四半期報告書-第10期第1四半期(平成30年4月1日-平成30年6月30日)

【提出】
2018/08/09 10:25
【資料】
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【項目】
37項目
(重要な後発事象)
2018年7月2日付で、当社及び当社の連結子会社であるMeiji Seikaファルマ株式会社(以下「Meiji Seikaファ
ルマ」)は、一般財団法人化学及血清療法研究所(以下「化血研」)の人体用ワクチン事業、血漿分画製剤事業、動物用ワクチン事業を始めとした主要事業を現物出資により承継したKMバイオロジクス株式会社(以下「KMバイオロジクス」)の株式の一部を取得し、連結子会社化いたしました。
1.株式取得の目的
明治グループは「明治グループ2026ビジョン(以下「2026ビジョン」)」において、健康、特に予防に関する栄養・医薬分野の先進的知見をもとに、食品・医薬品事業を有する明治グループならではの強みを最大限に発揮して、「健康・予防」領域へのアプローチを強化し、日本、世界で新たな健康価値を提供することを重点方針として掲げております。
化血研は、熊本県を基盤として、創立以来70年以上にわたって、人体用ワクチン、血漿分画製剤及び動物用ワクチンといった生物学的製剤の研究・開発・製造と、国内においてこれらの製品の供給を行っております。
そのため、本株式取得は「2026ビジョン」の実現と企業価値の向上に資するものであると考えております。また、対象事業を承継するKMバイオロジクスが当社の連結子会社となることでガバナンス体制の整備がより強化されるとともに、Meiji Seikaファルマから専門的な支援を受けることでKMバイオロジクスに求められる関連法規の遵守体制の強化、並びに厳格な品質及び生産管理体制の構築が見込まれ、ワクチン産業の発展と血液製剤の安定供給に貢献し、公衆衛生及び国民の健康に寄与できるものと考えております。
2.株式取得の相手会社の名称
一般財団法人化学及血清療法研究所
3.株式を取得(子会社化)した会社の名称、事業内容
(1)名称 KMバイオロジクス株式会社
(2)事業内容 人体用ワクチン、血漿分画製剤及び動物用ワクチンなど生物学的医薬品の研究・開発・製造
・供給
4.株式取得の時期
2018年7月2日
5.取得する株式数
(1)異動前の所有株式数 -株
(2)取得株式数
普通株式 9,800株(議決権所有割合:49%)
無議決権株式 7,500株
(3)取得価額
普通株式 9,800百万円
無議決権株式 7,500百万円
合計 17,300百万円
(4)異動後の所有株式数
普通株式 9,800株(議決権所有割合:49%)
無議決権株式 7,500株
6.支払資金の調達
外部借入
7.株式取得の方法
(1)化血研が、2018年3月7日付で設立したKMバイオロジクスに対して対象事業の現物出資を行い、KM
バイオロジクスの株式の交付を受ける。
(2)当社及びMeiji Seikaファルマ、熊本県企業グループ(株式会社えがおホールディングス、学校法人
君が淵学園、株式会社熊本放送、株式会社再春館製薬所、株式会社テレビ熊本、富田薬品株式会社及び
株式会社肥後銀行)並びに熊本県が新たに熊本市に本店所在地をおくKMB株式会社(以下「KMB」)
を設立する。
(3)KMBがKMバイオロジクスの普通株式の全部を買い取る。
(4)KMBとKMバイオロジクスは、KMバイオロジクスを存続会社として合併する。