四半期報告書-第28期第3四半期(2022/11/01-2023/01/31)

【提出】
2023/03/14 9:22
【資料】
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【項目】
33項目
文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症にかかる行動制限が解除されるなど、経済活動の正常化が進む一方、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化による国際情勢の不安定化、また、円安の進行や原材料価格の高騰、物価上昇による個人消費への影響が懸念されるなど、先行きは極めて不透明な状況となっております。
このような環境の中、当社は、景気動向に左右されにくい葬祭市場に対し、遺影写真等画像映像のデジタル加工や通信出力サービスを主に提供するフューネラル事業、1冊から本格的写真集という新しい写真のアウトプット手法を提案するフォトブック事業、空中結像という今までにないユニークな技術で、新しい市場を創造し、夢の実現を目指す空中ディスプレイ事業、それぞれに位置づけや特色が異なる三つの事業を展開してまいりました。
また、2022年12月には、ウェディング市場向けのDXサービスを展開するスタートアップ企業である株式会社リクシィと資本業務提携を行いました。
セグメントの業績は次のとおりであります。各セグメントの業績数値にはセグメント間の内部売上を含んでおります。
(フューネラル事業)
当事業におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大により葬儀の小型化が継続しているものの、葬儀の施行自体はほぼ正常化しております。葬儀社との新規契約獲得が順調であり、また、既存顧客のシステム機器買替需要が旺盛であったことに加え、全国的に葬儀施行件数が増加した結果、主力の遺影写真加工収入をはじめ、ハード機器売上、額やペーパーなどのサプライ品売上いずれも順調に増加いたしました。葬儀業界向けDXサービスである「tsunagoo」は、機能の継続的な改善やオンラインセミナーの実施などその拡販に努めてまいりました。
利益面につきましては、人員不足となっておりました画像処理部門を中心に積極的に採用を進めたほか、採用関連費用や旅費交通費が増加したものの、売上増加の貢献が大きく、セグメント利益は増加いたしました。
その結果、売上高は2,343,744千円(前年同四半期比116.1%)、セグメント利益は575,896千円(前年同四半期比111.3%)となりました。
(フォトブック事業)
当事業では、プロフェッショナル写真家向け市場では「アスカブック」、一般消費者向け市場では「マイブック」ブランドで展開しております。また、スマートフォンで撮影された写真をもとにフォトブックや写真プリントをOEM供給しております。
プロフェッショナル写真家向け市場では、主力であるウェディング向け写真集は新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響は多少残っているものの、遅れていた大都市圏も含め全国的に回復してきております。また、製品ラインナップを充実させております写真スタジオ向け売上も好調に推移したため、プロフェッショナル写真家向け市場の売上は想定を上回って推移いたしました。プロフェッショナル写真家向け写真集ブランドである「アスカブック」20周年記念として開催した「第8回等身大フォトアワード」「ペットの等身大フォトアワード」「アルバムデザインアワード」の審査や表彰式を行いました。
一般消費者向け市場では、海外旅行や各種イベントの制限的開催、マスク着用の常態化による撮影機会減少が継続しているなど厳しい事業環境となっているため、OEMは売上減少傾向が継続しておりますが、自社ブランド「マイブック」は回復傾向が見られております。このような厳しい状況ではありますが、各種キャンペーンの実施や新しいサービスである「マイブック年賀状」への取組み、季節商品となるカレンダーや卒業アルバムのプロモーションを進めてまいりました。
その結果、一般消費者向け市場は厳しかったものの、プロフェッショナル写真家向け売上が好調だったため、売上を着実に増加させることができました。
利益面につきましては、材料費や水道光熱費など各種値上げによりコストアップとなりましたが、生産体制の効率的運営や稼働率の回復により、セグメント利益は増加いたしました。
その結果、売上高は2,733,237千円(前年同四半期比107.2%)、セグメント利益は583,290千円(前年同四半期比119.5%)となりました。
(空中ディスプレイ事業)
当事業は、空中結像技術を用いた新しい画像・映像表現により市場を創造することを目指しており、独自技術により空中結像を可能にする「ASKA3Dプレート」について、ガラス製、樹脂製それぞれ開発、製造、販売しております。
営業面につきましては、国内は自社営業を主として、海外は代理店を主として販売を進めております。国内外において、沖縄の首里杜館やトルコの病院施設など設置実績を重ねてまいりましたが、中東地域の大型サイネージ案件では設置環境の問題等から受注が叶わなかったケースが生じました。また、店頭での決済端末活用などの有力な実証実験案件は当社で可能な限りのサポートは行っておりますが、一定の時間を要している状況です。中国市場を除き、営業活動は正常化しつつあり、本年1月には世界最大級のIT展示会「CES2023」に北米代理店と共同出展し、ASKA3Dプレートを使用した空中ディスプレイの持つ近未来感やエンターテイメント性を高く評価いただきました。
製造・開発面では、ガラス製、樹脂製とも外製による生産の安定や大型化への取組みを進めており、成果をあげております。自社技術開発センターでは、中型のガラス製プレートの製造に開発テーマを絞り込んでおり、ベースとなる小型プレートの精度向上とつなぎ合わせ技術の確立という生産上の課題解決に取り組んでおります。まだ量産試作段階にまでは至っていないものの、今期中には代理店向けに試作品を販売する予定となっております。
売上につきましては、主にサイネージ向けのガラス製ASKA3Dプレートの販売や製造に必要な金型の売上が発生したため、売上高は前年同四半期実績を上回りました。
費用面では、展示会出展の増加により広告宣伝費が増加し、また、営業活動の活性化により旅費交通費が増加したものの、研究開発テーマの絞り込みによる研究開発費のコントロールなどにより、セグメント損失は前年同四半期に比べ縮小しました。
その結果、売上高は128,579千円(前年同四半期比106.3%)、セグメント損失は224,894千円(前年同四半期は238,835千円の損失)となりました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の売上高は5,200,977千円(前年同四半期比110.9%)となりました。利益面につきましては、主にフューネラル事業及びフォトブック事業においてセグメント利益が増加したことにより、経常利益は497,398千円(前年同四半期比132.9%)、四半期純利益は349,232千円(前年同四半期比133.2%)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期会計期間末における資産は、前事業年度末に比べ49,872千円減少し、6,846,362千円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が129,472千円、商品及び製品が154,708千円それぞれ増加した一方で、現金及び預金が347,585千円減少したことによるものであります。
当第3四半期会計期間末における負債は、前事業年度末に比べ98,129千円減少し、777,319千円となりました。これは主に、未払法人税等が43,800千円、賞与引当金が60,320千円それぞれ減少したことによるものであります。
当第3四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べ48,257千円増加し、6,069,043千円となりました。これは主に、剰余金の配当による減少117,644千円、自己株式の増加189,465千円があった一方で、四半期純利益を349,232千円計上したことによるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題に重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は188,437千円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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