土木セグメントにつきましては、受注高は新設工事と保全工事の大型工事で設計変更の獲得ができたものの、前年同四半期に高速道路会社発注の大型新設工事の受注があった反動で5,713百万円(前年同四半期比30.0%減)と前年同四半期を下回りました。売上高は、保全工事における設計変更の獲得ができたことに加え、新設工事が概ね順調に推移したことにより8,671百万円(同17.1%増)と前年同四半期を上回りました。また損益面につきましても、売上増加に加え、保全事業とプレキャスト事業の採算性改善が図られたことにより営業利益214百万円(前年同四半期は営業損失185百万円)となりました。
(建築セグメント)
建築セグメントにつきましては、受注高は関西地区と北陸地区において大型案件が受注できたことにより6,280百万円(前年同四半期比55.1%増)となりました。売上高は、多層階大型物流倉庫が概ね順調に進捗したことにより6,070百万円(同181.5%増)となりました。損益面につきましては複数の多層階大型物流倉庫において進捗が進むにつれ、コスト削減が図られたことに加え、発注者と協議を重ねてきた原材料価格上昇等に伴うコスト増加分について、設計変更の増額を獲得できたことにより営業利益569百万円(前年同四半期は営業損失354百万円)と前年同四半期から大幅に改善することができました。
2023/08/10 9:00