2181 パーソル HD

2181
2024/08/16
時価
6506億円
PER
21.13倍
2010年以降
8.39-93.99倍
(2010-2024年)
PBR
3.18倍
2010年以降
0.72-5.18倍
(2010-2024年)
配当
3.08%
ROE
15.58%
ROA
5.78%
資料
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設備投資額 - Career

【期間】

連結

2021年3月31日
22億1200万
2022年3月31日 +53.16%
33億8800万
2023年3月31日 +13.34%
38億4000万
2024年3月31日 +52.06%
58億3900万

有報情報

#1 事業の内容
Career SBU
e>Career SBU本セグメントは主に、顧客企業の正社員の中途採用活動を支援する人材紹介事業、求人メディア事業を展開しております。これらの事業は代表ブランド「doda」を主体として展開しており、マーケティング効率などのシナジー発揮のため、そのブランド力を最大限に活用しております。
⦅人材紹介事業⦆
2024/06/19 15:02
#2 事業等のリスク
グループ重要リスク2 企業買収投資に伴うリスク
残存リスク影響度:大、 発生可能性:高
リスク認識当社グループまた当社グループを取巻く業界においては、これまでオーガニックな成長に加え、企業買収や事業提携を行い事業の拡大を行ってまいりました。引き続き企業買収等を通じて事業規模を拡大していくとともに、ITなどの新しいテクノロジーの取込みを目的とする企業買収を行うことによって、さらなる企業価値の向上と競争優位性の確保を行ってまいります。企業買収や事業提携に際しては、対象となる企業の財務内容や契約関係等について詳細なデューディリジェンスを行い、リスク回避に努めておりますが、案件の性質や時間的な制約等から十分なデューディリジェンスが実施できず、買収後に偶発債務の発生や未認識債務が判明した場合、また当該事業が、当初想定した収益計画と大きく乖離した場合、多額の資金投入が発生する可能性のほか、関係会社株式の評価替えやのれんの減損等により、当社グループの事業展開や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。なお、買収を通じて取得した企業ののれんは、当連結会計年度末において59,019百万円であり、そのうち、Asia Pacific SBU及びCareer SBUが大きな割合を占めております。なお、当社グループは2024年3月期第1四半期よりIFRSに基づき開示しております。IFRSにおいては、日本において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準(以下「日本基準」という。)と異なり、のれんの償却が行われない一方で、減損の判定方法が異なるため、日本基準と比較し、減損損失が早期に計上され、また、一度に計上される金額が多額となる可能性があります。また、買収した企業は、それぞれのブランド力やグループ内の相互協力により極めて有益なビジネスシナジーの創出が可能になるものと判断しておりますが、今後、経営環境や事業の状況の著しい変化、技術革新、また何らかの事由によりそれぞれの経営成績が想定通り進捗しない場合、これらの資産について追加の減損損失が発生し、当社グループの財政状態及び経営成績に大きな影響を及ぼす可能性があります。
リスク対策の状況事業投資案件に関しては、資本効率を重視し、その決裁プロセスにおけるガバナンス体制の強化に取り組んでおります。2020年4月からは、多額の事業投資案件に関して専門的見地から審議した上で経営陣に対して助言する「投資委員会」を設置しております。投資委員会は、グループの投資全般に関する重要事項の審議を行うとともに、投資推進に関連した一連の知識、知見をグループの組織知として高めていくことを目的としており、審議結果をHMC(Headquarters Management Committee)に上程し、HMCの適切な判断を補完する組織となります。
2024/06/19 15:02
#3 従業員の状況(連結)
(1)連結会社の状況
2024年3月31日現在
Technology8,201(259)
Career5,738(1,197)
Asia Pacific9,939(374)
(注)1.従業員数は就業員数(当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(契約社員、派遣社員)は、( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。
2.従業員数には、正規雇用の派遣スタッフ数(主にStaffing SBUにおいて約2万人)を含み、有期の登録型派遣就業スタッフ数(主にStaffing SBUにおいて約10万人)は含んでおりません。
2024/06/19 15:02
#4 注記事項-セグメント情報、連結財務諸表(IFRS)(連結)
当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当連結会計年度より、戦略立案機能及び推進力の強化や責任の明確化を図り、変化の速い事業環境に対する機動的な経営判断を実現する、さらなる成長を目的とした経営体制の変更に伴い、報告セグメントを従来の「Staffing」「Career」「Professional Outsourcing」「Solution」「Asia Pacific」の5区分から、「Staffing」「BPO」「Technology」「Career」「Asia Pacific」の5区分に変更しております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報は、当連結会計年度の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。
2024/06/19 15:02
#5 注記事項-減損損失、連結財務諸表(IFRS)(連結)
のれん及び耐用年数を確定できない無形資産の資金生成単位グループへの配分額は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
Technology各社1,9881,9881,988
Careerパーソルキャリア㈱21,94521,94521,945
Asia PacificProgrammed社Staffing事業10,62810,36511,218
Programmed社Facility Management事業13,09213,08614,388
その他各社14,4657,5196,663
前連結会計年度において、当社はAsia Pacific SBU 中期経営計画(2023年4月1日~2026年3月31日)を策定したことに伴い、事業ポートフォリオの見直しを行い、Asia PacificセグメントのProgrammed 社の減損テストの評価単位を、従来の「Staffing事業」及び「Maintenance事業」から、「Staffing事業」、「Facility Management事業」、「Property Services事業」、「Health事業」に変更いたしました。
また、当連結会計年度において、当社は戦略立案機能及び推進力の強化や責任の明確化を図り、変化の速い事業環境に対する機動的な経営判断を実現する、さらなる成長を目的とした経営体制の変更に伴い、報告セグメントを従来の「Staffing」「Career」「Professional Outsourcing」「Solution」「Asia Pacific」の5区分から、「Staffing」「BPO」「Technology」「Career」「Asia Pacific」の5区分に変更いたしました。
2024/06/19 15:02
#6 監査報酬(連結)
監査等委員会について、アンケート形式で自己評価を行ったうえ、監査等委員会で当事業年度の活動を振り返り、実効性の向上を目的に討議した結果、監査等委員会は当事業年度において、実効的な監査等が実施されていることを確認いたしました。
昨年度の実効性評価で認識された課題については、①監査等委員会の活動状況等について、取締役会で定期的に情報共有を行う、②サイバーセキュリティリスクについて、社外の専門家による取締役向けの研修等を通じて情報を収集する、③監査等委員全員でCareer SBU中核会社の現場視察を実施し、役職員とのコミュニケーションを図るなどの取組みを実施しました。
監査等委員会の実効性を維持・向上するための今後の課題として、会計監査人との連携をより一層充実させるため、会計監査人とのコミュニケーションの時間を十分に確保すること並びに当社及び中核事業に関わり、事業に重大な影響を及ぼす法令等について、必要な知識の習得や適切な更新等の研鑽に努めることが重要であるとの認識が共有されました。
2024/06/19 15:02
#7 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
・グループ中期経営計画2026
事業の位置づけ・Staffing SBU/BPO SBU/Technology SBU/Career SBU/Asia Pacific SBUの5つのSBU体制へ・Staffing SBUを「グループの屋台骨(グループの成長基盤)」と位置付けつつ、Career SBU/BPO SBU/Technology SBUを「利益成長の柱」とする・Asia Pacific SBUは、将来の飛躍へ向けた基盤強化(収益性改善)を行う・将来に向け事業の探索・創造を行う、R&D Function Unitを設立
強化すべき競争優位性・「人を集めるチカラ」「人と組織を結ぶチカラ」「業務をデザインするチカラ」を継続強化する強みとする
事業成長のエンジン・事業成長を加速させるグループ共通の下記3つの取り組みを「事業成長のエンジン」とする人的資本 :「“はたらくWell-being”の体現/テクノロジー人材の拡充/多様な人材が活躍する基盤構築」に取り組むテクノロジー:「テクノロジー人材と組織の進化/はたらく環境のデジタル化推進/コア事業の価値向上/新たな価値創造」に取り組むラーニング :より良い“はたらく”に繋がる“学び”を各事業に実装することで個人とともに、各事業の成長を加速させる
・グループ中期経営計画2026の進捗
事業の位置づけ・Staffing SBUは、“はたらく人に軸足を置く経営”に取り組み、派遣スタッフが選ぶ 派遣会社満足度ランキング2023で2冠獲得(総合満足度ランキング5年連続1位、継続就業意向度ランキング初の1位、出典:派遣の働き方研究所調査より)Career SBUは、調整後EBITDA対前年比124%の成長、ハイクラス領域dodaXの強化BPO SBUは、事業会社の統合、コンサルティング事業の強化に向けて採用やプロモーションを拡大Technology SBUは、採用を強化、またエンゲージメント向上により退職率低減・Asia Pacific SBUは、ROIC10%の達成に向けて、事業ポートフォリオの見直しやコスト最適化を推進・R&D Function Unitは、短期間・短時間の仕事に特化し、柔軟な働き方を望む個人と必要な時に必要な分だけ人材を活用したい企業をつなぐデジタルマッチングプラットフォーム「シェアフル」を積極拡大
強化すべき競争優位性・「人を集めるチカラ」:共通CIによる各サービスブランドとのリンケージ強化を実施「人と組織を結ぶチカラ」:ハイクラス転職dodaXとスカウトサービスdodaダイレクトを連携し、dodaXでは企業から直接スカウトが届く企業スカウトサービス、dodaダイレクトではdodaXの登録者に直接スカウトを送ることができる新プランの提供を開始人材派遣や人材紹介への接続を視野に入れた、シェアフルの構築「業務をデザインするチカラ」:BPO事業の統合によるケイパビリティ(人材力、顧客接点、規模)強化、市場におけるプレゼンスを向上
事業成長のエンジン人的資本 :女性活躍推進に優れた企業として令和5年度「なでしこ銘柄」に初選定、グループ中核会社が健康経営優良法人に認定、1月人的資本 レポートを初発行テクノロジー:持株会社でテクノロジー人材を集約した組織を拡充しSBU支援を開始、テクノロジー人材向け人事制度の運用、生成AIツールの導入ラーニング :派遣スタッフへの教育・研修コンテンツを拡充。人材紹介ではIT・ハイクラス領域を中心に、仕事に結びつけた学習提案で個人と関係を構築しサービスへ接続
②財務戦略
2024/06/19 15:02
#8 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
a. 生産実績
当社グループは、Staffing、BPO、Technology、Career、Asia Pacific等のセグメント区分にて国内及びAPAC地域において人材関連事業を行っており、提供するサービスの性質上、生産実績の記載に馴染まないため、省略しております。
b.受注実績
2024/06/19 15:02
#9 脚注(取締役(及び監査役)(連結)
7.当社は、経営の監督と執行を分離し、執行責任の所在を明確にするため、執行役員制度を導入しております。有価証券報告書提出日現在の執行体制は以下のとおりであります。
役 職氏 名担 当
執 行 役 員正木 慎二Technology SBU長
執 行 役 員瀬野尾 裕Career SBU長
執 行 役 員山﨑 高之Asia Pacific SBU長
2024/06/19 15:02
#10 設備投資等の概要
当連結会計年度の設備投資の主なものとして、システム関連投資を実施しました。これらの設備投資の総額は16,239百万円であります。セグメントごとに示すと、次のとおりとなります。
セグメントの名称設備投資額(百万円)
Staffing3,108
BPO1,113
Technology330
Career5,839
Asia Pacific1,532
全社及びその他の事業4,315
16,239
2024/06/19 15:02