当第1四半期連結累計期間の国内の事業環境につきましては、2022年3月半ばの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に係る行動制限の解除を受けて、経済活動の持ち直しの動きがみられました。日本国内の有効求人倍率(季節調整値)は2022年6月には1.27倍となり、人材需要は継続して堅調な回復を見せております。APAC地域におきましても、一部の地域でCOVID-19の影響は残っておりますが、総じて経済は回復基調にあります。また為替につきましては、円に対して米ドル高及び豪ドル高がそれぞれ進みました。
このような事業環境の下、全SBUで増収となった結果、グループ全体の売上高は284,100百万円(前年同期比13.4%増)となりました。利益面では、主にStaffing SBUにおける派遣稼働者数の増加及び収益性の高いBPO(Business Process Outsourcing)領域の伸長に加え、企業の旺盛な需要に伴うCareer SBUの増収等により、グループ全体の営業利益は16,495百万円(同27.1%増)となりました。また、経常利益は17,244百万円(同26.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は10,301百万円(同22.9%増)となりました。
セグメントの業績(セグメント間内部取引消去前)は次のとおりであります。
2022/08/12 15:01