四半期報告書-第7期第2四半期(平成27年7月1日-平成27年9月30日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。
1.経営成績の分析
(単位:百万円)
当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、中国経済の減速影響を受けつつも総じて緩やかな景気回復基調で推移しました。今後においては、企業業績の改善が賃金上昇を通じて個人消費の拡大に繋がる期待はありますが、一方で海外経済の動向に対する不安もあり、依然として不透明感を払拭できない状況にあります。
こうした中、当社グループは、2015‐2017年度グループ中期経営計画「STEP UP 17」の初年度を迎え、重点テーマ「成長の加速とさらなる収益性向上」に基づき、「優位事業の強化と新たな成長への挑戦」「環境変化に対応しうる収益力の強化」「グローバル展開の推進」「経営基盤の進化」の具体的な取り組みをスタートさせました。
食品セグメントでは、優位事業のさらなる強化を図るため、大型新商品の投入や主力商品群の売り上げ拡大に向けた取り組みを進めました。また、原材料調達コストの上昇に対しては、生産効率化やコスト削減に努める一方、主力商品の価格改定を実施しました。
医薬品セグメントでは、ジェネリック医薬品の使用促進策の実施などによる医療費抑制傾向が一段と強まる中、感染症治療薬、中枢神経系用薬などの重点領域や、ジェネリック医薬品の普及活動を進めるとともに、コスト競争力の確立を喫緊の課題として掲げ、生産面・調達面の双方において、グローバルな視点での最適化を図る取り組みを進めました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は5,923億3百万円(前年同期比5.9%増)、営業利益は334億6百万円(同76.0%増)、経常利益は355億65百万円(同80.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は331億30百万円(同163.0%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
(注)売上高、セグメント利益はセグメント間の取引を消去する前の金額によっております。
(1)食品
当セグメントには発酵デイリー(ヨーグルト、牛乳類、飲料等)、加工食品(チーズ、バター・マーガリン、クリーム、アイスクリーム、冷凍食品等)、菓子(チョコレート、グミ、ガム等)、栄養(スポーツ栄養、粉ミルク、流動食、美容、OTC等)、飼料、畜産品、砂糖及び糖化穀粉等の製造・販売等が含まれております。
売上高は、総じて良好な消費環境の中、加工食品事業が収益性向上に向けた構造改革を進める中で減収となりましたが、発酵デイリー事業、菓子事業、栄養事業が前第2四半期連結累計期間を上回った結果、全体では前第2四半期連結累計期間を上回りました。
営業利益は、原材料調達コスト上昇の影響を価格改定で補い、また各事業がプロダクトミックスの改善や生産・物流効率化などの構造改革、費用の効率的支出などに取り組んだ結果、全体では前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
事業別の売り上げ概況は次のとおりです。
■発酵デイリー事業
プロバイオティクスは前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。「明治プロビオヨーグルトR-1」は、2014年7月に発売した「低糖・低カロリータイプ」および「低脂肪タイプ」が引き続き売り上げ拡大に寄与するとともに、2015年4月に発売した「明治プロビオヨーグルトPA-3」も当初の売り上げ目標を上回る状況で推移しました。
「明治ブルガリアヨーグルト」は前第2四半期連結累計期間を上回りました。主力のプレーンタイプは市場が拡大する中、プロモーション活動も奏功し前第2四半期連結累計期間を上回りました。またドリンクタイプも引き続き高い成長を維持しました。
牛乳類は前第2四半期連結累計期間を上回りました。主力の「明治おいしい牛乳」は、需要喚起を目的とした積極的なコミュニケーション施策が奏功し、全ラインアップが前第2四半期連結累計期間を上回りました。
■加工食品事業
市販チーズはナチュラルチーズが前第2四半期連結累計期間を大幅に上回り、プロセスチーズも前第2四半期連結累計期間を上回りました。「明治北海道十勝」シリーズでは、カマンベールチーズが引き続き伸長し、また、スライスチーズも新商品の発売などが寄与した結果、大きく売り上げを伸ばしました。
市販マーガリンは市場低迷の影響により前第2四半期連結累計期間を下回りました。
アイスクリームでは、主力の「明治エッセルスーパーカップ」が好調に推移し、「明治ゴールドライン」シリーズも前第2四半期連結累計期間を上回った結果、アイスクリーム全体では前第2四半期連結累計期間を上回りました。
■菓子事業
チョコレートはカカオポリフェノールやプレミアムチョコレートへの関心の高まりなどにより、市場が引き続き拡大を続ける中、BOXタイプのチョコレートやガルボシリーズなどがけん引役となり、前第2四半期連結累計期間を上回りました。
グミは主力ブランドである「果汁グミ」に加え、「ポイフル」などのブランドも大きく伸長した結果、前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
ガムは市場低迷の影響を受け前第2四半期連結累計期間を下回りました。
■栄養事業
スポーツ栄養は前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。「ザバス」は新規プロテインユーザー層の拡大や、前期に発生した消費増税の反動減からの回復により、前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。「ヴァーム」は継続的な普及活動の取り組み効果や、販売ルートの拡大などにより前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
粉ミルクはインバウンド需要の拡大により前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
流動食は前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。特に市販用は高齢期における栄養摂取の重要性に対する認識の高まりや、マーケティング施策が奏功し、前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
美容では、「アミノコラーゲン」がインバウンド需要の拡大や消費増税の反動減から回復したことにより、前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
■その他事業
[海外]
中国では、菓子事業は取り扱い店舗の拡大やナッツチョコの伸長、市乳事業は新商品の投入や販売エリアの拡大、アイスクリーム事業は2015年1月からの本格的な生産開始により、全体では前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
米国では、「ハローパンダ」や「チョコルームズ」(米国版「きのこの山」)などのチョコスナックが好調に推移した結果、前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
[その他]
国内子会社は、一部子会社が前期に実施した決算期変更および構造改革実施に伴い、前第2四半期連結累計期間を下回りました。
(2)医薬品
当セグメントには、医療用医薬品および農薬・動物薬等の製造・販売が含まれております。
売上高は、前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。国内の医療用医薬品事業は先発医薬品が前第2四半期連結累計期間を上回り、ジェネリック医薬品は前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。生物産業事業は主力製品の大幅な増収が事業全体をけん引し、前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。海外事業は前第4四半期連結会計期間に連結子会社となったメドライク社の売り上げ寄与もあり、前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
営業利益は、各事業の増収により前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
事業別の売り上げ概況は次のとおりです。
■医療用医薬品事業
[国内]
抗菌薬では、「メイアクト」は前第2四半期連結累計期間を上回り、「オラペネム」も大きく売り上げを伸ばしました。
抗うつ薬では、「リフレックス」は医薬情報担当者(MR)による積極的な普及活動と、前期に発生した消費増税の反動減からの回復により、前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
ジェネリック医薬品は前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。特に、カルシウム拮抗薬「アムロジピン錠 明治」、アルツハイマー型認知症治療剤「ドネペジル 明治」、抗菌薬「スルバシリン」などが大きく伸長しました。
[海外]
輸出事業では、主力の「メイアクト」が前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
海外子会社では、メドライク社の売り上げ寄与に加え、スペイン、タイの事業が前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
■生物産業事業
農薬は、主力のいもち病防除剤「オリゼメート」が前期に発生した消費増税の反動減からの回復などにより堅調に推移した結果、前第2四半期連結累計期間を上回りました。
動物薬は、家畜用薬やコンパニオンアニマル用薬がそれぞれ前第2四半期連結累計期間を大幅に上回った結果、全体では前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
2.財政状態の分析
[資産]
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は8,558億78百万円となり、前連結会計年度末に比べて214億88百万円減少しました。これは商品及び製品が46億44百万円、その他流動資産が30億96百万円、建設仮勘定が27億60百万円増加した一方、現金及び預金が10億54百万円、受取手形及び売掛金が45億69百万円、建物及び構築物(純額)が19億59百万円、機械装置及び運搬具(純額)が25億77百万円、のれんが12億35百万円、投資有価証券が65億82百万円、その他投資その他資産が140億73百万円減少したことなどによるものです。
[負債]
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は4,486億86百万円となり、前連結会計年度末に比べて483億78百万円減少しました。これは支払手形及び買掛金が5億90百万円、未払法人税等が24億10百万円、長期借入金が8億28百万円、退職給付に係る負債が7億83百万円増加した一方、短期借入金が87億7百万円、コマーシャル・ペーパーが340億円、その他流動負債が79億51百万円、その他固定負債が23億53百万円減少したことなどによるものです。
[純資産]
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は4,071億92百万円となり、前連結会計年度末に比べて268億89百万円増加しました。これはその他有価証券評価差額金が23億99百万円、為替換算調整勘定が6億57百万円減少した一方、利益剰余金が292億66百万円、退職給付に係る調整累計額が12億53百万円増加したことなどによるものです。
なお、自己資本比率は46.4%(前連結会計年度末は42.2%)となりました。
3.キャッシュ・フローの状況 (単位:百万円)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益が増加したことなどにより、前第2四半期連結累計期間より73億10百万円収入増の379億40百万円の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、投資不動産の売却による収入が発生したことなどにより、前第2四半期
連結累計期間より348億94百万円支出減の85億67百万円の収入となりました。
これにより、フリー・キャッシュ・フロー(営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フ
ローの合計額)は前第2四半期連結累計期間より422億4百万円収入増の465億8百万円の収入となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、コマーシャル・ペーパーなどの金融債務が減少したことなどにより、前第2四半期連結累計期間より419億45百万円支出増の474億28百万円の支出となりました。
これらの結果、当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は208億44百万円となりました。
4.事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
5.研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は129億51百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
6.従業員数
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの従業員の状況に重要な変更はありません。
7.生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの生産、受注及び販売の実績において著しい変動はありません。
8.主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、新設、休止、大規模改修、除却、売却等による著しい変動及び変更はありません。
なお、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。
1.経営成績の分析
(単位:百万円)
| 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属 する四半期純利益 | 1株当たり 四半期純利益金額 (円 銭) | |
| 当第2四半期 連結累計期間 | 592,303 | 33,406 | 35,565 | 33,130 | 225.02 |
| 前第2四半期 連結累計期間 | 559,226 | 18,978 | 19,681 | 12,598 | 85.55 |
| 前年同期比 (%) | 105.9 | 176.0 | 180.7 | 263.0 | - |
当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、中国経済の減速影響を受けつつも総じて緩やかな景気回復基調で推移しました。今後においては、企業業績の改善が賃金上昇を通じて個人消費の拡大に繋がる期待はありますが、一方で海外経済の動向に対する不安もあり、依然として不透明感を払拭できない状況にあります。
こうした中、当社グループは、2015‐2017年度グループ中期経営計画「STEP UP 17」の初年度を迎え、重点テーマ「成長の加速とさらなる収益性向上」に基づき、「優位事業の強化と新たな成長への挑戦」「環境変化に対応しうる収益力の強化」「グローバル展開の推進」「経営基盤の進化」の具体的な取り組みをスタートさせました。
食品セグメントでは、優位事業のさらなる強化を図るため、大型新商品の投入や主力商品群の売り上げ拡大に向けた取り組みを進めました。また、原材料調達コストの上昇に対しては、生産効率化やコスト削減に努める一方、主力商品の価格改定を実施しました。
医薬品セグメントでは、ジェネリック医薬品の使用促進策の実施などによる医療費抑制傾向が一段と強まる中、感染症治療薬、中枢神経系用薬などの重点領域や、ジェネリック医薬品の普及活動を進めるとともに、コスト競争力の確立を喫緊の課題として掲げ、生産面・調達面の双方において、グローバルな視点での最適化を図る取り組みを進めました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は5,923億3百万円(前年同期比5.9%増)、営業利益は334億6百万円(同76.0%増)、経常利益は355億65百万円(同80.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は331億30百万円(同163.0%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
| 報告セグメント | 合計 | ||||||||
| 食品 | 医薬品 | ||||||||
| 前第2四半期連結累計期間 | 当第2四半期連結累計期間 | 増減 | 前第2四半期連結累計期間 | 当第2四半期連結累計期間 | 増減 | 前第2四半期連結累計期間 | 当第2四半期連結累計期間 | 増減 | |
| 売上高 | 503,369 | 517,108 | 13,738 | 56,777 | 76,146 | 19,369 | 560,146 | 593,255 | 33,108 |
| セグメント 利益 | 17,430 | 28,740 | 11,310 | 1,584 | 4,949 | 3,365 | 19,014 | 33,690 | 14,676 |
(注)売上高、セグメント利益はセグメント間の取引を消去する前の金額によっております。
(1)食品
当セグメントには発酵デイリー(ヨーグルト、牛乳類、飲料等)、加工食品(チーズ、バター・マーガリン、クリーム、アイスクリーム、冷凍食品等)、菓子(チョコレート、グミ、ガム等)、栄養(スポーツ栄養、粉ミルク、流動食、美容、OTC等)、飼料、畜産品、砂糖及び糖化穀粉等の製造・販売等が含まれております。
売上高は、総じて良好な消費環境の中、加工食品事業が収益性向上に向けた構造改革を進める中で減収となりましたが、発酵デイリー事業、菓子事業、栄養事業が前第2四半期連結累計期間を上回った結果、全体では前第2四半期連結累計期間を上回りました。
営業利益は、原材料調達コスト上昇の影響を価格改定で補い、また各事業がプロダクトミックスの改善や生産・物流効率化などの構造改革、費用の効率的支出などに取り組んだ結果、全体では前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
事業別の売り上げ概況は次のとおりです。
■発酵デイリー事業
プロバイオティクスは前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。「明治プロビオヨーグルトR-1」は、2014年7月に発売した「低糖・低カロリータイプ」および「低脂肪タイプ」が引き続き売り上げ拡大に寄与するとともに、2015年4月に発売した「明治プロビオヨーグルトPA-3」も当初の売り上げ目標を上回る状況で推移しました。
「明治ブルガリアヨーグルト」は前第2四半期連結累計期間を上回りました。主力のプレーンタイプは市場が拡大する中、プロモーション活動も奏功し前第2四半期連結累計期間を上回りました。またドリンクタイプも引き続き高い成長を維持しました。
牛乳類は前第2四半期連結累計期間を上回りました。主力の「明治おいしい牛乳」は、需要喚起を目的とした積極的なコミュニケーション施策が奏功し、全ラインアップが前第2四半期連結累計期間を上回りました。
■加工食品事業
市販チーズはナチュラルチーズが前第2四半期連結累計期間を大幅に上回り、プロセスチーズも前第2四半期連結累計期間を上回りました。「明治北海道十勝」シリーズでは、カマンベールチーズが引き続き伸長し、また、スライスチーズも新商品の発売などが寄与した結果、大きく売り上げを伸ばしました。
市販マーガリンは市場低迷の影響により前第2四半期連結累計期間を下回りました。
アイスクリームでは、主力の「明治エッセルスーパーカップ」が好調に推移し、「明治ゴールドライン」シリーズも前第2四半期連結累計期間を上回った結果、アイスクリーム全体では前第2四半期連結累計期間を上回りました。
■菓子事業
チョコレートはカカオポリフェノールやプレミアムチョコレートへの関心の高まりなどにより、市場が引き続き拡大を続ける中、BOXタイプのチョコレートやガルボシリーズなどがけん引役となり、前第2四半期連結累計期間を上回りました。
グミは主力ブランドである「果汁グミ」に加え、「ポイフル」などのブランドも大きく伸長した結果、前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
ガムは市場低迷の影響を受け前第2四半期連結累計期間を下回りました。
■栄養事業
スポーツ栄養は前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。「ザバス」は新規プロテインユーザー層の拡大や、前期に発生した消費増税の反動減からの回復により、前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。「ヴァーム」は継続的な普及活動の取り組み効果や、販売ルートの拡大などにより前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
粉ミルクはインバウンド需要の拡大により前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
流動食は前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。特に市販用は高齢期における栄養摂取の重要性に対する認識の高まりや、マーケティング施策が奏功し、前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
美容では、「アミノコラーゲン」がインバウンド需要の拡大や消費増税の反動減から回復したことにより、前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
■その他事業
[海外]
中国では、菓子事業は取り扱い店舗の拡大やナッツチョコの伸長、市乳事業は新商品の投入や販売エリアの拡大、アイスクリーム事業は2015年1月からの本格的な生産開始により、全体では前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
米国では、「ハローパンダ」や「チョコルームズ」(米国版「きのこの山」)などのチョコスナックが好調に推移した結果、前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
[その他]
国内子会社は、一部子会社が前期に実施した決算期変更および構造改革実施に伴い、前第2四半期連結累計期間を下回りました。
(2)医薬品
当セグメントには、医療用医薬品および農薬・動物薬等の製造・販売が含まれております。
売上高は、前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。国内の医療用医薬品事業は先発医薬品が前第2四半期連結累計期間を上回り、ジェネリック医薬品は前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。生物産業事業は主力製品の大幅な増収が事業全体をけん引し、前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。海外事業は前第4四半期連結会計期間に連結子会社となったメドライク社の売り上げ寄与もあり、前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
営業利益は、各事業の増収により前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
事業別の売り上げ概況は次のとおりです。
■医療用医薬品事業
[国内]
抗菌薬では、「メイアクト」は前第2四半期連結累計期間を上回り、「オラペネム」も大きく売り上げを伸ばしました。
抗うつ薬では、「リフレックス」は医薬情報担当者(MR)による積極的な普及活動と、前期に発生した消費増税の反動減からの回復により、前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
ジェネリック医薬品は前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。特に、カルシウム拮抗薬「アムロジピン錠 明治」、アルツハイマー型認知症治療剤「ドネペジル 明治」、抗菌薬「スルバシリン」などが大きく伸長しました。
[海外]
輸出事業では、主力の「メイアクト」が前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
海外子会社では、メドライク社の売り上げ寄与に加え、スペイン、タイの事業が前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
■生物産業事業
農薬は、主力のいもち病防除剤「オリゼメート」が前期に発生した消費増税の反動減からの回復などにより堅調に推移した結果、前第2四半期連結累計期間を上回りました。
動物薬は、家畜用薬やコンパニオンアニマル用薬がそれぞれ前第2四半期連結累計期間を大幅に上回った結果、全体では前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
2.財政状態の分析
[資産]
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は8,558億78百万円となり、前連結会計年度末に比べて214億88百万円減少しました。これは商品及び製品が46億44百万円、その他流動資産が30億96百万円、建設仮勘定が27億60百万円増加した一方、現金及び預金が10億54百万円、受取手形及び売掛金が45億69百万円、建物及び構築物(純額)が19億59百万円、機械装置及び運搬具(純額)が25億77百万円、のれんが12億35百万円、投資有価証券が65億82百万円、その他投資その他資産が140億73百万円減少したことなどによるものです。
[負債]
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は4,486億86百万円となり、前連結会計年度末に比べて483億78百万円減少しました。これは支払手形及び買掛金が5億90百万円、未払法人税等が24億10百万円、長期借入金が8億28百万円、退職給付に係る負債が7億83百万円増加した一方、短期借入金が87億7百万円、コマーシャル・ペーパーが340億円、その他流動負債が79億51百万円、その他固定負債が23億53百万円減少したことなどによるものです。
[純資産]
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は4,071億92百万円となり、前連結会計年度末に比べて268億89百万円増加しました。これはその他有価証券評価差額金が23億99百万円、為替換算調整勘定が6億57百万円減少した一方、利益剰余金が292億66百万円、退職給付に係る調整累計額が12億53百万円増加したことなどによるものです。
なお、自己資本比率は46.4%(前連結会計年度末は42.2%)となりました。
3.キャッシュ・フローの状況 (単位:百万円)
| 区 分 | 前第2四半期 連結累計期間 | 当第2四半期 連結累計期間 | 増減額 |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 30,629 | 37,940 | 7,310 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △26,326 | 8,567 | 34,894 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | △5,483 | △47,428 | △41,945 |
| 現金及び現金同等物に係る換算差額 | △184 | △145 | 38 |
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | △1,364 | △1,066 | 298 |
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 19,238 | 21,912 | 2,673 |
| 連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額 | - | △1 | △1 |
| 現金及び現金同等物の四半期末残高 | 17,874 | 20,844 | 2,970 |
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益が増加したことなどにより、前第2四半期連結累計期間より73億10百万円収入増の379億40百万円の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、投資不動産の売却による収入が発生したことなどにより、前第2四半期
連結累計期間より348億94百万円支出減の85億67百万円の収入となりました。
これにより、フリー・キャッシュ・フロー(営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フ
ローの合計額)は前第2四半期連結累計期間より422億4百万円収入増の465億8百万円の収入となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、コマーシャル・ペーパーなどの金融債務が減少したことなどにより、前第2四半期連結累計期間より419億45百万円支出増の474億28百万円の支出となりました。
これらの結果、当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は208億44百万円となりました。
4.事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
5.研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は129億51百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
6.従業員数
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの従業員の状況に重要な変更はありません。
7.生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの生産、受注及び販売の実績において著しい変動はありません。
8.主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、新設、休止、大規模改修、除却、売却等による著しい変動及び変更はありません。