有価証券報告書-第11期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/17 9:35
【資料】
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注記事項-のれん及び無形資産、連結財務諸表(IFRS)

13.のれん及び無形資産
(1)増減表
のれん及び無形資産の帳簿価額の増減は以下のとおりであります。
取得原価
のれん無形資産
ソフトウェアソフトウェア
仮勘定
その他合計
百万円百万円百万円百万円百万円
2018年4月1日19,0233,382201523,554
取得--165107272
売却又は処分-△56-△0△56
科目振替-152△152--
在外営業活動体の換算差額-6-△14
2019年3月31日19,0233,484332563,775
取得--1804184
売却又は処分-△83-△0△83
科目振替-102△102--
連結除外△6,638△380△19△17△417
在外営業活動体の換算差額-△11-△1△12
2020年3月31日12,3843,111922413,446

償却累計額及び減損損失累計額
のれん無形資産
ソフトウェアソフトウェア
仮勘定
その他合計
百万円百万円百万円百万円百万円
2018年4月1日△10,780△2,687-△127△2,814
償却費-△316-△1△317
減損損失-----
売却又は処分-55--55
在外営業活動体の換算差額-△1-0△1
2019年3月31日△10,780△2,949-△128△3,077
償却費-△225-△4△230
減損損失-△0--△0
売却又は処分-70--70
連結除外-300-11312
在外営業活動体の換算差額-8-08
2020年3月31日△10,780△2,796-△120△2,917

(注) 無形資産の減価償却費は、連結損益計算書の「売上原価」、「販売費及び一般管理費」及び「非継続事業からの当期損失」に含まれております
帳簿価額
のれん無形資産
ソフトウェアソフトウェア
仮勘定
その他合計
百万円百万円百万円百万円百万円
2018年4月1日8,2436952024740
2019年3月31日8,24353533128697
2020年3月31日1,60431592120529

(2)のれんの減損
企業結合で生じたのれんは、取得日以降に企業結合から利益がもたらされる資金生成単位に配分しております。
のれんの帳簿価額のセグメント別内訳は以下のとおりであります。
前連結会計年度
(2019年3月31日)
当連結会計年度
(2020年3月31日)
百万円百万円
貴金属1919
環境保全1,0201,584
ライフ&ヘルス7,202-
合計8,2431,604

(注)当連結会計年度において、連結子会社であるフジ医療器の全株式の60%を売却し、同社を連結の範囲から除外しています。これに伴い、当社グループにおける一部の経営管理体制を変更したことから、報告セグメントを従来の「貴金属事業」、「環境保全事業」及び「ライフ&ヘルス事業」の3区分から、「貴金属事業」及び「環境保全事業」の2区分に変更しております。この変更により、当連結会計年度において564百万円をライフ&ヘルス事業から環境保全事業へ組み替えております。
前連結会計年度において計上した減損損失はありません。
ライフ&ヘルスセグメントにおいて、のれんの減損損失は、資金生成単位の回収可能価額が帳簿価額を下回った場合に認識しております。回収可能価額は使用価値により測定しております。
重要なのれんであるフジ医療器の使用価値は、経営者が承認した今後2年度分の事業計画を基礎としたキャッシュ・フローの見積額を、当該資金生成単位の同業他社の加重平均資本コストを基礎とした税引前割引率9.6%により現在価値に割り引いて算定しております。事業計画の期間を超えるキャッシュ・フローは、資金生成単位が属する市場の長期平均成長率等をもとに推定しております。その結果、前連結会計年度末においては、回収可能価額が資金生成単位の帳簿価額を十分に上回っております。
回収可能価額の算定に用いた割引率について合理的な範囲で変動があった場合でも、回収可能価額が資金生成単位の帳簿価額を十分に上回っていることから、重要な減損損失が発生する可能性は低いと判断しております。
当連結会計年度において計上した減損損失はありません。
環境保全セグメントにおいて、のれんの減損損失は、資金生成単位の回収可能価額が帳簿価額を下回った場合に認識しております。回収可能価額は使用価値により測定しております。
使用価値は、経営者が承認した今後2年度分の事業計画を基礎としたキャッシュ・フローの見積額を、当該資金生成単位の同業他社の加重平均資本コストを基礎とした税引前割引率8.3~8.4%により現在価値に割り引いて算定しております。事業計画の期間を超えるキャッシュ・フローは、資金生成単位が属する市場の長期平均成長率等をもとに推定しております。その結果、当連結会計年度末においては、回収可能価額が資金生成単位の帳簿価額を十分に上回っております。
回収可能価額の算定に用いた割引率について合理的な範囲で変動があった場合でも、回収可能価額が資金生成単位の帳簿価額を十分に上回っていることから、重要な減損損失が発生する可能性は低いと判断しております。
(3)コミットメント
前連結会計年度及び当連結会計年度における決算日以降の無形資産の取得に係る重要なコミットメントはありません。