有価証券報告書-第53期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)
(重要な後発事象)
(ロシアによるウクライナ侵攻)
2022年2月24日から続くロシアによるウクライナ侵攻を受けて、米国、欧州連合(EU)、英国、日本及びその他の国々は、ロシアの産業・関係者等への広範な経済制裁を課しております。これらの経済制裁の中には、ロシアとの航空機及び保守用部品の取引禁止などに加えて、ロシアへのリースを通じた航空機の供給の禁止も含まれております。
当社の連結子会社であるAviation Capital Group LLC(以下、「ACG」)は当該経済制裁を遵守し、ロシアの航空会社への機体のリースを全て解除するとともに、機体の返還に向けた様々な対応を行ってまいりましたが、経済制裁への対抗措置としてロシアが、国外リース会社から賃借している国外登録の機体をロシア国内で再登録し運航することを認める法令を制定するなど、依然として解除済リース機体8機の返還の見通しが立たない状況であります。
ACGは、2022年3月末時点において、ロシアの航空会社向けに約6億ドル(リース機体8機、融資・融資保証の合算)のエクスポージャーを有しておりますが、リース機体8機につきましては、将来キャッシュ・フローの見積りが困難となったため、帳簿価額の全額である約3.8億ドル(1ドル120円で換算した場合、約460億円)を減損損失に計上いたしました。
なお、ACGの決算日は12月31日であることから、当該損失は、翌連結会計年度(自2022年4月1日 至2023年3月31日)の連結財務諸表に特別損失として反映されることとなります。
また、ACGは当該エクスポージャーに対してこれをカバーする保険を付保しており、保険会社に対する請求権も行使済みであります。
(ロシアによるウクライナ侵攻)
2022年2月24日から続くロシアによるウクライナ侵攻を受けて、米国、欧州連合(EU)、英国、日本及びその他の国々は、ロシアの産業・関係者等への広範な経済制裁を課しております。これらの経済制裁の中には、ロシアとの航空機及び保守用部品の取引禁止などに加えて、ロシアへのリースを通じた航空機の供給の禁止も含まれております。
当社の連結子会社であるAviation Capital Group LLC(以下、「ACG」)は当該経済制裁を遵守し、ロシアの航空会社への機体のリースを全て解除するとともに、機体の返還に向けた様々な対応を行ってまいりましたが、経済制裁への対抗措置としてロシアが、国外リース会社から賃借している国外登録の機体をロシア国内で再登録し運航することを認める法令を制定するなど、依然として解除済リース機体8機の返還の見通しが立たない状況であります。
ACGは、2022年3月末時点において、ロシアの航空会社向けに約6億ドル(リース機体8機、融資・融資保証の合算)のエクスポージャーを有しておりますが、リース機体8機につきましては、将来キャッシュ・フローの見積りが困難となったため、帳簿価額の全額である約3.8億ドル(1ドル120円で換算した場合、約460億円)を減損損失に計上いたしました。
なお、ACGの決算日は12月31日であることから、当該損失は、翌連結会計年度(自2022年4月1日 至2023年3月31日)の連結財務諸表に特別損失として反映されることとなります。
また、ACGは当該エクスポージャーに対してこれをカバーする保険を付保しており、保険会社に対する請求権も行使済みであります。