な要因は以下のとおりです。
売上高は、中古自動車等買取販売において車両単価の高い車種の取扱台数が増加したことなどから増加しました。なお、オートオークションにおける手数料収入は、出品台数が予想より減少したものの、成約率および手数料単価が上昇したことから微増となりました。
営業利益は、株式会社ジェイ・エー・エーの株式の追加取得に伴い発生したのれん償却額が増加したものの、金属スクラップ相場が好調に推移したことから廃自動車等のリサイクル事業における粗利益が増加したことに加え、従業員給与・賞与などの営業費用が減少したことから、増加しました。
この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は想定する範囲の結果となり、当社の目標とする経営指標である自己資本当期純利益率(ROE)は、14.8%となりました。今後もROEについては中期的に15%以上の水準を目指してまいります。
| 平成30年3月期(実績) | 平成30年3月期(計画) | 増減 | 計画比 | |
| 出品台数(台) | 2,700,010 | 2,760,000 | △59,990 | 97.8% |
| 成約台数(台) | 1,709,998 | 1,720,000 | △10,002 | 99.4% |
| 成約率 | 63.3% | 62.3% | - | - |
| 売上高(百万円) | 75,153 | 74,700 | 453 | 100.6% |
| 営業利益(百万円) | 36,071 | 35,800 | 271 | 100.8% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 24,285 | 24,000 | 285 | 101.2% |
| 自己資本当期純利益率(ROE) | 14.8% | 14.6% | - | - |
セグメントごとの財政状態および経営成績の状況に関する認識ならびに分析・検討内容は、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態および経営成績の状況」に記載のとおりであります。