四半期報告書-第27期第3四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)
文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間は、投資銀行事業において、事業承継等のニーズに対応したプライベートエクイティ投資強化の方針のもと、案件の組成を推進しております。エンタテインメント・サービス事業では、ライセンス関連についてはブランディング強化によりムーミンの国内市場は拡大基調で推移したものの、メッツァについては、2021年1月の2回目の緊急事態宣言以降、来園者数は低水準で推移しており、費用を抑制した収支均衡策を継続しております。
当第3四半期連結累計期間の経営成績は、メッツァが低調であったものの、プライベートエクイティ投資において複数の案件が投資回収に至り、航空機アセットマネジメントも好調に推移した結果、売上高は6,410百万円(前年同期比23.4%増)となり、売上総利益は原価率の低い投資銀行事業の業務受託等の売上高が伸長したことにより2,846百万円(前年同期比70.4%増)となりました。販売費及び一般管理費は、前期からメッツァをはじめとして全社的に費用削減を推進してきたことにより前年同期比7.1%減の2,381百万円となった結果、営業利益は465百万円(前年同期は893百万円の損失)、経常利益は437百万円(前年同期は989百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は319百万円(前年同期は1,045百万円の損失)となりました。
(単位:百万円)
セグメント別の業績は以下のとおりであり、売上高についてはセグメント間の内部売上高又は振替高を含めた売上高で表示しております。
① 投資銀行事業
投資銀行事業では、事業承継などに関連する複数の業務を受託し、これらの案件へのプライベートエクイティ投資が回収に至りました。また、航空機アセットマネジメントにおいて、コロナ禍の影響により金融機関や所有者(レッサー)から機体検査や機体返還などの技術サービス提供依頼が増加しました。販売費及び一般管理費については、前期において漸次、人件費を中心に削減を進めたことにより、当第3四半期連結累計期間においても前年同期比で減少しました。
以上の結果、投資銀行事業の売上高は3,301百万円(前年同期比73.6%増)、セグメント利益は1,274百万円(前年同期は8百万円の損失)となりました。
② 公共コンサルティング事業
公共コンサルティング事業では、公会計事業として地方公共団体に対する統一的な基準による財務書類作成のコンサルティング業務に加え、財務分析レポート作成や公営企業会計導入、経営戦略策定等の受託業務について、大規模自治体を軸に営業活動を推進しました。このような中で、2021年1月に総務省から地方公共団体に対して個別施設計画等を踏まえた公共施設等総合管理計画の見直しを2022年3月までに行うことが求められたことから、見直し支援業務に関しても、積極的に営業活動を推進しました。
また、地方創生事業として市場拡大が見込まれるPPP/PFI手法の導入検討等の受託業務を推進しました。
公共コンサルティング事業の売上高は162百万円(前年同期比4.7%減)、セグメント損失は9百万円(前年同期は25百万円の損失)となりました。
③ エンタテインメント・サービス事業
エンタテインメント・サービス事業では、㈱ムーミン物語のムーミンバレーパークと㈱ライツ・アンド・ブランズのムーミンのライセンス事業を両輪として、ムーミンのブランディングを通じた国内市場拡大によるライセンス収入の拡大を基本戦略として事業を推進しております。
ムーミンバレーパークを含むメッツァでは、㈱ムーミン物語が万全の感染拡大防止策をとったうえで、各種イベントや環境演出の強化などによって集客に努めました。メッツァの来園者数は、第1四半期に前期の第4四半期比で37.2%増の24万人と増加基調になったものの、第2四半期、第3四半期は緊急事態宣言等により低水準で推移して、前第3四半期連結累計期間比で2.8%減の57万人となった結果、メッツァ関連の売上高は前年同期比18.5%減の1,819百万円となりました。
ライセンス関連においては、日本国内におけるムーミンのライセンスを一括管理(翻訳出版権、テーマパーク、舞台芸術を除く)している㈱ライツ・アンド・ブランズが、コロナ禍でもライセンシーの総売上高を増加基調で推移させました。ムーミンのブランド価値向上のためのPR活動や、ライセンシーと協力した様々な企画を投入した結果、コロナ禍での日用品やカジュアルウェアなどの「巣ごもり」需要の取り込みへつながり、ライセンス収入が増加しました。結果として、ライセンス関連の売上高は前年同期比26.9%増の1,351百万円となりました。
以上の結果、エンタテインメント・サービス事業の売上高は3,171百万円(前年同期比3.9%減)となり、利益面については、メッツァにおける費用削減効果により赤字幅は縮小して、330百万円のセグメント損失(前年同期は414百万円の損失)となりました。
(2) 財政状態の状況
(総資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は前連結会計年度末より2.0%増加し、16,920百万円となりました。これは主として、営業貸付金が55百万円、ムーミンバレーパークの建物、内外装等の減価償却等により建物及び構築物(純額)が134百万円、投資有価証券が79百万円減少したものの、現金及び預金が609百万円、受取手形及び売掛金が105百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は前連結会計年度末より0.2%減少し、9,260百万円となりました。これは主として、短期借入金が90百万円、流動負債のその他に含まれる未払金が165百万円増加したものの、1年内返済予定の長期借入金が256百万円、固定負債のリース債務が172百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は前連結会計年度末より4.9%増加し、7,660百万円となりました。これは主として、非支配株主持分が59百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により利益剰余金が252百万円増加したことによるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第3四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について、重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 従業員数
当第3四半期連結累計期間において、連結会社又は提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(7) 生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間において、販売の実績に著しい変動がありました。その内容については「(1)経営成績の状況」に記載の通りであります。
また、生産の実績に著しい変動がありました。生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 生産高は、評価損等による減少を除く販売用不動産及び仕掛販売用不動産の増減額に売上原価を加えた金額により表示しております。
(8) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動はありません。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間は、投資銀行事業において、事業承継等のニーズに対応したプライベートエクイティ投資強化の方針のもと、案件の組成を推進しております。エンタテインメント・サービス事業では、ライセンス関連についてはブランディング強化によりムーミンの国内市場は拡大基調で推移したものの、メッツァについては、2021年1月の2回目の緊急事態宣言以降、来園者数は低水準で推移しており、費用を抑制した収支均衡策を継続しております。
当第3四半期連結累計期間の経営成績は、メッツァが低調であったものの、プライベートエクイティ投資において複数の案件が投資回収に至り、航空機アセットマネジメントも好調に推移した結果、売上高は6,410百万円(前年同期比23.4%増)となり、売上総利益は原価率の低い投資銀行事業の業務受託等の売上高が伸長したことにより2,846百万円(前年同期比70.4%増)となりました。販売費及び一般管理費は、前期からメッツァをはじめとして全社的に費用削減を推進してきたことにより前年同期比7.1%減の2,381百万円となった結果、営業利益は465百万円(前年同期は893百万円の損失)、経常利益は437百万円(前年同期は989百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は319百万円(前年同期は1,045百万円の損失)となりました。
(単位:百万円)
| 2020年9月期 第3四半期連結累計期間 | 2021年9月期 第3四半期連結累計期間 | 増減額 | |
| 売上高 | 5,196 | 6,410 | 1,214 |
| 投資銀行事業 | 1,901 | 3,301 | 1,399 |
| 公共コンサルティング事業 | 170 | 162 | △7 |
| エンタテインメント・サービス事業 | 3,298 | 3,171 | △127 |
| 消去 | △173 | △224 | △50 |
| 売上総利益 | 1,670 | 2,846 | 1,176 |
| 投資銀行事業 | 1,045 | 2,326 | 1,281 |
| 公共コンサルティング事業 | 93 | 99 | 5 |
| エンタテインメント・サービス事業 | 617 | 523 | △93 |
| 消去 | △86 | △103 | △17 |
| 営業利益又は営業損失(△) (セグメント利益又は損失(△)) | △893 | 465 | 1,358 |
| 投資銀行事業 | △8 | 1,274 | 1,283 |
| 公共コンサルティング事業 | △25 | △9 | 16 |
| エンタテインメント・サービス事業 | △414 | △330 | 83 |
| 消去又は全社費用 | △445 | △468 | △23 |
| 経常利益又は経常損失(△) | △989 | 437 | 1,426 |
| 税金等調整前四半期純利益又は 税金等調整前四半期純損失(△) | △1,278 | 442 | 1,721 |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益又は 親会社株主に帰属する四半期純損失(△) | △1,045 | 319 | 1,365 |
セグメント別の業績は以下のとおりであり、売上高についてはセグメント間の内部売上高又は振替高を含めた売上高で表示しております。
① 投資銀行事業
投資銀行事業では、事業承継などに関連する複数の業務を受託し、これらの案件へのプライベートエクイティ投資が回収に至りました。また、航空機アセットマネジメントにおいて、コロナ禍の影響により金融機関や所有者(レッサー)から機体検査や機体返還などの技術サービス提供依頼が増加しました。販売費及び一般管理費については、前期において漸次、人件費を中心に削減を進めたことにより、当第3四半期連結累計期間においても前年同期比で減少しました。
以上の結果、投資銀行事業の売上高は3,301百万円(前年同期比73.6%増)、セグメント利益は1,274百万円(前年同期は8百万円の損失)となりました。
② 公共コンサルティング事業
公共コンサルティング事業では、公会計事業として地方公共団体に対する統一的な基準による財務書類作成のコンサルティング業務に加え、財務分析レポート作成や公営企業会計導入、経営戦略策定等の受託業務について、大規模自治体を軸に営業活動を推進しました。このような中で、2021年1月に総務省から地方公共団体に対して個別施設計画等を踏まえた公共施設等総合管理計画の見直しを2022年3月までに行うことが求められたことから、見直し支援業務に関しても、積極的に営業活動を推進しました。
また、地方創生事業として市場拡大が見込まれるPPP/PFI手法の導入検討等の受託業務を推進しました。
公共コンサルティング事業の売上高は162百万円(前年同期比4.7%減)、セグメント損失は9百万円(前年同期は25百万円の損失)となりました。
③ エンタテインメント・サービス事業
エンタテインメント・サービス事業では、㈱ムーミン物語のムーミンバレーパークと㈱ライツ・アンド・ブランズのムーミンのライセンス事業を両輪として、ムーミンのブランディングを通じた国内市場拡大によるライセンス収入の拡大を基本戦略として事業を推進しております。
ムーミンバレーパークを含むメッツァでは、㈱ムーミン物語が万全の感染拡大防止策をとったうえで、各種イベントや環境演出の強化などによって集客に努めました。メッツァの来園者数は、第1四半期に前期の第4四半期比で37.2%増の24万人と増加基調になったものの、第2四半期、第3四半期は緊急事態宣言等により低水準で推移して、前第3四半期連結累計期間比で2.8%減の57万人となった結果、メッツァ関連の売上高は前年同期比18.5%減の1,819百万円となりました。
ライセンス関連においては、日本国内におけるムーミンのライセンスを一括管理(翻訳出版権、テーマパーク、舞台芸術を除く)している㈱ライツ・アンド・ブランズが、コロナ禍でもライセンシーの総売上高を増加基調で推移させました。ムーミンのブランド価値向上のためのPR活動や、ライセンシーと協力した様々な企画を投入した結果、コロナ禍での日用品やカジュアルウェアなどの「巣ごもり」需要の取り込みへつながり、ライセンス収入が増加しました。結果として、ライセンス関連の売上高は前年同期比26.9%増の1,351百万円となりました。
以上の結果、エンタテインメント・サービス事業の売上高は3,171百万円(前年同期比3.9%減)となり、利益面については、メッツァにおける費用削減効果により赤字幅は縮小して、330百万円のセグメント損失(前年同期は414百万円の損失)となりました。
(2) 財政状態の状況
(総資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は前連結会計年度末より2.0%増加し、16,920百万円となりました。これは主として、営業貸付金が55百万円、ムーミンバレーパークの建物、内外装等の減価償却等により建物及び構築物(純額)が134百万円、投資有価証券が79百万円減少したものの、現金及び預金が609百万円、受取手形及び売掛金が105百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は前連結会計年度末より0.2%減少し、9,260百万円となりました。これは主として、短期借入金が90百万円、流動負債のその他に含まれる未払金が165百万円増加したものの、1年内返済予定の長期借入金が256百万円、固定負債のリース債務が172百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は前連結会計年度末より4.9%増加し、7,660百万円となりました。これは主として、非支配株主持分が59百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により利益剰余金が252百万円増加したことによるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第3四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について、重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 従業員数
当第3四半期連結累計期間において、連結会社又は提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(7) 生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間において、販売の実績に著しい変動がありました。その内容については「(1)経営成績の状況」に記載の通りであります。
また、生産の実績に著しい変動がありました。生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 内 訳 | 生産高(千円) | 前年同期比(%) |
| 投資銀行事業 | 不動産開発等 | 9,840 | △93.0 |
(注) 生産高は、評価損等による減少を除く販売用不動産及び仕掛販売用不動産の増減額に売上原価を加えた金額により表示しております。
(8) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動はありません。