有価証券報告書-第51期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/24 14:18
【資料】
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【項目】
114項目

研究開発活動

当社グループにおける研究開発活動は、主に提出会社が行っております。当社の研究開発は、収益向上に貢献することを目的とし、多様化する市場ニーズを捉え、かつ市場競争力のある技術及び商品の開発を推進することを基本方針としております。当連結会計年度における研究開発費は、総額343百万円であり、主にセキュリティ事業に係るものであります。
当社では、毎日の安全な暮らしのために、「警備会社」のノウハウに「情報技術」を取り入れ、「高度化・凶悪化した犯罪」「サイバー攻撃等の増加などの犯罪領域の拡大」などに対処するため、次のような研究を行っております。
(1)個人向けセキュリティ
ホームセキュリティサービスだけに限らず、今後ますます需要が拡大する高齢者市場に対応するべく、次世代に求められる、介護サービスを加えた日々の生活の安心・安全を支援する総合的なセキュリティサービスの研究開発を進めています。
(2)最新技術を活用した独自のセキュリティシステム
「早く、正確」に侵入者を検知するために、時代の最新技術を調査、活用することで高品位・高度化、効率化を求める研究開発を続けています。
次世代のセキュリティシステムの創造に積極的に取り組むほか、既存の警備センサーの改良なども行い、社会環境に適応した最先端のセキュリティを追及しています。
(3)情報通信端末を利用した警備サービス
急速に普及、発達している情報通信端末や無線通信ネットワーク等の先端技術を利用し、お客様により使いやすく、より低コストなサービスを提供するための研究開発に取り組んでいます。
(4)ロボットシステム
当社は、警備ロボットの研究開発におけるパイオニアであり、この分野で随一の実績を誇っています。今後も、これまで積み上げてきたテクノロジーとノウハウを応用し、様々な分野にサービスを提供するロボットシステムの研究開発に取り組んでいきます。
(5)情報警備
「生命・財産」に加え「情報」を警備するというコンセプトの下、物理的なセキュリティとサイバーセキュリティ両面からの情報セキュリティソリューション「情報警備」の開発を行い、メニューの充実に取り組んでいます。