4763 クリーク・アンド・リバー社

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四半期報告書-第27期第2四半期(平成28年6月1日-平成28年8月31日)

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2016/10/13 11:08
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有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 連結経営成績に関する定性的情報
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による経済対策及び金融政策を背景に、企業収益の向上や雇用情勢の改善が続く一方で、個人消費の伸び悩み、円高の企業業績への影響、EU諸国の混乱等、先行き不透明な状況が強まっております。
このような環境の中、当社グループは「人の能力により社会に貢献する」ことを理念として掲げ、事業を運営してまいりました。当社グループのネットワークする、クリエイター、医師、ITエンジニア、弁護士、会計士、建築士、ファッションデザイナー、シェフ、プロフェッサー等、専門的な能力を有するプロフェッショナルへのニーズは旺盛で、事業が堅調に推移するとともに、今後の成長に繋がる取り組みを積極的に推進してまいりました。
平成28年8月には、Idealens Technology Co., Ltd.(所在地:中国成都市、CEO:宋海涛、以下「アイデアレンズ社」)の筆頭株主である投資ファンド NewMargin Venturesのパートナー・王 涵(Wang Han)氏と共同で、VR(Virtual Reality:仮想現実)およびAR(Augmented Reality:拡張現実)における日本市場進出のための子会社 株式会社VR Japan(以下、VR Japan)を設立いたしました。
当第2四半期連結累計期間における売上高は、クリエイティブ分野(韓国)が円高ウォン安の為替の影響によりマイナス要因となったものの、グループとして堅調に推移し、前年同期を上回り、計画通りに推移いたしました。利益面では医療分野における紹介事業が順調に伸長したこと等により、前年同期及び計画を上回る結果となりました。
これらの結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高13,277百万円(前年同期比103.2%)、営業利益1,011百万円(前年同期比111.5%)、経常利益947百万円(前年同期比105.8%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は522百万円(前年同期比112.0%)となりました。
なお、株式会社東京証券取引所の承認を受け、平成28年8月31日に、当社株式は東京証券取引所市場第一部銘柄に指定されました。今後もグループとしての飛躍を目指し、更なる業容の拡大と企業価値の向上に努めてまいります。
報告セグメントごとの業績は次のとおりであります。
① クリエイティブ分野(日本)
クリエイティブ分野(日本)は、グループの中核となる当社が、映像、ゲーム、Web・モバイル、広告・出版等のクリエイティブ領域で活躍するクリエイターを対象としたエージェンシー事業を展開しております。
映像・TV・映像技術関連分野においては、TV番組の制作スタッフ数が増加していることに加え、TVディレクターの育成講座の開催や日本全国の放送局をネットワーク化する等、サービスを拡充しております。テレビ番組の企画・制作においては、制作スタジオを中心としてバラエティ、情報、ドキュメンタリー等地上波、BS番組の需要増に対応する他、動画配信サービスコンテンツへの取り組みを強化しております。
ゲーム分野においては、コンシューマー、アミューズメント、ソーシャル分野のクリエイターの人材需要の増加に着実に対応するとともに、制作スタジオにて、制作受託案件や海外と連携した共同開発、IPを活用した自社開発への取り組みを強化しております。平成28年6月より、当社が提供する新番組『Bダッシュゲーム道』の放映を開始するとともに、同番組内のタイムCMにおいて、当社オリジナルスマートフォンゲーム『戦国修羅SOUL』及び、アプリ事前登録サイト『Social Game Info@先行予約』のCMを放映する等国内でのプロモーション活動を促進しております。また、『戦国修羅SOUL』の繁体字版を共同開発し、平成28年7月より、台湾、香港、マカオをはじめとする繁体字圏に向けて配信開始いたしました。さらに、VRへの取組みに関しては、社内にVR事業部を設置し、VR Japanと連携しVRコンテンツを配信するプラットフォームの開発及び、コンテンツの海外配信等についての取り組みを加速させております。
出版分野では、Amazon Kindleを始めとした複数の専用端末に対し当社が取次を行なう電子書籍取次事業において、順調に配信数、ダウンロード数が増加しております。
YouTube「オンラインクリエイターズ」の運用においては、クリエイターによりアップロードされた動画の再生回数が増加している他、企業とYouTuberを繋ぐソーシャルクリエイターマッチング・分析プラットフォーム「EUREKA(エウレカ)」を通じて企業とのタイアップコンテストを実施する等、サービスを拡充しております。
当第2四半期連結累計期間における売上高は堅調に推移し、概ね計画通りに推移いたしました。利益面では、既存事業部門における需要増に伴う人員増強に加え、新規エージェンシー事業の立ち上げ及びVR等新たな市場への取り組みを開始したことにより販売管理費が増加した一方で、制作スタジオにて利益率の高い制作受託案件が増加したこと等により、前年同期を上回り計画通りに推移いたしました。
これらの結果、クリエイティブ分野(日本)は売上高8,026百万円(前年同期比105.2%)、セグメント利益(営業利益)430百万円(前年同期比103.8%)となりました。
② クリエイティブ分野(韓国)
クリエイティブ分野(韓国)は、連結子会社CREEK & RIVER KOREA Co.,Ltd.が、クリエイティブ分野(日本)と同様のビジネスモデルを韓国にて展開しております。
TV・映像分野におけるクリエイターの派遣需要に的確に対応している一方で、韓国国内における派遣事業の競争激化等の影響を受けており、利益率が低下傾向にあります。TV分野におけるクリエイター・ネットワークを活かした受託案件への展開、漫画家を中心としたトップクリエイターのマネジメントによる韓国で流行のWebコミック案件や当社グループの他分野と連動した出版エージェンシー事業、ファッションクリエイター・エージェンシー事業等の推進により、収益の多様化を目指しております。
当第2四半期連結累計期間における売上高は、韓国ウォンベースでは前年同期と同水準で推移いたしましたが、円高ウォン安による為替の影響により、円ベースでは前年同期を下回る結果となりました。また、利益面においては、障害者雇用納付金の負担が増加したこと等により、前年同四半期を下回る結果となりました。
これらの結果、クリエイティブ分野(韓国)は売上高1,609百万円(前年同期比84.4%)、セグメント損失(営業損失)1百万円(前年同期はセグメント利益12百万円)となりました。
③ 医療分野
医療分野は、連結子会社株式会社メディカル・プリンシプル社が、「民間医局」のブランドのもと、ドクター・エージェンシーを中心とした事業展開をしております。
医療機関や自治体、医師や看護師の多様なニーズに応えるべく、医師の紹介事業を中心に、医学生・研修医を対象とした「レジナビフェア」、臨床研修情報サイト「レジナビ」、医師の転職・求人・募集情報サイト「Medigate(メディゲート)」、医師を対象に提供する教育プログラム「民間医局アカデミー」等のサービスを展開しております。平成27年12月に50名以上の事業所において従業員への「ストレスチェック」が義務化されたことを受け、平成28年5月に、ストレスチェック義務化対応プログラム『アドバンテッジ タフネス』サービスを全国で展開している株式会社アドバンテッジ リスク マネジメント(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:鳥越 慎二)と「医師面接」領域での提携関係を構築いたしました。
全国各地での慢性的な医師不足、地域的偏在を背景に、医師へのニーズは引き続き高く、医師の紹介事業が好調に推移したことにより、当第2四半期連結累計期間における売上高及びセグメント利益は順調に推移いたしました。
これらの結果、医療分野は売上高2,168百万円(前年同期比116.0%)、セグメント利益(営業利益)549百万円(前年同期比117.3%)となりました。
④ その他の事業
IT分野のエージェンシー事業を展開する連結子会社株式会社リーディング・エッジ社では、プログラム言語Pythonに精通したエンジニアの採用・育成を中心として、ロボット・AI等市場ニーズに合ったエンジニアの輩出に取り組んでおります。
法曹分野のエージェンシー事業を展開する連結子会社株式会社C&Rリーガル・エージェンシー社では、弁護士の登録者数が8,900名(日本の全弁護士の約20%)を超え、弁護士の紹介事業が順調に伸長している一方で、弁護士のグローバル・ニーズに対応するために昨年より開発に取り組んできた世界中の弁護士を繋ぐSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)プラットフォーム「JURISTERRA(ジュリステラ)」β版を平成28年4月にオープンいたしました。米国子会社であるCREEK & RIVER Global, Inc.とともに、今後「JURISTERRA(ジュリステラ)」の米国を始めとする全世界におけるサービス基盤の拡充をはかってまいります。
会計分野のエージェンシー事業を展開する連結子会社ジャスネットコミュニケーションズ株式会社では、会計・経理人材の派遣事業・紹介事業が拡大する一方で、会計関連各種団体との関係強化、クライアント企業・事務所との共同セミナーの積極的な開催、様々な企業や事務所から提供される経理・財務分野に特化した教育講座が学べるプラットフォーム「Accountant's Library」等を通じ、会計業界における認知度向上をはかっております。
ファッション分野のエージェンシー事業を展開する連結子会社株式会社インター・ベルにおいては、アパレルメーカーからのニーズ増加により売上高が拡大していることに加え、インバウンドに対応した英語及び中国語の教育により、販売員の育成を強化しております。
平成27年4月に連結子会社化した、人材メディア事業を展開する連結子会社株式会社プロフェッショナルメディアにおいては、昨年リニューアルした広告・Web業界専門の求人サイト「広告転職.com」の収益化に取り組むとともに、ファッション分野や食分野等他のプロフェッショナル分野における同様のビジネスモデルの検討を開始しております。
当第2四半期連結累計期間における売上高は堅調に推移し、IT分野のエージェンシー事業を展開する連結子会社株式会社リーディング・エッジ社の事業基盤の再構築が進展したこと等により、利益面では前年同期を上回る結果となりました。
これらの結果、その他の事業は売上高1,472百万円(前年同期比100.6%)、セグメント利益(営業利益)33百万円(前年同期比320.3%)となりました。
(2) 連結財政状態に関する定性的情報
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末より693百万円増加し7,377百万円となりました。これは、主として現金及び預金の増加、受取手形及び売掛金の増加等によるものであります。
当第2四半期連結会計期間末の固定資産は、前連結会計年度末より542百万円増加し2,805百万円となりました。これは、主として持分法適用関連会社化したエコノミックインデックス株式会社に対する貸付金が増加したこと、時価の変動により投資有価証券が増加し、投資その他の資産が増加したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末より630百万円増加し4,214百万円となりました。これは、主として、クリエイティブ分野(日本)において運転資金の調達により短期借入金が増加したこと等によるものであります。
当第2四半期連結会計期間末の固定負債は、前連結会計年度末より69百万円増加し244百万円となりました。これは、主として投資有価証券の時価の変動により評価差額が増加し、繰延税金負債が増加したことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末より534百万円増加し5,724百万円となりました。これは、主として当期純利益の計上により利益剰余金が増加したこと及び投資有価証券の時価の変動によりその他有価証券評価差額金が増加した一方で、配当の支払により利益剰余金が減少したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ349百万円増加し2,774百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローは、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、565百万円の収入(前年同期は243百万円の収入)となりました。主な要因は、税金等調整前四半期純利益956百万円、減価償却費108百万円、貸倒引当金の減少額227百万円、売上債権の増加額508百万円、その他資産の減少額204百万円及び法人税等の支払額261百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、434百万円の支出(前年同期は1,005百万円の支出)となりました。主な要因は、投資有価証券の取得による支出235百万円及び貸付けによる支出179百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、240百万円の収入(前年同期は46百万円の支出)となりました。主な要因は、短期借入れによる収入1,200百万円、短期借入金の返済による支出800百万円及び配当金の支払額168百万円等によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。

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