四半期報告書-第26期第3四半期(令和2年11月1日-令和3年1月31日)
文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大により、経済活動が停滞した結果、企業収益の悪化や個人消費の低迷など厳しい状況となりました。その後、緊急事態宣言の解除により、段階的な経済活動の再開の動きが見られたものの、2021年1月に緊急事態宣言が再度発令され、先行きは極めて不透明な状況となっております。
このような環境の中、当社は、景気動向に左右されにくい葬祭市場に対し、遺影写真等画像映像のデジタル加工や通信出力サービスを主に提供するメモリアルデザインサービス事業、1冊から本格的写真集という新しい写真のアウトプット手法を提案するパーソナルパブリッシングサービス事業、空中結像という今までにないユニークな技術で、新しい市場を創造し、夢の実現を目指すエアリアルイメージング事業という、それぞれに位置づけや特色が異なる三つの事業を展開してまいりました。
2021年1月に、「おめでとう」と「ありがとう」をつなぐWEB出産報告サービス「e-tayori(いいたより)」をリリースしました。
セグメントの業績は次のとおりであります。各セグメントの業績数値にはセグメント間の内部売上を含んでおります。
(メモリアルデザインサービス事業)
当事業では、新型コロナウイルス感染症拡大により葬儀の小型化が継続しており、遺影写真加工収入は回復しているものの、動画等葬儀演出サービスの売上は厳しい状況で推移しました。このような経済環境の中、ハード機器の買い替え控えが見られ、ハード機器売上も苦戦し、セグメント売上は前年同四半期実績を下回る結果となりました。
葬儀市場にITテクノロジーを活用した「葬テック」の一つとしてリリースしております、喪主と会葬者を繋ぐサービス「tsunagoo(つなぐ)」は、場所と時間を選ばず偲ぶサービス「inori」を追加し、機能強化を進めるとともに、拡販にも注力し、「tsunagoo」を活用した訃報サービスの利用が累計50,000件を超えるなど順調に浸透しております。また、「tsunagoo」を切り口とした遺影写真加工の新規契約獲得も進みました。
利益面につきましては、広告宣伝費や旅費交通費を抑制したものの、売上の減少に加え、画像処理オペレーター人件費が増加し、また、固定費削減を目的とした関東地区のオペレーションセンター移転に伴う一時的費用が発生したため、セグメント利益は減少いたしました。
その結果、売上高は1,825,298千円(前年同四半期比95.3%)、セグメント利益は439,520千円(前年同四半期比87.9%)となりました。
(パーソナルパブリッシングサービス事業)
当事業では、プロフェッショナル写真家向け市場では「アスカブック」、一般消費者向け市場では「マイブック」ブランドで展開しております。また、スマートフォンで撮影された写真をもとにフォトブックや写真プリントをOEM供給しております。
プロフェッショナル写真家向け市場では、自社営業による活動に加え、オンラインでのセミナーや発注ツール等のアップデートを行いましたが、主力であるウェディング向け写真集は、新型コロナウイルス感染症拡大による結婚式延期などの影響を強く受け、売上は苦戦しました。一方、建築写真向けやスタジオ写真向け製品の売上は堅調に推移しました。
一般消費者向け市場では、マイブック20周年キャンペーンや効果的な広告宣伝、SNSの活用などの施策を実施するとともに、季節商品となるカレンダーや卒業アルバムのプロモーションも進めてまいりました。その結果、子どもの成長記録を目的とした写真集売上は比較的堅調であったものの、コロナ禍の影響を受け、旅行やイベントを目的とした写真集の売上は厳しい状況となりました。また、OEM供給につきましても、旅行やイベントなどの自粛による撮影機会の減少が影響し、売上は減少いたしました。
利益面につきましては、広告宣伝費、発送配達費や旅費交通費などが減少したものの、売上減少による生産稼働率低下に伴う粗利率低下の影響が大きく、セグメント利益は大幅に減少いたしました。
その結果、売上高2,274,816千円(前年同四半期比76.8%)、セグメント利益は282,227千円(前年同四半期比39.6%)となりました。
(エアリアルイメージング事業)
当事業は、空中結像技術を用いた新しい画像・映像表現により市場を創造することを目指しており、独自技術により空中結像を可能にする「ASKA3Dプレート」について、ガラス製、樹脂製それぞれ開発、製造、販売しております。
ガラス製ASKA3Dプレートにつきましては、供給量の拡大を図っておりますものの、工程上の課題解決に取り組んでおり、限定的な供給量のもと、サイネージ目的を中心とした販売を進めてまいりました。課題解決のめどは立っており、外製による供給量の拡大と大型プレートの安定的な生産を実現してまいります。一方、ガラス製ASKA3Dプレート量産技術の内製化を目的として設立した技術開発センターでは、試作品の生産を繰り返しており、まずは低コストでの小型プレートでの生産体制の確立を目指し、その後、大型プレートの生産技術を醸成していく方針であります。
樹脂製ASKA3Dプレートにつきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の環境のもと、空中結像による非接触操作が注目されており、国内外を問わず多くの問い合わせを受け、製品への組込用途を目的としたサンプル販売を進めてまいりました。
営業面では、国内市場では自社営業による販売を進めるほか、海外市場では3カ所の代理店による販売を進めております。設置案件や実証実験の案件、また事業パートナーによる製品化案件が増えてきており、引き続き中ロット規模の量産案件の受注に努めてまいります。また、国内展示会リテールテックJAPANへの出展準備も進めてまいりました。
売上につきましては、樹脂製ASKA3Dプレートの販売が増加したため、売上高は前年同四半期実績を上回りました。
費用面では、広告宣伝費や旅費交通費は抑制したものの、先行費用として技術開発センター設立に伴う研究開発費が増加したため、セグメント損失は前年同四半期に比べやや拡大しました。
その結果、売上高は89,521千円(前年同四半期比113.2%)、セグメント損失は190,836千円(前年同四半期は176,127千円の損失)となりました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の売上高は4,189,007千円(前年同四半期比84.5%)となりました。利益面につきましては、主にパーソナルパブリッシングサービス事業においてセグメント利益が大幅に減少したことにより、経常利益は191,249千円(前年同四半期比29.4%)、四半期純利益は126,311千円(前年同四半期比27.5%)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期会計期間末における資産は、前事業年度末に比べ382,263千円減少し、6,225,425千円となりました。これは主に、機械及び装置を中心に有形固定資産が53,104千円増加した一方で、現金及び預金が506,809千円減少したことによるものであります。
当第3四半期会計期間末における負債は、前事業年度末に比べ358,405千円減少し、498,897千円となりました。これは主に、役員退職慰労引当金が100,000千円、未払法人税等が87,100千円、賞与引当金が74,600千円それぞれ減少したことによるものであります。
当第3四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べ23,857千円減少し、5,726,528千円となりました。これは主に、四半期純利益を126,311千円計上した一方で、剰余金の配当による減少168,409千円によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題に重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は165,445千円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大により、経済活動が停滞した結果、企業収益の悪化や個人消費の低迷など厳しい状況となりました。その後、緊急事態宣言の解除により、段階的な経済活動の再開の動きが見られたものの、2021年1月に緊急事態宣言が再度発令され、先行きは極めて不透明な状況となっております。
このような環境の中、当社は、景気動向に左右されにくい葬祭市場に対し、遺影写真等画像映像のデジタル加工や通信出力サービスを主に提供するメモリアルデザインサービス事業、1冊から本格的写真集という新しい写真のアウトプット手法を提案するパーソナルパブリッシングサービス事業、空中結像という今までにないユニークな技術で、新しい市場を創造し、夢の実現を目指すエアリアルイメージング事業という、それぞれに位置づけや特色が異なる三つの事業を展開してまいりました。
2021年1月に、「おめでとう」と「ありがとう」をつなぐWEB出産報告サービス「e-tayori(いいたより)」をリリースしました。
セグメントの業績は次のとおりであります。各セグメントの業績数値にはセグメント間の内部売上を含んでおります。
(メモリアルデザインサービス事業)
当事業では、新型コロナウイルス感染症拡大により葬儀の小型化が継続しており、遺影写真加工収入は回復しているものの、動画等葬儀演出サービスの売上は厳しい状況で推移しました。このような経済環境の中、ハード機器の買い替え控えが見られ、ハード機器売上も苦戦し、セグメント売上は前年同四半期実績を下回る結果となりました。
葬儀市場にITテクノロジーを活用した「葬テック」の一つとしてリリースしております、喪主と会葬者を繋ぐサービス「tsunagoo(つなぐ)」は、場所と時間を選ばず偲ぶサービス「inori」を追加し、機能強化を進めるとともに、拡販にも注力し、「tsunagoo」を活用した訃報サービスの利用が累計50,000件を超えるなど順調に浸透しております。また、「tsunagoo」を切り口とした遺影写真加工の新規契約獲得も進みました。
利益面につきましては、広告宣伝費や旅費交通費を抑制したものの、売上の減少に加え、画像処理オペレーター人件費が増加し、また、固定費削減を目的とした関東地区のオペレーションセンター移転に伴う一時的費用が発生したため、セグメント利益は減少いたしました。
その結果、売上高は1,825,298千円(前年同四半期比95.3%)、セグメント利益は439,520千円(前年同四半期比87.9%)となりました。
(パーソナルパブリッシングサービス事業)
当事業では、プロフェッショナル写真家向け市場では「アスカブック」、一般消費者向け市場では「マイブック」ブランドで展開しております。また、スマートフォンで撮影された写真をもとにフォトブックや写真プリントをOEM供給しております。
プロフェッショナル写真家向け市場では、自社営業による活動に加え、オンラインでのセミナーや発注ツール等のアップデートを行いましたが、主力であるウェディング向け写真集は、新型コロナウイルス感染症拡大による結婚式延期などの影響を強く受け、売上は苦戦しました。一方、建築写真向けやスタジオ写真向け製品の売上は堅調に推移しました。
一般消費者向け市場では、マイブック20周年キャンペーンや効果的な広告宣伝、SNSの活用などの施策を実施するとともに、季節商品となるカレンダーや卒業アルバムのプロモーションも進めてまいりました。その結果、子どもの成長記録を目的とした写真集売上は比較的堅調であったものの、コロナ禍の影響を受け、旅行やイベントを目的とした写真集の売上は厳しい状況となりました。また、OEM供給につきましても、旅行やイベントなどの自粛による撮影機会の減少が影響し、売上は減少いたしました。
利益面につきましては、広告宣伝費、発送配達費や旅費交通費などが減少したものの、売上減少による生産稼働率低下に伴う粗利率低下の影響が大きく、セグメント利益は大幅に減少いたしました。
その結果、売上高2,274,816千円(前年同四半期比76.8%)、セグメント利益は282,227千円(前年同四半期比39.6%)となりました。
(エアリアルイメージング事業)
当事業は、空中結像技術を用いた新しい画像・映像表現により市場を創造することを目指しており、独自技術により空中結像を可能にする「ASKA3Dプレート」について、ガラス製、樹脂製それぞれ開発、製造、販売しております。
ガラス製ASKA3Dプレートにつきましては、供給量の拡大を図っておりますものの、工程上の課題解決に取り組んでおり、限定的な供給量のもと、サイネージ目的を中心とした販売を進めてまいりました。課題解決のめどは立っており、外製による供給量の拡大と大型プレートの安定的な生産を実現してまいります。一方、ガラス製ASKA3Dプレート量産技術の内製化を目的として設立した技術開発センターでは、試作品の生産を繰り返しており、まずは低コストでの小型プレートでの生産体制の確立を目指し、その後、大型プレートの生産技術を醸成していく方針であります。
樹脂製ASKA3Dプレートにつきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の環境のもと、空中結像による非接触操作が注目されており、国内外を問わず多くの問い合わせを受け、製品への組込用途を目的としたサンプル販売を進めてまいりました。
営業面では、国内市場では自社営業による販売を進めるほか、海外市場では3カ所の代理店による販売を進めております。設置案件や実証実験の案件、また事業パートナーによる製品化案件が増えてきており、引き続き中ロット規模の量産案件の受注に努めてまいります。また、国内展示会リテールテックJAPANへの出展準備も進めてまいりました。
売上につきましては、樹脂製ASKA3Dプレートの販売が増加したため、売上高は前年同四半期実績を上回りました。
費用面では、広告宣伝費や旅費交通費は抑制したものの、先行費用として技術開発センター設立に伴う研究開発費が増加したため、セグメント損失は前年同四半期に比べやや拡大しました。
その結果、売上高は89,521千円(前年同四半期比113.2%)、セグメント損失は190,836千円(前年同四半期は176,127千円の損失)となりました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の売上高は4,189,007千円(前年同四半期比84.5%)となりました。利益面につきましては、主にパーソナルパブリッシングサービス事業においてセグメント利益が大幅に減少したことにより、経常利益は191,249千円(前年同四半期比29.4%)、四半期純利益は126,311千円(前年同四半期比27.5%)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期会計期間末における資産は、前事業年度末に比べ382,263千円減少し、6,225,425千円となりました。これは主に、機械及び装置を中心に有形固定資産が53,104千円増加した一方で、現金及び預金が506,809千円減少したことによるものであります。
当第3四半期会計期間末における負債は、前事業年度末に比べ358,405千円減少し、498,897千円となりました。これは主に、役員退職慰労引当金が100,000千円、未払法人税等が87,100千円、賞与引当金が74,600千円それぞれ減少したことによるものであります。
当第3四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べ23,857千円減少し、5,726,528千円となりました。これは主に、四半期純利益を126,311千円計上した一方で、剰余金の配当による減少168,409千円によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題に重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は165,445千円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。