有価証券報告書-第29期(2025/04/01-2026/03/31)
13.のれん及び無形資産
(1)調整表及び内訳
のれん及び無形資産の取得原価、償却累計額及び減損損失累計額の増減、並びに帳簿価額の調整表及び内訳は、以下のとおりであります。
① 取得原価
② 償却累計額及び減損損失累計額
③ 帳簿価額
(注)無形資産の償却費は、連結損益計算書の「営業費用」に含めております。
(2)重要なのれん
のれんは、企業結合のシナジーから便益を得ると見込まれる資金生成単位または資金生成単位グループに配分しております。
各連結会計年度におけるのれんの帳簿価額は次のとおりであります。
なお、重要なのれん(株式会社LCL及びLiPLUSホールディングスグループ)はインキュベーション事業に属しております。
(注)LiPLUSホールディングスグループに係るのれんは、同社及びその子会社から構成される資金生成単位グループに配分しております。
(3)減損損失
前連結会計年度において、買収時に想定をしていた連結子会社㈱Patheeの早期黒字化という当初の目的を達成することが困難であることが判明し、見直し後の事業計画に基づいて回収可能価額まで減損損失を認識した結果、価格.com事業セグメントにて、同社の事業に関連する無形資産及びのれんについて、減損損失587百万円(内、技術関連資産140百万円、のれん446百万円)を計上いたしました。なお回収可能価額は使用価値に基づいており、その価値を零としております。
当連結会計年度において、価格.com事業セグメントにおけるその他の資金生成単位グループの収益性の低下により、のれんの減損損失を68百万円計上しました。なお回収可能価額は使用価値に基づいており、その価値を零としております。
(4)のれんの減損テスト
のれんが配分されている資金生成単位あるいは資金生成単位グループについては毎期、さらに減損の兆候がある場合には都度、減損テストを行っております。資金生成単位あるいは資金生成単位に配分されたのれんの回収可能価額は、使用価値によって算定しております。当社における主要なのれんは株式会社LCL及びLiPLUSホールディングスグループに係るものであります。
株式会社LCLに係るのれんについて、使用価値は、見積将来キャッシュ・フローの割引現在価値として算定しており、将来キャッシュ・フローは、経営者によって承認された4ヵ年の事業計画を基礎とし、5年目以降の期間の将来キャッシュ・フローは、継続成長率をゼロと仮定して測定された数値を使用しております。
使用価値の見積りにおける重要な仮定は、4ヵ年の事業計画における将来キャッシュ・フローの見積り及び割引率であります。また、事業計画には、主として利用者数や市場の成長率などに関する経営者の重要な判断が含まれます。
当該資金生成単位に適用される割引率は、税引前加重平均資本コストを基礎に、外部情報及び内部情報を用いて事業に係るリスク等が適切に反映されるよう算定しており、税引後の割引率は13.35%(前連結会計年度8.2%)であり、税引前の割引率は20.68%(前連結会計年度12.54%)であります。
なお、減損判定に用いた主要な仮定が合理的に予測可能な範囲で変動した場合においても、帳簿価額が回収可能価額を上回る可能性は低いと判断しておりますが、これらの仮定は高い不確実性を伴うため、仮定の見直しが必要となった場合には連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。
LiPLUSホールディングスグループに係るのれんについて、使用価値は、見積将来キャッシュ・フローの割引現在価値として算定しており、将来キャッシュ・フローは、経営者によって承認された4ヵ年の事業計画を基礎とし、5年目以降の期間の将来キャッシュ・フローは、継続成長率をゼロと仮定して測定された数値を使用しております。なお、当該のれんについては、LiPLUSホールディングス及びその子会社を一体として経営管理し、統合によるシナジーを享受している実態を反映し、当該各社から構成される資金生成単位グループに配分しております。
使用価値の見積りにおける重要な仮定は、4ヵ年の事業計画における将来キャッシュ・フローの見積り及び割引率であります。また、事業計画には、主として売上収益を構成する単価及び件数の上昇率等に関する経営者の重要な判断が含まれます。
当該資金生成単位グループに適用される割引率は、税引前加重平均資本コストを基礎に、外部情報及び内部情報を用いて事業に係るリスク等が適切に反映されるよう算定しており、税引後の割引率は13.80%であり、税引前の割引率は21.10%であります。
なお、減損判定に用いた主要な仮定が合理的に予測可能な範囲で変動した場合においても、帳簿価額が回収可能価額を上回る可能性は低いと判断しておりますが、これらの仮定は高い不確実性を伴うため、仮定の見直しが必要となった場合には連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。
その他の資金生成単位グループについても同様に、使用価値は、見積将来キャッシュ・フローの割引現在価値として算定しており、将来キャッシュ・フローは、経営者によって承認された事業計画を基礎とし、経営者によって承認された事業計画を超える期間の将来キャッシュ・フローは、継続成長率をゼロと仮定して測定された数値を使用しております。
使用価値の見積りにおける重要な仮定は、当該事業計画における将来キャッシュ・フローの見積り及び割引率であります。また、事業計画には、主として利用者数や市場の成長率などに関する経営者の重要な判断が含まれます。
各資金生成単位に適用される割引率は、税引前加重平均資本コストを基礎に、外部情報及び内部情報を用いて事業に係るリスク等が適切に反映されるよう算定しており、税引後の割引率は11.92%~13.80%(前連結会計年度8.20%~13.40%)であり、税引前の割引率は17.41%~21.10%(前連結会計年度12.54%~19.31%)であります。
(1)調整表及び内訳
のれん及び無形資産の取得原価、償却累計額及び減損損失累計額の増減、並びに帳簿価額の調整表及び内訳は、以下のとおりであります。
① 取得原価
| (単位:百万円) | ||||||||
| のれん | 無形資産 | 合計 | ||||||
| ソフト ウェア | ドメイン名 | 技術関連 資産 | 顧客関連資産 | その他 | ソフト ウェア 仮勘定 | |||
| 前連結会計年度期首 (2024年4月1日) | 4,121 | 13,882 | 1,463 | 210 | - | - | 220 | 19,897 |
| 取得 | - | - | - | - | - | 3 | 2,188 | 2,191 |
| 連結除外による減少 | △530 | - | - | △210 | - | - | - | △741 |
| 売却または処分 | - | △480 | - | - | - | - | - | △480 |
| 科目振替 | - | 2,106 | - | - | - | - | △2,106 | - |
| 在外営業活動体の換算差額 | - | △0 | - | - | - | - | - | △0 |
| その他の増減 | - | △8 | - | - | - | - | - | △8 |
| 前連結会計年度 (2025年3月31日) | 3,590 | 15,499 | 1,463 | - | - | 3 | 303 | 20,859 |
| 取得 | - | 25 | - | - | - | - | 1,933 | 1,958 |
| 企業結合による取得 | 4,034 | 4 | - | - | 589 | 0 | - | 4,627 |
| 連結除外による減少 | △165 | △59 | - | - | - | - | - | △224 |
| 売却または処分 | - | △248 | - | - | - | △0 | - | △248 |
| 科目振替 | - | 1,905 | - | - | - | 8 | △1,913 | - |
| 在外営業活動体の換算差額 | - | △4 | - | - | - | - | - | △4 |
| その他の増減 | - | 0 | - | - | - | - | △0 | 0 |
| 当連結会計年度 (2026年3月31日) | 7,459 | 17,123 | 1,463 | - | 589 | 12 | 323 | 26,968 |
② 償却累計額及び減損損失累計額
| (単位:百万円) | ||||||||
| のれん | 無形資産 | 合計 | ||||||
| ソフトウェア | ドメイン名 | 技術関連 資産 | 顧客関連資産 | その他 | ソフト ウェア 仮勘定 | |||
| 前連結会計年度期首 (2024年4月1日) | 135 | 11,112 | 1,143 | 53 | - | - | - | 12,443 |
| 償却費 | - | 1,641 | 183 | 18 | - | 0 | - | 1,841 |
| 減損損失 | 446 | - | - | 140 | - | - | - | 587 |
| 連結除外による減少 | △530 | - | - | △210 | - | - | - | △741 |
| 売却または処分 | - | △473 | - | - | - | - | - | △473 |
| 在外営業活動体の換算差額 | - | △0 | - | - | - | - | - | △0 |
| その他の増減 | - | △5 | - | - | - | - | - | △5 |
| 前連結会計年度 (2025年3月31日) | 52 | 12,274 | 1,326 | - | - | 0 | - | 13,652 |
| 償却費 | - | 1,938 | 137 | - | 118 | 1 | - | 2,193 |
| 減損損失 | 68 | - | - | - | - | - | - | 68 |
| 連結除外による減少 | △52 | △54 | - | - | - | - | - | △106 |
| 売却または処分 | - | △241 | - | - | - | - | - | △241 |
| 在外営業活動体の換算差額 | - | △4 | - | - | - | - | - | △4 |
| その他の増減 | - | 3 | - | - | - | - | - | 3 |
| 当連結会計年度 (2026年3月31日) | 68 | 13,915 | 1,463 | - | 118 | 1 | - | 15,565 |
③ 帳簿価額
| (単位:百万円) | ||||||||
| のれん | 無形資産 | 合計 | ||||||
| ソフトウェア | ドメイン名 | 技術関連 資産 | 顧客関連資産 | その他 | ソフト ウェア 仮勘定 | |||
| 前連結会計年度期首 (2024年4月1日) | 3,985 | 2,770 | 320 | 157 | - | - | 220 | 7,454 |
| 前連結会計年度 (2025年3月31日) | 3,539 | 3,225 | 137 | - | - | 3 | 303 | 7,207 |
| 当連結会計年度 (2026年3月31日) | 7,391 | 3,208 | - | - | 471 | 11 | 323 | 11,403 |
(注)無形資産の償却費は、連結損益計算書の「営業費用」に含めております。
(2)重要なのれん
のれんは、企業結合のシナジーから便益を得ると見込まれる資金生成単位または資金生成単位グループに配分しております。
各連結会計年度におけるのれんの帳簿価額は次のとおりであります。
なお、重要なのれん(株式会社LCL及びLiPLUSホールディングスグループ)はインキュベーション事業に属しております。
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (2025年3月31日) | 当連結会計年度 (2026年3月31日) | |
| 株式会社LCL | 3,375 | 3,375 |
| LiPLUSホールディングスグループ(注) | - | 3,965 |
| その他 | 164 | 50 |
| 合計 | 3,539 | 7,391 |
(注)LiPLUSホールディングスグループに係るのれんは、同社及びその子会社から構成される資金生成単位グループに配分しております。
(3)減損損失
前連結会計年度において、買収時に想定をしていた連結子会社㈱Patheeの早期黒字化という当初の目的を達成することが困難であることが判明し、見直し後の事業計画に基づいて回収可能価額まで減損損失を認識した結果、価格.com事業セグメントにて、同社の事業に関連する無形資産及びのれんについて、減損損失587百万円(内、技術関連資産140百万円、のれん446百万円)を計上いたしました。なお回収可能価額は使用価値に基づいており、その価値を零としております。
当連結会計年度において、価格.com事業セグメントにおけるその他の資金生成単位グループの収益性の低下により、のれんの減損損失を68百万円計上しました。なお回収可能価額は使用価値に基づいており、その価値を零としております。
(4)のれんの減損テスト
のれんが配分されている資金生成単位あるいは資金生成単位グループについては毎期、さらに減損の兆候がある場合には都度、減損テストを行っております。資金生成単位あるいは資金生成単位に配分されたのれんの回収可能価額は、使用価値によって算定しております。当社における主要なのれんは株式会社LCL及びLiPLUSホールディングスグループに係るものであります。
株式会社LCLに係るのれんについて、使用価値は、見積将来キャッシュ・フローの割引現在価値として算定しており、将来キャッシュ・フローは、経営者によって承認された4ヵ年の事業計画を基礎とし、5年目以降の期間の将来キャッシュ・フローは、継続成長率をゼロと仮定して測定された数値を使用しております。
使用価値の見積りにおける重要な仮定は、4ヵ年の事業計画における将来キャッシュ・フローの見積り及び割引率であります。また、事業計画には、主として利用者数や市場の成長率などに関する経営者の重要な判断が含まれます。
当該資金生成単位に適用される割引率は、税引前加重平均資本コストを基礎に、外部情報及び内部情報を用いて事業に係るリスク等が適切に反映されるよう算定しており、税引後の割引率は13.35%(前連結会計年度8.2%)であり、税引前の割引率は20.68%(前連結会計年度12.54%)であります。
なお、減損判定に用いた主要な仮定が合理的に予測可能な範囲で変動した場合においても、帳簿価額が回収可能価額を上回る可能性は低いと判断しておりますが、これらの仮定は高い不確実性を伴うため、仮定の見直しが必要となった場合には連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。
LiPLUSホールディングスグループに係るのれんについて、使用価値は、見積将来キャッシュ・フローの割引現在価値として算定しており、将来キャッシュ・フローは、経営者によって承認された4ヵ年の事業計画を基礎とし、5年目以降の期間の将来キャッシュ・フローは、継続成長率をゼロと仮定して測定された数値を使用しております。なお、当該のれんについては、LiPLUSホールディングス及びその子会社を一体として経営管理し、統合によるシナジーを享受している実態を反映し、当該各社から構成される資金生成単位グループに配分しております。
使用価値の見積りにおける重要な仮定は、4ヵ年の事業計画における将来キャッシュ・フローの見積り及び割引率であります。また、事業計画には、主として売上収益を構成する単価及び件数の上昇率等に関する経営者の重要な判断が含まれます。
当該資金生成単位グループに適用される割引率は、税引前加重平均資本コストを基礎に、外部情報及び内部情報を用いて事業に係るリスク等が適切に反映されるよう算定しており、税引後の割引率は13.80%であり、税引前の割引率は21.10%であります。
なお、減損判定に用いた主要な仮定が合理的に予測可能な範囲で変動した場合においても、帳簿価額が回収可能価額を上回る可能性は低いと判断しておりますが、これらの仮定は高い不確実性を伴うため、仮定の見直しが必要となった場合には連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。
その他の資金生成単位グループについても同様に、使用価値は、見積将来キャッシュ・フローの割引現在価値として算定しており、将来キャッシュ・フローは、経営者によって承認された事業計画を基礎とし、経営者によって承認された事業計画を超える期間の将来キャッシュ・フローは、継続成長率をゼロと仮定して測定された数値を使用しております。
使用価値の見積りにおける重要な仮定は、当該事業計画における将来キャッシュ・フローの見積り及び割引率であります。また、事業計画には、主として利用者数や市場の成長率などに関する経営者の重要な判断が含まれます。
各資金生成単位に適用される割引率は、税引前加重平均資本コストを基礎に、外部情報及び内部情報を用いて事業に係るリスク等が適切に反映されるよう算定しており、税引後の割引率は11.92%~13.80%(前連結会計年度8.20%~13.40%)であり、税引前の割引率は17.41%~21.10%(前連結会計年度12.54%~19.31%)であります。