有価証券報告書-第14期(2022/04/01-2023/03/31)

【提出】
2023/06/29 12:58
【資料】
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【項目】
167項目
① ガバナンス及びリスク管理
当社グループは、サステナビリティ戦略を推進するために、責任者であるチーフ・サステナビリティ・オフィサー(CSO)が議長を務める、グループサステナビリティ事務局会議を毎月開催し、気候変動をはじめとする、社会課題解決に向けた取り組みを強化しています。また、当社代表取締役 社長 CEOが委員長を務めるグループサステナビリティ委員会では、半期ごとにサステナビリティ活動全般の進捗状況を報告し、新たな取り組みについて審議しています。特に、気候変動は、重要な課題と位置づけています。
ガバナンスに関して、当社グループは、気候変動によるリスク・機会の分析と対応策について、グループTCFD会議(2022年度 6回実施)において議論した後、その結果を経営会議で審議し、取締役会が監督し、経営に反映しております。
リスク管理に関して、当社グループは、企業活動に重大な影響を及ぼすリスクに的確に対処するため、グループ全体でリスクマネジメントを推進しております。この中で、「気候変動」は、主要な経営リスクと位置づけております。気候変動によるリスクや機会は、時代とともに変化する事と認識し、グループTCFD会議では、TCFD提言に沿ったシナリオ分析を活用し、定量的な分析と評価を行い、優先度の高い主要インパクトを特定しています。これに基づいて、リスク管理フローに沿って対応策を検討しております。グループTCFD会議は、当社リスクマネジメント部も参画し、気候変動の影響をグループ全体の重大なリスクとして認識し、それに対応できる体制を構築しております。
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