四半期報告書-第39期第3四半期(平成27年1月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/05/15 10:24
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【項目】
24項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 業績の状況
当第3四半期におけるわが国経済は、政府の積極的な財政・金融政策を背景に、景気は穏やかに回復しつつあります。
当社グループの属する広告業界におきましては、大手広告代理店の業績の回復傾向が顕著となっており、当社グループの事業領域であるプロモーション領域におきましてもその傾向は同様であります。
このような事業環境の中、当社といたしましては前期に引き続き、重要顧客にフォーカスした営業活動や受注管理の強化施策に取り組みました。これらが今期も着実に成果を挙げました。
その結果、当第3四半期の売上高は97億28百万円(前年同四半期比1.1%増)、営業利益は9億48百万円(前年同四半期比22.0%増)、経常利益は9億62百万円(前年同四半期比22.5%増)、四半期純利益は5億79百万円(前年同四半期比26.0%増)となりました。
(2) 財政状態
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ5億98百万円増加し、95億78百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ5億40百万円増加の82億90百万円となりました。これは主に、未収入金が5億81百万円減少しましたが、現金及び預金が5億8百万円、有価証券が5億円増加したこと等によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ58百万円増加の12億88百万円となりました。
固定資産のうち有形固定資産は、前連結会計年度末に比べ24百万円増加の96百万円となりました。これは主に、IP電話及びパソコンの購入によるものであります。
無形固定資産は、前連結会計年度末に比べ10百万円減少の7百万円となりました。これは主に、減価償却によるものであります。
投資その他の資産は、前連結会計年度末に比べ44百万円増加の11億83百万円となりました。これは主に、繰延税金資産が15百万円減少しましたが、投資有価証券が53百万円、保険積立金が6百万円増加したこと等によるものであります。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ1億44百万円増加の31億31百万円となりました。これは主に、未払法人税等が1億82百万円、その他が1億1百万円減少しましたが、買掛金が3億39百万円、賞与引当金が51百万円、役員賞与引当金が37百万円増加したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ18百万円増加の3億66百万円となりました。これは主に、退職給付に係る負債が14百万円増加したこと等によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ4億36百万円増加の60億80百万円となりました。これは主に、利益剰余金が2億54百万円、自己株式が76百万円、資本剰余金が56百万円、その他有価証券評価差額金が38百万円増加したこと等によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。