有価証券報告書-第38期(平成25年7月1日-平成26年6月30日)

【提出】
2014/09/26 13:42
【資料】
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【項目】
104項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 財政状態
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ2億22百万円増加し、89億79百万円となりました。
流動資産は、前期比3億50百万円増加の77億50百万円となりました。これは主に、現金及び預金が2億82百万円減少しましたが、未収入金が5億23百万円、未成業務支出金が1億42百万円増加したこと等によるものであります。
固定資産は、前期比1億27百万円減少の12億29百万円となりました。
固定資産のうち有形固定資産は、前期比5百万円増加の71百万円となりました。これは主に、電子計算機の購入によるものであります。
無形固定資産は、前期比12百万円減少の18百万円となりました。これは主に、減価償却によるものであります。
投資その他の資産は、前期比1億20百万円減少の11億39百万円となりました。これは主に、投資有価証券が31百万円増加しましたが、敷金及び保証金が71百万円、保険積立金が71百万円減少したこと等によるものであります。
流動負債は、前期比1億62百万円減少の29億87百万円となりました。これは主に、未払法人税等が91百万円、その他流動負債が1億65百万円増加しましたが、買掛金が4億21百万円減少したこと等によるものであります。
固定負債は、前期比26百万円増加の3億48百万円となりました。これは主に、役員退職慰労引当金が11百万円、退職給付に係る負債が8百万円増加したこと等によるものであります。
純資産は、前期比3億58百万円増加の56億44百万円となりました。これは主に、利益剰余金が3億24百万円、その他有価証券評価差額金が21百万円増加したこと等によるものであります。
(2) 経営成績
売上高及び営業利益
当連結会計年度は、上半期の連結業績は重要顧客にフォーカスした営業活動や、収益力の向上などにより筋肉質な企業になるための施策を実施してまいりました。下半期につきましても収益力の向上努力や販管費の効率化に努めました。その結果、当連結会計年度の売上高は前年同期比1億57百万円減少の121億88百万円となりました。
売上総利益は、収益力の強化を徹底したことにより、前年同期比1億63百万円増加の17億56百万円となりました。
販売費及び一般管理費は、支払手数料の減少が主な要因となり、前年同期比12百万円減少の7億29百万円となりました。
これにより営業利益は、前年同期比1億76百万円増加の10億26百万円となりました。
営業外損益及び経常利益
営業外収益は、受取配当金、役員報酬返納額などを17百万円計上、営業外費用は支払利息などを8百万円計上しました。
これにより経常利益は、前年同期比1億70百万円増加の10億35百万円となりました。
特別損益
特別利益は、仮受金取崩益を37百万円、保険解約返戻金を5百万円計上しました。
以上の結果、税金等調整前当期純利益は、前年同期比1億70百万円増加の10億78百万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況については、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」に記載しております。