有価証券報告書-第25期(2022/04/01-2023/03/31)

【提出】
2023/06/26 15:55
【資料】
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【項目】
139項目
5.セグメント情報
(1) 報告セグメントの概要
当社グループは、主にモバイル・PC向けのインターネットサービスを提供しており、サービスの種類別に事業部門等を設置しております。各事業部門等は、取り扱うサービスについて包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
従って、当社グループは、サービスの種類別のセグメントから構成されており、「ゲーム事業」、「ライブストリーミング事業」、「スポーツ事業」、「ヘルスケア・メディカル事業」の4つを報告セグメントとしております。
なお、第2四半期連結会計期間より、従来「ヘルスケア事業」としていた報告セグメントの名称を「ヘルスケア・メディカル事業」に変更しております。当該変更は報告セグメントの名称の変更であり、セグメント情報に与える影響はありません。また、前連結会計年度のセグメント情報についても、変更後の名称で記載しております。
各セグメント区分に属するサービスの種類は、以下のとおりであります。
セグメント区分サービスの種類
ゲーム事業モバイル向けゲーム関連サービス(日本国内及び海外)
主要サービス:
ゲームアプリの配信、「Mobage(モバゲー)」等
ライブストリーミング事業ライブストリーミング関連サービス(日本国内及び海外)
主要サービス:
「Pococha(ポコチャ)」、「IRIAM(イリアム)」等
スポーツ事業スポーツ関連サービス(日本国内)
主要サービス:
「横浜DeNAベイスターズ」、「横浜スタジアム」の運営、「川崎ブレイブサンダース」、「SC相模原」等
ヘルスケア・メディカル事業ヘルスケア・メディカル関連サービス(日本国内及び海外)
主要サービス:
ヘルスビッグデータ関連サービスの提供、「Join(ジョイン)」をはじめとする医療DX(デジタルトランスフォーメーション)関連サービス、「MYCODE(マイコード)」等
新規事業・その他新規事業及びその他サービス(日本国内)
主要事業領域:
EC事業、その他の新規事業等


(2) 報告セグメントごとの売上収益、利益又は損失、及びその他の項目
報告セグメントの会計方針は、「3.重要な会計方針」で記載している当社グループの会計方針と同一であります。
報告セグメント間の売上収益は市場実勢価格に基づいております。
当社グループの報告セグメントごとの売上収益、利益又は損失及びその他の項目は以下のとおりであります。
前連結会計年度
(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
(単位:百万円)
ゲーム事業ライブストリーミング
事業(注)2
スポーツ
事業
ヘルスケア・メディカル事業新規事業
・その他
(注)3
調整額
(注)4
合計
売上収益
外部顧客からの売上収益74,68134,66414,6863,0003,838-130,868
セグメント間の売上収益16-26-12△55-
74,69734,66414,7123,0003,850△55130,868
セグメント利益(損失)(注)111,5963,484△2,575△624△326△2,8388,717
その他の収益・費用(純額)2,745
営業利益11,462
金融収益・費用(純額)3,732
持分法による投資損益(△は損失)14,226
税引前当期利益29,419
その他の項目
減価償却費及び償却費2,1645262,0042882303815,593
減損損失4,19319-32--4,244

(注) 1 セグメント利益(損失)は、売上収益から売上原価及び販売費及び一般管理費を控除しております。
2 2021年8月2日付で、「IRIAM(イリアム)」を運営する株式会社IRIAMの全株式を取得し、同社は当社の連結子会社となったため、当該サービスを第2四半期連結累計期間より「ライブストリーミング事業」に含めております。
3 「新規事業・その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、IP創出プラットフォーム事業・EC事業・その他の新規事業等を含んでおります。なお、IP創出プラットフォーム事業に属する「エブリスタ」を運営していた株式会社エブリスタの全保有株式を、2021年12月14日付で株式会社メディアドゥに譲渡いたしました。
4 セグメント利益(損失)の調整額は全社費用であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
当連結会計年度
(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
(単位:百万円)
ゲーム事業ライブストリーミング
事業
スポーツ
事業(注)2
ヘルスケア・メディカル事業
(注)3
新規事業
・その他
(注)4
調整額
(注)5
合計
売上収益
外部顧客からの売上収益63,96140,10620,9416,9832,923-134,914
セグメント間の売上収益46-1724△69-
64,00640,10620,9586,9852,928△69134,914
セグメント利益(損失)(注)19,582△572△23△2,202△882△1,7724,131
その他の収益・費用(純額)70
営業利益4,202
金融収益・費用(純額)7,623
持分法による投資損益(△は損失)1,770
税引前当期利益13,595
その他の項目
減価償却費及び償却費1,4736732,1196352193225,441
減損損失166-36163--364

(注) 1 セグメント利益(損失)は、売上収益から売上原価及び販売費及び一般管理費を控除しております。
2 2023年2月1日付で、Jリーグクラブ「SC相模原」を運営する株式会社スポーツクラブ相模原を当社の連結子会社といたしました。これにより、当連結会計年度より同社の業績を「スポーツ事業」に含めております。
3 2022年8月3日付で、株式会社データホライゾンを当社の連結子会社といたしました。これにより、当連結会計年度より同社の業績を「ヘルスケア・メディカル事業」に含めております。
2022年10月3日付で、株式会社アルムを当社の連結子会社といたしました。これにより、当連結会計年度より同社の業績を「ヘルスケア・メディカル事業」に含めております。
4 「新規事業・その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、EC事業・その他の新規事業等を含んでおります。なお、前連結会計年度に「新規事業・その他」に含めていたIP創出プラットフォーム事業は、同事業に属する「エブリスタ」を運営する株式会社エブリスタの全保有株式を、2021年12月14日付で譲渡し、同社に対する支配を喪失したことから、当連結会計年度の業績には含んでおりません。
5 セグメント利益(損失)の調整額は全社費用であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(3) 主要な製品及び役務からの収益
「(2) 報告セグメントごとの売上収益、利益又は損失、及びその他の項目」に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
(4) 地域別に関する情報
①外部顧客からの売上収益
外部顧客からの売上収益の地域別内訳は、以下のとおりであります。当該金額は、当社グループ各社の所在地を基礎として分類しております。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2022年3月31日)
当連結会計年度
(2023年3月31日)
日本110,895119,089
海外19,97315,825
合計130,868134,914

②非流動資産(金融資産及び繰延税金資産を除く)
日本国内の非流動資産の帳簿価額が連結財政状態計算書の非流動資産の大部分を占めるため、地域別の非流動資産の記載を省略しております。
(5) 主要な顧客に関する情報
単一の外部顧客との取引による売上収益が当社グループの売上収益の10%以上である外部顧客がないため、記載を省略しております。