有価証券報告書-第24期(令和2年1月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/03/30 15:12
【資料】
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【項目】
148項目
22. その他の金融負債
その他の金融負債の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2019年12月31日)
当連結会計年度
(2020年12月31日)
償却原価で測定する金融負債
未払金350,782462,634
未払費用35,23943,587
預り金112,016123,192
預り証拠金10,22113,694
預り保証金 (注)115,965188,828
リース負債180,512280,760
その他12,85315,748
償却原価で測定する金融負債合計817,5881,128,443
純損益を通じて公正価値で測定する
金融負債
借入有価証券789-
その他2,0633,062
純損益を通じて公正価値で測定する
金融負債合計
2,8523,062
その他の金融負債合計820,4401,131,505

(注) Lyft社株式先渡売買契約
当社は当連結会計年度に連結子会社であるLiberty社を通じて、当社が保有するLyft社の株式31,395,679株全てを活用した先渡売買契約につき、金融機関との間で基礎となる契約を締結しました。当該取引を実行した結果、714百万米ドルの資金を調達しました。5年の契約期間満了時には、現金又はLyft社の株式で決済することをLiberty社が選択できます。当社はLyft社の株式をLiberty社に貸与し、これに関する預り金としてLiberty社から当該資金の差入れを受けています。なお、上記資金調達に加え、キャップとフロアーの設定されているカラー取引を締結し、Lyft社に対する株式投資の株価変動によるリスクの低減を行っています。

なお、当連結会計年度において、Lyft社の株式を使用した資金調達に係る負債を償却原価で測定する負債として、その他の金融負債に72,189百万円、Lyft社の株式のデリバティブ契約をデリバティブ負債に65,513百万円計上しています。
また、当連結会計年度において、Lyft社の株式の公正価値測定により生じた公正価値評価差額を金融収益に56,980百万円、Lyft社の株式を使用した資金調達に係る負債より生ずる償却原価費用を金融費用に82百万円、Lyft社の株式のデリバティブ契約に係る公正価値評価差額を金融費用に63,903百万円計上しています。