四半期報告書-第18期第2四半期(平成27年7月1日-平成27年9月30日)

【提出】
2015/11/13 13:53
【資料】
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【項目】
33項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
「人の心を、人生を豊かにする」を企業理念として掲げる当社グループは、挙式披露宴会場を「一軒家貸切」とし、「一顧客一担当制」という独自の仕組みによって、一組のお客様のために最高の1日を創り上げる「オリジナルウェディング」にこだわった、クオリティ重視型のハウスウェディング事業を展開しております。
当第2四半期連結累計期間におきましては、業績は順調に推移し、売上高は概ね計画通りの着地となり、営業利益は計画を上回りました。
国内ウェディング事業につきましては、直営店において、真のオリジナルウェディングを“One Heart Wedding”と掲げ、3つの強みである「トータルコーディネート力」「心の想いの表現力」「ニーズをくみ取り実現する力」を打ち出し、追求することで、差別化を推進しております。更に、マーケティング強化、ハード投資、人材強化といったあらゆる観点から既存店強化を図り、個店毎の競争環境に応じた施策を実行するとともに、新規出店を行いました。結果として、2015年3月にオープンした新店と合わせて、取扱組数が前年同期比で156件増の5,501件となりました。
海外・リゾートウェディングにおきましては、平成26年9月の沖縄の白の教会、平成27年1月のグアムのクリスタルチャペルといった新規施設を開業し、また販売網拡大により取扱組数が増加いたしました。アジア婚礼プロデュースでは、成長著しいASEAN市場本格進出の第一弾として、「PT. TAKE AND GIVE NEEDS INDONESIA」(インドネシア・ジャカルタ)を設立いたしました。そして、ジャカルタにおける事業展開として、今年オープンの5つ星ホテル「フェアモントジャカルタ」において婚礼プロデュース事業を開始いたしました。
以上の結果、売上高は287億9百万円(前年同期比3.4%増)、営業利益は2億75百万円(前年同期比26.7%減)、経常利益は2億39百万円(前年同期比0.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1億68百万円(前年同四半期は72百万円の損失)となりました。
なお、事業別の状況は以下のとおりであります。
① 国内ウェディング事業
国内ウェディング事業は当社売上高の80%を超える主力事業であり、事業の状況は「3.(1)業績の状況」に記載のとおりであります。
この結果、売上高は238億23百万円(前年同四半期比1.8%増)、営業利益は11億65百万円(前年同四半期比17.2%減)となりました。
② 海外・リゾートウェディング事業
海外・リゾートウェディング事業の状況については、「3.(1)業績の状況」に記載のとおりであります。この結果、売上高は40億63百万円(前年同四半期比15.2%増)、営業利益は1億86百万円(前年同四半期比61.6%増)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが8億2百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが20億66百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが16億38百万円の収入となり、この結果、当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、53億7百万円(前年同四半期は61億66百万円)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は8億2百万円(前年同四半期は7億51百万円の支出)となりました。これは主に、減価償却費10億23百万円、敷金及び保証金のリース料相殺額3億58百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は20億66百万円(前年同四半期は10億37百万円の支出)となりました。これは主に、新規出店等に伴う有形固定資産の取得による支出19億76百万円、敷金および保証金の差入による支出1億24百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は16億38百万円(前年同四半期は26億15百万円の収入)となりました。これは主に、長期借入れによる収入42億80百万円によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。