有価証券報告書-第27期(2023/01/01-2023/12/31)
17.法人所得税
(1)繰延税金資産及び繰延税金負債
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳及び増減は以下のとおりであります。
前連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)
当連結会計年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)
繰延税金資産及び繰延税金負債の純額は、連結財政状態計算書の次の項目に含まれております。
繰延税金資産を認識していない税務上の繰越欠損金及び将来減算一時差異等は以下のとおりであります。
繰延税金資産を認識していない繰越税額控除は3年以内に失効予定であります。
繰延税金資産を認識していない税務上の繰越欠損金の失効予定は以下のとおりであります。
(2)法人所得税費用
法人所得税費用の内訳は以下のとおりであります。
当期税金費用には、従前は税効果未認識であった税務上の欠損金、税額控除又は過去の期間の一時差異から生じた便益の額が含まれております。これに伴う前連結会計年度及び当連結会計年度における当期税金費用の減少額は、それぞれ602百万円及び387百万円であります。
繰延税金費用には、従前は税効果未認識であった税務上の欠損金、税額控除又は過去の期間の一時差異から生じた便益の額と、繰延税金資産の評価減又は以前に計上した評価減の戻し入れにより生じた費用の額が含まれております。これに伴う前連結会計年度及び当連結会計年度における繰延税金費用の増加額(△は減少額)は、それぞれ△100百万円及び206百万円であります。
(3)実効税率の調整
各年度の法定実効税率と平均実際負担税率との差異について、原因となった主要な項目の内訳は、以下のとおりであります。
当社は、主に法人税、住民税及び事業税を課されており、これらを基礎として計算した法定実効税率は、30.6%となっております。ただし、海外子会社についてはその所在地における法人税等が課されております。
日本においては令和5年度税制改正において、グローバル・ミニマム課税に対応する法人税が創設され、それに係る規定(以下「グローバル・ミニマム課税制度」という。)を含めた税制改正法(「所得税法等の一部を改正する法律」(令和5年法律第3号))(以下「改正法人税法」という。)が2023年3月28日に成立しております。改正法人税法では、BEPSのグローバル・ミニマム課税ルールのうち、所得合算ルール(IIR)が導入されており、2024年4月1日以後開始事業年度より、日本に所在する親会社の子会社等の税負担が最低税率(15%)に至るまで、日本に所在する親会社に対して追加で上乗せ課税されることになります。
一方で、当社グループは、IAS第12号「法人所得税」で定められる一時的な例外措置を適用しております。
当連結会計年度に上乗せ課税が適用されると仮定した場合でも、2022年度及び2023年度の財務諸表数値より、当社グループの事業に関連する利益及び平均実効税率が変更となる国は無いと推定しております。
(1)繰延税金資産及び繰延税金負債
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳及び増減は以下のとおりであります。
前連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)
| 2022年 1月1日 | 純損益を 通じて認識 | その他の 包括利益に おいて認識 | 企業結合に よる増加 | その他 | 2022年 12月31日 | ||||||
| 百万円 | 百万円 | 百万円 | 百万円 | 百万円 | 百万円 | ||||||
| 繰延税金資産 | |||||||||||
| 未払事業税 | 377 | △118 | - | 8 | - | 267 | |||||
| 退職給付に係る負債 | 586 | 238 | △291 | 42 | - | 574 | |||||
| 株式取得関連費用 | 252 | 0 | - | - | - | 252 | |||||
| 有形固定資産 | 503 | △107 | - | △0 | 13 | 409 | |||||
| 資産除去債務 | 47 | 115 | - | 3 | - | 166 | |||||
| 未払有給休暇債務 | 2,466 | 778 | - | 253 | △8 | 3,489 | |||||
| 税務上の繰越欠損金 | 776 | 331 | - | 59 | 51 | 1,216 | |||||
| その他 | 1,468 | △212 | - | 84 | 553 | 1,892 | |||||
| 合計 | 6,476 | 1,024 | △291 | 449 | 609 | 8,267 | |||||
| 繰延税金負債 | |||||||||||
| 海外子会社の内部留保金 | △249 | 206 | - | - | - | △43 | |||||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産評価差益 | △78 | △176 | 249 | - | - | △6 | |||||
| 顧客関連資産 | △8,417 | 1,282 | - | △1,851 | △475 | △9,461 | |||||
| 債務免除益 | △2,031 | - | - | - | △213 | △2,243 | |||||
| その他 | △849 | △348 | - | △1 | - | △1,199 | |||||
| 合計 | △11,624 | 963 | 249 | △1,853 | △688 | △12,952 |
当連結会計年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)
| 2023年 1月1日 | 純損益を 通じて認識 | その他の 包括利益に おいて認識 | 企業結合に よる増加 | その他 | 2023年 12月31日 | ||||||
| 百万円 | 百万円 | 百万円 | 百万円 | 百万円 | 百万円 | ||||||
| 繰延税金資産 | |||||||||||
| 未払事業税 | 267 | △34 | - | - | - | 234 | |||||
| 退職給付に係る負債 | 574 | 142 | 31 | - | - | 748 | |||||
| 株式取得関連費用 | 252 | △143 | - | - | - | 109 | |||||
| 有形固定資産 | 409 | 220 | - | - | 47 | 676 | |||||
| 資産除去債務 | 166 | 118 | - | - | - | 284 | |||||
| 未払有給休暇債務 | 3,489 | △441 | - | 9 | △3 | 3,055 | |||||
| 税務上の繰越欠損金 | 1,216 | △52 | - | - | 60 | 1,223 | |||||
| その他 | 1,892 | △704 | - | - | 162 | 1,351 | |||||
| 合計 | 8,267 | △894 | 31 | 9 | 266 | 7,679 | |||||
| 繰延税金負債 | |||||||||||
| 海外子会社の内部留保金 | △43 | △122 | - | - | - | △166 | |||||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産評価差益 | △6 | 3 | △40 | - | - | △43 | |||||
| 顧客関連資産 | △9,461 | 1,892 | - | △63 | △614 | △8,246 | |||||
| 債務免除益 | △2,243 | - | - | - | △265 | △2,508 | |||||
| その他 | △1,199 | △285 | - | - | - | △1,484 | |||||
| 合計 | △12,952 | 1,487 | △40 | △63 | △878 | △12,446 |
繰延税金資産及び繰延税金負債の純額は、連結財政状態計算書の次の項目に含まれております。
| 前連結会計年度 (2022年12月31日) | 当連結会計年度 (2023年12月31日) | ||
| 百万円 | 百万円 | ||
| 繰延税金資産 | 6,965 | 5,798 | |
| 繰延税金負債 | 11,651 | 10,565 | |
| 純額 | △4,686 | △4,767 |
繰延税金資産を認識していない税務上の繰越欠損金及び将来減算一時差異等は以下のとおりであります。
| 前連結会計年度 (2022年12月31日) | 当連結会計年度 (2023年12月31日) | ||
| 百万円 | 百万円 | ||
| 将来減算一時差異等 | 4,776 | 7,937 | |
| 繰越欠損金 | 5,950 | 6,188 | |
| 合計 | 10,726 | 14,125 |
繰延税金資産を認識していない繰越税額控除は3年以内に失効予定であります。
繰延税金資産を認識していない税務上の繰越欠損金の失効予定は以下のとおりであります。
| 前連結会計年度 (2022年12月31日) | 当連結会計年度 (2023年12月31日) | ||
| 百万円 | 百万円 | ||
| 1年目 | 21 | 49 | |
| 2年目 | 62 | 307 | |
| 3年目 | 293 | 292 | |
| 4年目 | 271 | 399 | |
| 5年目以降 | 5,303 | 5,142 | |
| 合計 | 5,950 | 6,188 |
(2)法人所得税費用
法人所得税費用の内訳は以下のとおりであります。
| 前連結会計年度 (自 2022年1月1日 至 2022年12月31日) | 当連結会計年度 (自 2023年1月1日 至 2023年12月31日) | ||
| 百万円 | 百万円 | ||
| 当期税金費用 | |||
| 当期 | 9,270 | 9,188 | |
| 過年度 | △98 | 15 | |
| 当期税金費用 計 | 9,172 | 9,203 | |
| 繰延税金費用 | |||
| 一時差異等の発生と解消 | △1,331 | △870 | |
| 税率の変更等 | △655 | 276 | |
| 繰延税金費用 計 | △1,987 | △593 | |
| 法人所得税 合計 | 7,186 | 8,609 |
当期税金費用には、従前は税効果未認識であった税務上の欠損金、税額控除又は過去の期間の一時差異から生じた便益の額が含まれております。これに伴う前連結会計年度及び当連結会計年度における当期税金費用の減少額は、それぞれ602百万円及び387百万円であります。
繰延税金費用には、従前は税効果未認識であった税務上の欠損金、税額控除又は過去の期間の一時差異から生じた便益の額と、繰延税金資産の評価減又は以前に計上した評価減の戻し入れにより生じた費用の額が含まれております。これに伴う前連結会計年度及び当連結会計年度における繰延税金費用の増加額(△は減少額)は、それぞれ△100百万円及び206百万円であります。
(3)実効税率の調整
各年度の法定実効税率と平均実際負担税率との差異について、原因となった主要な項目の内訳は、以下のとおりであります。
当社は、主に法人税、住民税及び事業税を課されており、これらを基礎として計算した法定実効税率は、30.6%となっております。ただし、海外子会社についてはその所在地における法人税等が課されております。
| 前連結会計年度 (自 2022年1月1日 至 2022年12月31日) | 当連結会計年度 (自 2023年1月1日 至 2023年12月31日) | ||
| % | % | ||
| 法定実効税率 | 30.6 | 30.6 | |
| 課税所得上減算されない項目 | 2.3 | 1.8 | |
| 連結上の一時差異に関する項目 | 5.2 | 11.1 | |
| のれんの減損損失による影響額 | 4.7 | 14.5 | |
| 非支配株主に係る売建プット・オプション負債による影響額 | 4.4 | △0.2 | |
| 連結子会社との税率差異 | △3.7 | 2.0 | |
| 評価性引当額の増減 | △3.1 | 8.1 | |
| 税額控除 | △2.7 | △2.6 | |
| 過年度法人税 | △0.5 | 0.1 | |
| その他 | 3.1 | △2.2 | |
| 平均実際負担税率 | 40.4 | 63.3 |
日本においては令和5年度税制改正において、グローバル・ミニマム課税に対応する法人税が創設され、それに係る規定(以下「グローバル・ミニマム課税制度」という。)を含めた税制改正法(「所得税法等の一部を改正する法律」(令和5年法律第3号))(以下「改正法人税法」という。)が2023年3月28日に成立しております。改正法人税法では、BEPSのグローバル・ミニマム課税ルールのうち、所得合算ルール(IIR)が導入されており、2024年4月1日以後開始事業年度より、日本に所在する親会社の子会社等の税負担が最低税率(15%)に至るまで、日本に所在する親会社に対して追加で上乗せ課税されることになります。
一方で、当社グループは、IAS第12号「法人所得税」で定められる一時的な例外措置を適用しております。
当連結会計年度に上乗せ課税が適用されると仮定した場合でも、2022年度及び2023年度の財務諸表数値より、当社グループの事業に関連する利益及び平均実効税率が変更となる国は無いと推定しております。