有価証券報告書-第24期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当事業年度末において当社が判断したものであります。
(1)経営方針
当社は、サイバー攻撃の脅威が増大する中、高まるセキュリティのニーズに応えるため、経営スローガンである「One Step Ahead of the Game ~ その一手先へ」を掲げ、業界に革新を起こし、セキュアな社会を実現すべく、経営理念を軸とした理念経営を推進してまいります。
(2)経営環境
サイバーセキュリティを取り巻く環境は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として急速に進展するテレワーク等働き方の変化に伴い、サイバーリスクの及ぶ範囲とその被害は大幅に拡大してきております。テレワークを安全に実施するためには、事業所に出勤することを前提とした従来型システムのセキュリティ対策から、リモートワークを前提としたシステムのセキュリティ対策を講じる必要性があります。また、デジタルトランスフォーメーション(DX)の本格的な到来により、セキュリティの重要性はますます高まっております。
(3)中長期的な経営戦略
当社は、次代を先取りしたオンリーワン商品の投入と、当社セキュリティ・ノウハウを組み合わせたハイブリッド型サービスビジネスを加速させると共に、これまで培ってきたイスラエルとのコネクションを生かした投資育成事業を推進しております。また、公共やエンタープライズ向けのITセキュリティ分野に加え、全く新しい市場が立ち上がるコネクテッドカー及びIoT分野を含めたセキュリティ市場を対象に、グローバルな新潮流を体現した独自のポジショニングの確立を図ります。
(4)優先的に対処すべき課題
当社は、中長期的な成長を実現するため、上述の経営戦略を推進しております。現状、その成果の一つとして、当社が取り扱うIoTトータル・セキュリティ・ソリューション「Karamba's Total IoT Security」と、クライアント端末のOS分離ソリューション「Hysolate Workspace」が2021年4月に開催されたInterop Tokyo 2021においてBest of Show Awardセキュリティ部門のグランプリと準グランプリをそれぞれ受賞し、1位と2位を独占する快挙を成し遂げました。これらを踏まえ、具体的な課題を以下に記します。
プロダクトビジネスの課題としては、まずは既存商品の販売基盤を強化することが必要です。当事業年度から販売を開始したOS分離ソリューション「Hysolate Workspace」がInterop Tokyo 2021セキュリティ部門においてBest of Show Award準グランプリを受賞したこともあり、市場でのテレワークにおけるセキュリティ対策の有力ソリューションとして関心度が高まってきております。Check Point社のSASEセキュリティソリューション「Harmony」は、クラウドの進展に伴いニーズが顕在化してきております。さらに、過去に販売を行い実質的なデファクト・スタンダードとなった地方自治体向けファイル無害化ソリューション「VOTIRO Disarmer」がリプレイス時期を迎えるため、その更新需要を取込むのみならず自治体以外への展開が必要となります。これらを着実に推進していくため、プロモーション活動を強化すると共に、販売代理店との関係強化を図ります。また、中期的には新商品を継続的に追加していくことで、市場の新しいニーズを取り込み、事業成長につなげる必要があります。
サービスビジネスの課題としては、収益基盤であるストックを増加させるための施策を講じていくことが必要です。従前より取り組んできた品質向上や体制強化、設備投資を継続的に進める事に加え、コロナ禍においても伸長しているクラウドにおけるセキュリティ対策分野での対応強化を図ることで差別化を図ります。
IoTおよびコネクテッドカーセキュリティに関しては、中長期的な市場拡大に備えた取組を継続していくことが必要です。昨今、エネルギー系インフラがサイバー攻撃を受ける等、IoT分野におけるセキュリティ被害が急増しており、今後IoT分野のセキュリティ市場も大きく伸長することが予想されます。当社が販売するIoTトータル・セキュリティ・ソリューション「Karamba's Total IoT Security」がInterop Tokyo 2021セキュリティ部門においてBest of Show Awardグランプリを受賞したことを受け、今後販売活動を加速してまいります。また、コネクテッドカー分野において採用の最終選考段階にあるプロジェクトなどもあり引き続き採用に向けた活動を推進してまいります。
投資育成事業に関しては、当社はイスラエルで注目を浴びているインキュベータであるTeam8の初期リミテッドパートナーとして参加しており、既に当事業年度末における実現・未実現を含めた評価額は投資金額の6倍超となっているなど、成果が出ております。本格的にイスラエルにおける投資育成事業の展開を強化するため準備を進めてまいります。
人員体制については、中長期的な視点での増強が不可欠です。事業拡大を進めるためにも、即戦力として外部からの経験者採用も継続的に進めていく必要がありますが、IT業界全体のセキュリティ人材不足はより深刻になってきておりますので、若手の採用も同時並行で進めていき、将来に備えます。
(1)経営方針
当社は、サイバー攻撃の脅威が増大する中、高まるセキュリティのニーズに応えるため、経営スローガンである「One Step Ahead of the Game ~ その一手先へ」を掲げ、業界に革新を起こし、セキュアな社会を実現すべく、経営理念を軸とした理念経営を推進してまいります。
(2)経営環境
サイバーセキュリティを取り巻く環境は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として急速に進展するテレワーク等働き方の変化に伴い、サイバーリスクの及ぶ範囲とその被害は大幅に拡大してきております。テレワークを安全に実施するためには、事業所に出勤することを前提とした従来型システムのセキュリティ対策から、リモートワークを前提としたシステムのセキュリティ対策を講じる必要性があります。また、デジタルトランスフォーメーション(DX)の本格的な到来により、セキュリティの重要性はますます高まっております。
(3)中長期的な経営戦略
当社は、次代を先取りしたオンリーワン商品の投入と、当社セキュリティ・ノウハウを組み合わせたハイブリッド型サービスビジネスを加速させると共に、これまで培ってきたイスラエルとのコネクションを生かした投資育成事業を推進しております。また、公共やエンタープライズ向けのITセキュリティ分野に加え、全く新しい市場が立ち上がるコネクテッドカー及びIoT分野を含めたセキュリティ市場を対象に、グローバルな新潮流を体現した独自のポジショニングの確立を図ります。
(4)優先的に対処すべき課題
当社は、中長期的な成長を実現するため、上述の経営戦略を推進しております。現状、その成果の一つとして、当社が取り扱うIoTトータル・セキュリティ・ソリューション「Karamba's Total IoT Security」と、クライアント端末のOS分離ソリューション「Hysolate Workspace」が2021年4月に開催されたInterop Tokyo 2021においてBest of Show Awardセキュリティ部門のグランプリと準グランプリをそれぞれ受賞し、1位と2位を独占する快挙を成し遂げました。これらを踏まえ、具体的な課題を以下に記します。
プロダクトビジネスの課題としては、まずは既存商品の販売基盤を強化することが必要です。当事業年度から販売を開始したOS分離ソリューション「Hysolate Workspace」がInterop Tokyo 2021セキュリティ部門においてBest of Show Award準グランプリを受賞したこともあり、市場でのテレワークにおけるセキュリティ対策の有力ソリューションとして関心度が高まってきております。Check Point社のSASEセキュリティソリューション「Harmony」は、クラウドの進展に伴いニーズが顕在化してきております。さらに、過去に販売を行い実質的なデファクト・スタンダードとなった地方自治体向けファイル無害化ソリューション「VOTIRO Disarmer」がリプレイス時期を迎えるため、その更新需要を取込むのみならず自治体以外への展開が必要となります。これらを着実に推進していくため、プロモーション活動を強化すると共に、販売代理店との関係強化を図ります。また、中期的には新商品を継続的に追加していくことで、市場の新しいニーズを取り込み、事業成長につなげる必要があります。
サービスビジネスの課題としては、収益基盤であるストックを増加させるための施策を講じていくことが必要です。従前より取り組んできた品質向上や体制強化、設備投資を継続的に進める事に加え、コロナ禍においても伸長しているクラウドにおけるセキュリティ対策分野での対応強化を図ることで差別化を図ります。
IoTおよびコネクテッドカーセキュリティに関しては、中長期的な市場拡大に備えた取組を継続していくことが必要です。昨今、エネルギー系インフラがサイバー攻撃を受ける等、IoT分野におけるセキュリティ被害が急増しており、今後IoT分野のセキュリティ市場も大きく伸長することが予想されます。当社が販売するIoTトータル・セキュリティ・ソリューション「Karamba's Total IoT Security」がInterop Tokyo 2021セキュリティ部門においてBest of Show Awardグランプリを受賞したことを受け、今後販売活動を加速してまいります。また、コネクテッドカー分野において採用の最終選考段階にあるプロジェクトなどもあり引き続き採用に向けた活動を推進してまいります。
投資育成事業に関しては、当社はイスラエルで注目を浴びているインキュベータであるTeam8の初期リミテッドパートナーとして参加しており、既に当事業年度末における実現・未実現を含めた評価額は投資金額の6倍超となっているなど、成果が出ております。本格的にイスラエルにおける投資育成事業の展開を強化するため準備を進めてまいります。
人員体制については、中長期的な視点での増強が不可欠です。事業拡大を進めるためにも、即戦力として外部からの経験者採用も継続的に進めていく必要がありますが、IT業界全体のセキュリティ人材不足はより深刻になってきておりますので、若手の採用も同時並行で進めていき、将来に備えます。