有価証券報告書-第18期(平成25年3月1日-平成26年2月28日)

【提出】
2014/05/21 9:07
【資料】
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【項目】
109項目

業績等の概要

(1) 経営成績に関する分析
<連結業績の状況>平成26年2月期は、‘Mollyfantasy’(モーリーファンタジー)ブランドを世界に拡大させることをテーマに、店舗名の統一を伴う既存店の活性化を進めてまいりました。また新規出店については世界で60店舗と過去最大の大量出店を行い、平成25年11月の中国中山興中広場店の開店をもって、400店舗を達成するなど今後の利益の最大化に向けた積極策を進めてまいりました。期末店舗数はフランチャイズ(以下「FC」という)等を含め、424店舗となり、前連結会計年度末より59店舗増加となりました。
これらの結果、当連結会計年度の業績は、売上高465億41百万円(前年同期比3.7%増)とほぼ計画どおりとなりました。しかしながら、国内事業における売上総利益の低下や海外事業における出店時期の遅れによる営業損失の増加等により、営業利益25億36百万円(同25.5%減)、経常利益26億45百万円(同24.2%減)、当期純利益11億17百万円(同27.3%減)となりました。
<個別事業の状況>(国内事業)
国内事業は、既存店活性化等を進めた結果、既存店売上高伸び率は1.1%増と年間計画どおりの結果となりました。当事業年度は新規に8店舗を出店し(閉店3店舗)、売上高は441億19百万円(同0.9%増)となりました。しかしながら、カードゲームの売上(商品売上)が上昇する一方で、利益率の高いメダルゲームなどの遊戯機械売上が計画未達による営業粗利益の低下のため、積極的な設備投資に伴う減価償却費の増加を吸収できず、営業利益は30億77百万円(同16.9%減)、経常利益は31億56百万円(同16.3%減)、当期純利益13億61百万円(同0.3%増)となりました。
(海外事業)
海外事業は、各国での早期市場シェアの確保に注力し、中国で25店舗、マレーシアで16店舗、タイで11店舗と合計52店舗の新規出店を行いました。その結果、期末店舗数は中国35店、マレーシア43店、タイ13店となりました。この海外事業の業績は、売上高24億58百万円(同111.0%増)、営業損失5億41百万円(同営業損失3億1百万円)となりました。
(2) キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前当期純利益を25億44百万円計上したことによる増加と有形固定資産の取得による支出等により、32億46百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は66億74百万円(前年同期比5億21百万円増)となりました。主に、税金等調整前当期純利益25億44百万円及び減価償却費50億76百万円の計上と法人税等13億36百万円の支払いによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は80億23百万円(前年同期比23億50百万円増)となりました。主に、積極的な新規出店や既存店活性化投資に伴う有形固定資産79億47百万円の取得によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は8億20百万円(前年同期比2億39百万円増)となりました。主に、配当金8億15百万円の支払いによるものであります。