有価証券報告書-第29期(2025/01/01-2025/12/31)
29. その他の金融負債
その他の金融負債の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
(注) Lyft, Inc.株式先渡売買契約
当社は2020年第3四半期連結会計期間において連結子会社であるLiberty Holdco Ltd.を通じて、当社が保有するLyft, Inc.の株式31,395,679株全てを活用した先渡売買契約につき、金融機関との間で基礎となる契約を締結しました。2020年第4四半期連結会計期間において当該取引を実行した結果、714百万米ドルの資金を調達しました。5年の契約期間満了時には、現金又はLyft, Inc.の株式で決済することをLiberty Holdco Ltd.が選択できます。当社はLyft, Inc.の株式をLiberty Holdco Ltd.に貸与し、これに関する預り金としてLiberty Holdco Ltd.から当該資金の差入れを受けています。なお、上記資金調達に加え、キャップとフロアーの設定されているカラー取引を締結し、Lyft, Inc.に対する株式投資の株価変動によるリスクの低減を行っています。
2021年第2四半期連結会計期間において、当初契約時からLyft, Inc.の株価が上昇したため、カラー契約より生じるデリバティブの公正価値変動リスクに備えるために、カラー契約の一部の想定元本に係るキャップとフロアーの上限及び下限の見直しを行い、契約上の条件変更を行っています。
2024年第4四半期連結会計期間において、先渡売買契約の一部をLyft, Inc.の株式により早期決済しました。
2025年第3四半期連結会計期間において、当社が保有するLyft, Inc.の全株式を返済原資として、Lyft, Inc.株式の先渡売買契約を早期解除しました。また、当該先渡売買契約に関連するカラー契約も全て終了しています。
その結果、連結財政状態計算書上で、その他の金融負債に含まれていたLyft, Inc.の株式を使用した資金調達に係る負債57,689百万円(前連結会計年度は60,901百万円)、デリバティブ資産に含まれていたLyft, Inc.の株式のカラー契約に係るデリバティブ資産31,129百万円(前連結会計年度は37,489百万円)、有価証券に含まれていたLyft, Inc.の株式26,236百万円(前連結会計年度は22,283百万円)の認識を中止しました。
また、当該決済に係る端数株式の譲渡価額91百万円を現金で受領し、差額をLyft, Inc.株式の先渡売買契約の決済に係る償還益415百万円として連結損益計算書上の「金融収益」に計上しています。

上記一連の取引の結果、当連結会計年度において、上記のLyft, Inc.株式の先渡売買契約の決済に係る償還益のほかに、金融収益にLyft, Inc.の株式の公正価値測定により生じた公正価値評価差額を3,952百万円(前連結会計年度は7,469百万円)、Lyft, Inc.の株式のカラー契約のうち一部満期償還に係るデリバティブの公正価値評価差額を767百万円及び為替による換算差額を3,523百万円(前連結会計年度は金融費用に15,671百万円)計上しています。金融費用には、Lyft, Inc.の株式を使用した資金調達に係る負債より生じた償却原価費用を307百万円(前連結会計年度は1,053百万円)及びLyft, Inc.の株式のカラー契約のうち早期償還その他に係るデリバティブの公正価値評価差額を7,127百万円計上しています。
その他の金融負債の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度 (2024年12月31日) | 当連結会計年度 (2025年12月31日) | |
| 償却原価で測定する金融負債 | ||
| 未払金 | 557,550 | 516,836 |
| 未払費用 | 98,104 | 109,880 |
| 預り金 | 422,575 | 417,724 |
| 預り証拠金 | 16,505 | 18,375 |
| 預り保証金(注) | 94,397 | 54,808 |
| リース負債 | 352,856 | 361,443 |
| その他 | 61,647 | 66,568 |
| 償却原価で測定する金融負債合計 | 1,603,634 | 1,545,634 |
| 再保険契約負債 | 6,950 | 5,941 |
| その他の金融負債合計 | 1,610,584 | 1,551,575 |
(注) Lyft, Inc.株式先渡売買契約
当社は2020年第3四半期連結会計期間において連結子会社であるLiberty Holdco Ltd.を通じて、当社が保有するLyft, Inc.の株式31,395,679株全てを活用した先渡売買契約につき、金融機関との間で基礎となる契約を締結しました。2020年第4四半期連結会計期間において当該取引を実行した結果、714百万米ドルの資金を調達しました。5年の契約期間満了時には、現金又はLyft, Inc.の株式で決済することをLiberty Holdco Ltd.が選択できます。当社はLyft, Inc.の株式をLiberty Holdco Ltd.に貸与し、これに関する預り金としてLiberty Holdco Ltd.から当該資金の差入れを受けています。なお、上記資金調達に加え、キャップとフロアーの設定されているカラー取引を締結し、Lyft, Inc.に対する株式投資の株価変動によるリスクの低減を行っています。
2021年第2四半期連結会計期間において、当初契約時からLyft, Inc.の株価が上昇したため、カラー契約より生じるデリバティブの公正価値変動リスクに備えるために、カラー契約の一部の想定元本に係るキャップとフロアーの上限及び下限の見直しを行い、契約上の条件変更を行っています。
2024年第4四半期連結会計期間において、先渡売買契約の一部をLyft, Inc.の株式により早期決済しました。
2025年第3四半期連結会計期間において、当社が保有するLyft, Inc.の全株式を返済原資として、Lyft, Inc.株式の先渡売買契約を早期解除しました。また、当該先渡売買契約に関連するカラー契約も全て終了しています。
その結果、連結財政状態計算書上で、その他の金融負債に含まれていたLyft, Inc.の株式を使用した資金調達に係る負債57,689百万円(前連結会計年度は60,901百万円)、デリバティブ資産に含まれていたLyft, Inc.の株式のカラー契約に係るデリバティブ資産31,129百万円(前連結会計年度は37,489百万円)、有価証券に含まれていたLyft, Inc.の株式26,236百万円(前連結会計年度は22,283百万円)の認識を中止しました。
また、当該決済に係る端数株式の譲渡価額91百万円を現金で受領し、差額をLyft, Inc.株式の先渡売買契約の決済に係る償還益415百万円として連結損益計算書上の「金融収益」に計上しています。

上記一連の取引の結果、当連結会計年度において、上記のLyft, Inc.株式の先渡売買契約の決済に係る償還益のほかに、金融収益にLyft, Inc.の株式の公正価値測定により生じた公正価値評価差額を3,952百万円(前連結会計年度は7,469百万円)、Lyft, Inc.の株式のカラー契約のうち一部満期償還に係るデリバティブの公正価値評価差額を767百万円及び為替による換算差額を3,523百万円(前連結会計年度は金融費用に15,671百万円)計上しています。金融費用には、Lyft, Inc.の株式を使用した資金調達に係る負債より生じた償却原価費用を307百万円(前連結会計年度は1,053百万円)及びLyft, Inc.の株式のカラー契約のうち早期償還その他に係るデリバティブの公正価値評価差額を7,127百万円計上しています。