四半期報告書-第41期第3四半期(平成29年1月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/05/15 14:41
【資料】
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【項目】
25項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 業績の状況
当第3四半期のわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善など、穏やかな回復基調が続いております。
一方、中国を中心としたアジア新興国経済の減速や、アメリカ新政権による不確実性の高まりなど、先行きは不透明な状況となっており、当社グループの属する広告業界におきましても、その傾向は同様であります。
このような事業環境の中、当社といたしましてはインタラクティブ・プロモーション(IP※)力の強化による営業活動及び受注管理の強化やグループ経営の強化に注力いたしました。
※IP=デジタル技術とアイディアで感動体験を創りだし、その体験を情報拡散・共感させるプロモーション
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は125億16百万円(前年同四半期比8.1%増)、営業利益は15億29百万円(前年同四半期比14.6%増)、経常利益は15億42百万円(前年同四半期比15.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は10億24百万円(前年同四半期比19.2%増)となりました。
なお、売上高及び営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は過去最高を更新いたしました。
(2) 財政状態
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ11億43百万円増加し、119億97百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ9億97百万円増加の105億11百万円となりました。これは主に、現金及び預金が6億1百万円、未収入金が66百万円、繰延税金資産が32百万円減少しましたが、受取手形及び売掛金が14億94百万円、未成業務支出金が1億80百万円増加したこと等によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ1億46百万円増加の14億85百万円となりました。
固定資産のうち有形固定資産は、前連結会計年度末に比べ9百万円減少の89百万円となりました。これは主に、減価償却によるものであります。
無形固定資産は、前連結会計年度末に比べ5百万円増加の13百万円となりました。これは主に、ソフトウエアの購入によるものであります。
投資その他の資産は、前連結会計年度末に比べ1億50百万円増加の13億82百万円となりました。これは主に、保険積立金が47百万円減少しましたが、投資有価証券が2億7百万円増加したこと等によるものであります。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ4億70百万円増加の36億78百万円となりました。これは主に、未払法人税等が1億73百万円、その他が61百万円減少しましたが、買掛金が6億50百万円増加したこと等によるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ48百万円増加の4億40百万円となりました。これは主に、繰延税金負債が56百万円増加したこと等によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ6億24百万円増加の78億78百万円となりました。これは主に、利益剰余金が4億68百万円、その他有価証券評価差額金が1億43百万円増加したこと等によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。