四半期報告書-第15期第2四半期(平成26年8月1日-平成26年10月31日)

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2014/12/15 12:26
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有報資料

文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当社グループは、中期経営計画『SiLK VISION 2016』の2年目において、将来の成長が予想される3つの領域「モバイル革命」、「生活革命」、「生産革命」への徹底した顧客志向のサービス投入をテーマとし、以下の平成27年4月期の基本方針に則り引き続き事業を展開いたしました。
<平成27年4月期基本方針>1.モバイル事業の成長
・「freebit mobile」のユーザー数拡大及び「YourNet MVNO Pack」のパートナー企業の拡大
・競争力のあるコスト構造の構築
2.クラウド事業の成長
・競争力のあるコスト構造とサービスの構築及び回線/クラウド/アプリの統合サービスの提供
3.アドテクノロジー事業の成長
・子会社の株式会社フルスピード(以下、「フルスピード」)との積極的な技術融合によるDSP/3PASの開発を推進し、アドテクノロジー企業としての地位の確立を目指す
4.新規事業の立上げ
・M2M/ビッグデータ技術を利用した医療周辺サービスの第2弾展開
5.戦略的投資の実行
・グループブランド構築のための継続的投資
・成長の下支えとしてコア事業関連の買収戦略の実行
当第2四半期連結累計期間においては、引き続き上記基本方針に則り、今後の更なる事業拡大を目的とした事業戦略の推進に注力いたしました。
特に、注力するモバイル事業においては、当社がMVNE(Mobile Virtual Network Enabler)として提供している「YourNet MVNO Pack」が短期間かつ低コストでMVNO(Mobile Virtual Network Operator)事業を立ち上げられることが高く評価され、新たに市場参入する企業に順調に採用されることとなりました。更に子会社の株式会社ドリーム・トレイン・インターネット(以下、「DTI」)がMVNO事業者として提供するモバイル通信サービス「ServersMan SIM LTE」も堅調に推移しました。また、当社グループの粋を集めて拡大に努めているモバイル事業の一つである「freebit mobile」については、戦略的ブランドマーケティングを企図した計画投資を実行し、東京に旗艦店となる「ATELIER freebit 渋谷スペイン坂」をオープンするとともに、それと連動したメディア露出拡大施策を講じました。その結果、広告とマスメディアによる複合的なブランドイメージの拡散が功を奏し、市場認知度の向上とユーザー数の拡大につなげることができました。
クラウド事業においては、市場において様々なクラウドサービスが乱立しつつあることによる過当競争傾向を予め推知し、競合企業に先駆けて事業の選択と集中をはかり事業効率の向上を目論んだことで、売上高は減少したもののセグメント損益は黒字転換いたしました。また、今後の市場動向を俯瞰したうえで当社グループの事業企画力を活かしたプロダクト投入の準備を行いました。
アドテクノロジー事業においては、フルスピードが“ Ad Technology & Marketing Company ”として“創る機能”と“販売する機能”の両軸による国内唯一のハイブリッド型ネット広告代理店の確立に向けて事業を展開しており、当社グループの強みを活かした自社開発による独自のソリューションプロダクトを投入していくことで、競合他社との差別化を図っております。
以上の結果、売上高は10,521,795千円(前年同期比1.2%増)、営業利益は599,822千円(前年同期比2.6%減)、経常利益は511,380千円(前年同期比4.7%減)となりました。
また、第1四半期連結会計期間に、子会社であったフリービットクラウド株式会社を平成26年5月1日付でDTIに吸収合併したことにより繰延税金資産を計上したことに加え、当第2四半期連結会計期間において、フルスピードが発行した新株予約権が行使されたことに伴う持分変動利益及びフルスピードが投資有価証券を売却したことによる投資有価証券売却益を計上したことで、四半期純利益は718,390千円(前年同期比1323.0%増)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
① ブロードバンドインフラ
モバイルサービスへのユーザー移行が一巡したことで、固定網による収益が安定化したことに加え、「YourNet MVNO Pack」の採用企業増加とその採用企業によるエンドユーザー向け販売増加により、契約数は好調に推移しました。また、マンションインターネットサービスを主な事業とする子会社の株式会社ギガプライズにおきましても、販路拡大施策や先行投資、サービス品質向上施策が結実し、契約数が大幅に増加しました。
一方で、回線品質向上や契約数増に伴う基幹網増強コストが増加しましたが、上記収益増で吸収した結果、売上高は4,205,040千円(前年同期比10.0%増)、セグメント利益は586,141千円(前年同期比71.3%増)と大幅な増収増益となりました。
② クラウドコンピューティングインフラ
主力サービスである「フリービットクラウドVDC」の既存ユーザーをターゲットにサービス利用増加促進策を講じるとともに、新規顧客獲得に邁進したこと及び体制面並びにコスト構造等の改革により利益が増加しました。
以上の結果、売上高は1,013,866千円(前年同期比11.2%減)、セグメント利益は48,193千円(前年同期は62,161千円のセグメント損失)と黒字転換となりました。
③ アドテクノロジーインフラ
インターネット広告事業を主な事業とするフルスピードは、“ Ad Technology & Marketing Company ”をビジョンに掲げ、既存事業であるインターネット広告代理店事業や同社子会社の株式会社フォーイットが展開する「アフィリエイトB」等の拡販を強化し確固たる収益を確保する一方で、拡大するRTB(リアルタイム入札)型ディスプレイ広告市場に向けて「AdMatrix」ブランドで展開するインターネット広告統合管理ツールの展開を推進し、新たな事業の柱にするべくアドテクノロジーカンパニーへの転換を企図した取り組みを進めています。
以上の結果、売上高は3,983,683千円(前年同期比1.6%増)、セグメント利益は232,457千円(前年同期比20.6%減)となりました。
④ 次世代インターネット・ユビキタスインフラ
特許技術をはじめとした当社独自技術によるM2M関連のサービス展開を引き続き行うとともに、当社グループの戦略プロダクトであるスマートフォン「PandA」のハードウェアバージョンアップを行いました。また、M2M関連のノウハウを活かした「PandA」用アプリを開発し利便性向上による競合他社との差別化をはかりました。
以上の結果、売上高は22,626千円(前年同期比23.7%増)、セグメント損失は101,301千円(前年同期は115,004千円のセグメント損失)となりました。
⑤ B2C
固定回線の減衰率はとどまりつつありながらも未だ完全な回復基調には至らない中で、モバイル事業の「freebit mobile」及び「ServersMan SIM LTE」のMVNOサービスの利用者獲得が順調であったため、堅調な会員数で推移いたしました。なお、「freebit mobile」については、販売エリア拡大及び積極的プロモーション等の戦略的投資を実行いたしました。
以上の結果、売上高は2,338,318千円(前年同期比3.1%減)、セグメント利益は128,687千円(前年同期比73.2%減)となりました。
セグメント別売上高及びセグメント損益 (単位:千円)
区分売上高セグメント利益
又は損失(△)
ブロードバンドインフラ4,205,040586,141
クラウドコンピューティングインフラ1,013,86648,193
アドテクノロジーインフラ3,983,683232,457
次世代インターネット・ユビキタスインフラ22,626△101,301
B2C2,338,318128,687
その他85,42413,450
調整額△1,127,164△307,806
合計10,521,795599,822

連結財政状態
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は17,602,141千円となり、前連結会計年度末と比べて869,506千円増加しました。これは主として、のれんが344,305千円減少したものの、現金及び預金が1,011,617千円増加したことによるものです。
負債合計は10,348,849千円となり、前連結会計年度末と比べて102,885千円増加しました。これは主として、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)が313,460千円及び未払金が124,198千円減少したものの、短期借入金が619,170千円増加したことによるものです。
純資産合計は、四半期純利益により利益剰余金が増加したことや少数株主持分が増加したこと等により、前連結会計年度末と比べて766,620千円増加の7,253,292千円となり、この結果、自己資本比率は37.4%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は5,751,534千円となり、前連結会計年度末と比較して1,044,656千円増加しました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>営業活動による資金は1,081,159千円の増加(前年同四半期は350,018千円の増加)となりました。これは主に、法人税等の支払額が291,815千円あったものの、税金等調整前四半期純利益が679,429千円、減価償却費が310,164千円及びのれん償却額が320,989千円あったことによるものです。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>投資活動による資金は101,968千円の減少(前年同四半期は3,142千円の増加)となりました。これは主に、投資有価証券の売却による収入が114,884千円あったものの、有形固定資産の取得による支出が134,148千円及び無固定資産の取得による支出が94,026千円あったことによるものです。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>財務活動による資金は60,506千円の増加(前年同四半期は560,713千円の減少)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出が1,201,460千円あったものの、短期借入金の純増額が619,170千円及び長期借入れによる収入が888,000千円あったことによるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動は、3,084千円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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