四半期報告書-第22期第3四半期(平成30年9月1日-平成30年11月30日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国の経済は、雇用・所得環境や企業収益の改善が続き、全体として緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、米中の通商問題の動向、海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響等により、日本経済の先行きは不透明な状況が続いております。
国内の雇用情勢につきましては、平成30年11月の完全失業率(季節調整値)は2.5%と低位で推移し、有効求人倍率(季節調整値)は1.63倍と、引き続き高水準で推移しております。
このような環境のなか、人手不足を背景とした多くの求人ニーズが当社サービスに寄せられております。こうした多様なニーズに対応すべく、当社は296名の新卒社員の受け入れ(4月)、営業拠点の新設(2拠点)および増床・移転(4拠点)を行うなど、営業体制の基盤強化に努めてまいりました。また、主力事業である人材サービス事業におきましては、営業力および商品力の強化に継続して注力するとともに、ブランド力の向上およびユーザー層の拡大を図ってまいりました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は317億71百万円(前年同期比10.5%増)と堅調に推移しました。利益につきましては、新卒社員の採用などの人材投資および広告宣伝投資を実施する一方、費用の効率化にも努めた結果、営業利益98億17百万円(前年同期比20.5%増)、経常利益97億27百万円(前年同期比19.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は66億17百万円(前年同期比16.2%増)となりました。
セグメント別の概況は、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第4.経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等) セグメント情報」の「 Ⅲ 報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。
①人材サービス事業
人材サービス事業におきましては、アルバイト・パートの求人情報サイト「バイトル」、正社員・契約社員の求人情報サイト「バイトルNEXT」、総合求人情報サイト「はたらこねっと」、および看護師転職サービス「ナースではたらこ」などの事業を運営しております。
「バイトル」におきましては、3月に業界初となる「しごと体験」「職場見学」応募機能の提供を開始いたしました。6月には、チームラボ株式会社と森ビル株式会社が共同で東京・お台場にオープンした「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless」にオフィシャルパートナーとして参画、バイトルアプリをダウンロードした高校生10万人を無料招待するなどの取り組みを通じてアプリのダウンロード促進を図っております。また、乃木坂46をイメージキャラクターとして起用したTVCFに加え、10月からは男子体操競技で世界的に活躍する白井健三選手(日本体育大学)を新キャラクターに迎え、「夢は叶えるためにある」をメッセージにした新TVCFを放映するなど、ブランド力の向上にも努めてまいりました。
「バイトルNEXT」におきましては、「バイトル」の利用顧客に対するクロスセルを引き続き推進し、契約社数の増加による顧客基盤の強化を図ってまいりました。また、6月より、「バイトルNEXT」のブランド力向上のため、イメージキャラクターにEXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEでパフォーマーを務める岩田剛典さんを起用したTVCFを全国で放映しております。
その他、「バイトル」および「バイトルNEXT」の共通機能として、7月より求職者の行動履歴データを活用したスカウトメール機能「iスカウト」の提供を開始いたしました。「iスカウト」により、従来の機能ではアプローチできなかったユーザーへのスカウトが可能になり、企業と潜在的な求職者の出会いの機会を創出し、採用成功率の高いマッチングを図っております。また、10月からはハローワーク求人情報の掲載を開始し、多様な求人情報を掲載することにより、サイトの魅力および集客力をさらに向上させる取り組みも進めております。
次に「はたらこねっと」におきましては、人材需給の逼迫や働き方の多様化が進行する中で、引き続き上戸彩さんを起用したTVCFを放映し、ブランド力の向上と新たなユーザーの獲得に注力してまいりました。また、平成29年4月より派遣求人情報サイトから総合求人情報サイトへと領域を拡大したことにともない、派遣の求人情報に加え、正社員やアルバイト・パートといった直雇用案件の掲載が拡大し、月間契約社数および掲載情報数が大幅に増加しております。派遣社員だけでなく正社員、契約社員、アルバイト・パートと幅広い働き方の選択肢を提示し、多様なニーズを持つ求職者がそれぞれのライフステージに合った最適な仕事と出会えるサービスを提供することで、さらなるサイトの価値向上を図っております。
「ナースではたらこ」に関しましては、平成29年5月にサイトのデザインを一新し、スマホ対応の強化やお役立ちコンテンツの追加などユーザビリティの向上施策を講じるとともにキャリアアドバイザーの生産性向上による収益化を優先して事業を行っております。
これらの結果、当セグメントにおける売上高は317億60百万円(前年同期比10.4%増)、セグメント利益は128億83百万円(前年同期比20.1%増)となりました。
②その他
当社では、既存事業の事業価値を高めていくことに加え、「私たちdipは夢とアイデアと情熱で社会を改善する存在となる」という企業理念のもと、社会貢献性や既存事業との親和性の高い新規事業を創出するための取り組みを積極的に行い、求人情報サービス以外の新たな領域への挑戦を始めております。具体的には、5月には米国子会社「DIP America, Inc.」を設立し、米国においてLIMEX事業を展開するうえでの情報収集・マーケティング活動を開始いたしました。当社は今後も、株式会社TBMとの強固な関係性を構築しつつ、生分解性プラスチック領域の事業展開を図ってまいります。なお、10月より、製品開発の促進、販売の強化を目的として、紙等の代替製品としてのLIMEXの販売機能を株式会社TBMへ移管しております。
また、平成29年11月に連結子会社化した株式会社BANQにおいては、給料日を待つことなく、働いた分の給料を受け取ることができるオンデマンド給料サービスを展開しております。同サービスにおいては10月より、ジャパンネット銀行と提携してリアルタイム振込サービスを開始したほか、11月には全銀システムの稼動時間拡大(モアタイムシステム)に対応することにより、ジャパンネット銀行以外に口座を持つ利用者に対するリアルタイム振込も実現するなど、高まる日払いニーズに対応した取り組みを進めております。
当セグメントは、主に立ち上げ段階の新規事業から構成され、売上高は11百万円(前年同期は0百万円)、セグメント損失は3億4百万円(前年同期は1億68百万円のセグメント損失)となりました。
(注)「LIMEX(ライメックス)」は、株式会社TBMの商標です。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末と比較し21億34百万円増加し、301億51百万円となりました。主な内訳は、現金及び預金の減少22億14百万円、受取手形及び売掛金の増加3億77百万円、有形固定資産の増加1億63百万円、無形固定資産の増加5億91百万円、投資その他の資産の増加31億73百万円であります。
負債につきましては、前連結会計年度末と比較し2億38百万円減少し、67億87百万円となりました。主な内訳は、未払金の増加1億73百万円、未払法人税等の減少8億30百万円、その他の流動負債の増加2億93百万円であります。
純資産につきましては、前連結会計年度末と比較し23億73百万円増加し、233億64百万円となりました。主な内訳は、利益剰余金の増加38億63百万円、自己株式の増加17億9百万円、新株予約権の増加1億65百万円であります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
(5) 従業員数
当第3四半期連結累計期間において、各セグメントで新卒採用を行ったことなどの要因により、当社グループの従業員数は前連結会計年度末1,480名から183名増加し1,663名となりました。セグメント別の従業員数は次のとおりであります。また、第1四半期連結会計期間より報告セグメントを変更しており、当第3四半期連結累計期間の従業員数は、変更後の区分にもとづいております。
① 連結会社の状況
(注) 1.従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員数であります。
2.全社(共通)は、管理部門等に所属している従業員であります。
② 提出会社の状況
(注) 1.従業員数は、当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員数であります。
2.全社(共通)は、管理部門等に所属している従業員であります。
(6) 生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間における生産、受注及び販売の実績の詳細は(1)業績の状況をご覧ください。
(7) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、著しい変動があった設備は、次のとおりであります。
(設備の新設)
(注) 上記の金額には、消費税等は含んでおりません。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国の経済は、雇用・所得環境や企業収益の改善が続き、全体として緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、米中の通商問題の動向、海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響等により、日本経済の先行きは不透明な状況が続いております。
国内の雇用情勢につきましては、平成30年11月の完全失業率(季節調整値)は2.5%と低位で推移し、有効求人倍率(季節調整値)は1.63倍と、引き続き高水準で推移しております。
このような環境のなか、人手不足を背景とした多くの求人ニーズが当社サービスに寄せられております。こうした多様なニーズに対応すべく、当社は296名の新卒社員の受け入れ(4月)、営業拠点の新設(2拠点)および増床・移転(4拠点)を行うなど、営業体制の基盤強化に努めてまいりました。また、主力事業である人材サービス事業におきましては、営業力および商品力の強化に継続して注力するとともに、ブランド力の向上およびユーザー層の拡大を図ってまいりました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は317億71百万円(前年同期比10.5%増)と堅調に推移しました。利益につきましては、新卒社員の採用などの人材投資および広告宣伝投資を実施する一方、費用の効率化にも努めた結果、営業利益98億17百万円(前年同期比20.5%増)、経常利益97億27百万円(前年同期比19.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は66億17百万円(前年同期比16.2%増)となりました。
セグメント別の概況は、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第4.経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等) セグメント情報」の「 Ⅲ 報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。
①人材サービス事業
人材サービス事業におきましては、アルバイト・パートの求人情報サイト「バイトル」、正社員・契約社員の求人情報サイト「バイトルNEXT」、総合求人情報サイト「はたらこねっと」、および看護師転職サービス「ナースではたらこ」などの事業を運営しております。
「バイトル」におきましては、3月に業界初となる「しごと体験」「職場見学」応募機能の提供を開始いたしました。6月には、チームラボ株式会社と森ビル株式会社が共同で東京・お台場にオープンした「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless」にオフィシャルパートナーとして参画、バイトルアプリをダウンロードした高校生10万人を無料招待するなどの取り組みを通じてアプリのダウンロード促進を図っております。また、乃木坂46をイメージキャラクターとして起用したTVCFに加え、10月からは男子体操競技で世界的に活躍する白井健三選手(日本体育大学)を新キャラクターに迎え、「夢は叶えるためにある」をメッセージにした新TVCFを放映するなど、ブランド力の向上にも努めてまいりました。
「バイトルNEXT」におきましては、「バイトル」の利用顧客に対するクロスセルを引き続き推進し、契約社数の増加による顧客基盤の強化を図ってまいりました。また、6月より、「バイトルNEXT」のブランド力向上のため、イメージキャラクターにEXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEでパフォーマーを務める岩田剛典さんを起用したTVCFを全国で放映しております。
その他、「バイトル」および「バイトルNEXT」の共通機能として、7月より求職者の行動履歴データを活用したスカウトメール機能「iスカウト」の提供を開始いたしました。「iスカウト」により、従来の機能ではアプローチできなかったユーザーへのスカウトが可能になり、企業と潜在的な求職者の出会いの機会を創出し、採用成功率の高いマッチングを図っております。また、10月からはハローワーク求人情報の掲載を開始し、多様な求人情報を掲載することにより、サイトの魅力および集客力をさらに向上させる取り組みも進めております。
次に「はたらこねっと」におきましては、人材需給の逼迫や働き方の多様化が進行する中で、引き続き上戸彩さんを起用したTVCFを放映し、ブランド力の向上と新たなユーザーの獲得に注力してまいりました。また、平成29年4月より派遣求人情報サイトから総合求人情報サイトへと領域を拡大したことにともない、派遣の求人情報に加え、正社員やアルバイト・パートといった直雇用案件の掲載が拡大し、月間契約社数および掲載情報数が大幅に増加しております。派遣社員だけでなく正社員、契約社員、アルバイト・パートと幅広い働き方の選択肢を提示し、多様なニーズを持つ求職者がそれぞれのライフステージに合った最適な仕事と出会えるサービスを提供することで、さらなるサイトの価値向上を図っております。
「ナースではたらこ」に関しましては、平成29年5月にサイトのデザインを一新し、スマホ対応の強化やお役立ちコンテンツの追加などユーザビリティの向上施策を講じるとともにキャリアアドバイザーの生産性向上による収益化を優先して事業を行っております。
これらの結果、当セグメントにおける売上高は317億60百万円(前年同期比10.4%増)、セグメント利益は128億83百万円(前年同期比20.1%増)となりました。
②その他
当社では、既存事業の事業価値を高めていくことに加え、「私たちdipは夢とアイデアと情熱で社会を改善する存在となる」という企業理念のもと、社会貢献性や既存事業との親和性の高い新規事業を創出するための取り組みを積極的に行い、求人情報サービス以外の新たな領域への挑戦を始めております。具体的には、5月には米国子会社「DIP America, Inc.」を設立し、米国においてLIMEX事業を展開するうえでの情報収集・マーケティング活動を開始いたしました。当社は今後も、株式会社TBMとの強固な関係性を構築しつつ、生分解性プラスチック領域の事業展開を図ってまいります。なお、10月より、製品開発の促進、販売の強化を目的として、紙等の代替製品としてのLIMEXの販売機能を株式会社TBMへ移管しております。
また、平成29年11月に連結子会社化した株式会社BANQにおいては、給料日を待つことなく、働いた分の給料を受け取ることができるオンデマンド給料サービスを展開しております。同サービスにおいては10月より、ジャパンネット銀行と提携してリアルタイム振込サービスを開始したほか、11月には全銀システムの稼動時間拡大(モアタイムシステム)に対応することにより、ジャパンネット銀行以外に口座を持つ利用者に対するリアルタイム振込も実現するなど、高まる日払いニーズに対応した取り組みを進めております。
当セグメントは、主に立ち上げ段階の新規事業から構成され、売上高は11百万円(前年同期は0百万円)、セグメント損失は3億4百万円(前年同期は1億68百万円のセグメント損失)となりました。
(注)「LIMEX(ライメックス)」は、株式会社TBMの商標です。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末と比較し21億34百万円増加し、301億51百万円となりました。主な内訳は、現金及び預金の減少22億14百万円、受取手形及び売掛金の増加3億77百万円、有形固定資産の増加1億63百万円、無形固定資産の増加5億91百万円、投資その他の資産の増加31億73百万円であります。
負債につきましては、前連結会計年度末と比較し2億38百万円減少し、67億87百万円となりました。主な内訳は、未払金の増加1億73百万円、未払法人税等の減少8億30百万円、その他の流動負債の増加2億93百万円であります。
純資産につきましては、前連結会計年度末と比較し23億73百万円増加し、233億64百万円となりました。主な内訳は、利益剰余金の増加38億63百万円、自己株式の増加17億9百万円、新株予約権の増加1億65百万円であります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
(5) 従業員数
当第3四半期連結累計期間において、各セグメントで新卒採用を行ったことなどの要因により、当社グループの従業員数は前連結会計年度末1,480名から183名増加し1,663名となりました。セグメント別の従業員数は次のとおりであります。また、第1四半期連結会計期間より報告セグメントを変更しており、当第3四半期連結累計期間の従業員数は、変更後の区分にもとづいております。
① 連結会社の状況
| セグメントの名称 | 従業員数(人) |
| 人材サービス事業 | 1,354 |
| その他 | 7 |
| 全社(共通) | 302 |
| 合計 | 1,663 |
(注) 1.従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員数であります。
2.全社(共通)は、管理部門等に所属している従業員であります。
② 提出会社の状況
| セグメントの名称 | 従業員数(人) |
| 人材サービス事業 | 1,354 |
| 全社(共通) | 302 |
| 合計 | 1,656 |
(注) 1.従業員数は、当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員数であります。
2.全社(共通)は、管理部門等に所属している従業員であります。
(6) 生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間における生産、受注及び販売の実績の詳細は(1)業績の状況をご覧ください。
(7) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、著しい変動があった設備は、次のとおりであります。
(設備の新設)
| 会社名 | 事業所名 (所在地) | 設備の内容 | セグメントの名称 | 取得価額(千円) |
| ソフトウエア | ||||
| 提出会社 | データセンター (東京都江東区) | サイト リニューアル等 | 人材サービス事業 | 1,201,526 |
| その他 | 330 | |||
| 全社(共通) | 53,658 | |||
| 計 | - | - | 1,255,514 |
(注) 上記の金額には、消費税等は含んでおりません。