有価証券報告書-第28期(2024/01/01-2024/12/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりです。
①経営成績の状況
2024年12月期連結会計年度(2024年1月1日~2024年12月31日)の業績は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
当社グループは「毎日の料理を楽しみにする」というミッションの下、日本のみならず世界中の料理に関する様々な課題解決に向けた積極的な投資を行っています。このミッションについて、当社グループの事業活動の目的・存在意義を明確にするため、定款に「当会社は、『毎日の料理を楽しみにする』ために存在し、これをミッションとする。」、「世界中のすべての家庭において、毎日の料理が楽しみになった時、当会社は解散する。」という記載をしています。
現在、料理レシピ投稿・検索サービス「クックパッド」を世界67カ国、26言語で展開しているほか、買い物をもっと自由にする生鮮食品ECサービス「クックパッドマート」、料理のパーソナルコーチングサービス「moment」などの事業開発を進めています。
当連結会計年度における売上収益は5,876百万円(前期比22.8%減)となりました。これは、レシピサービスにおけるプレミアムサービス会員が減少したことに加えて、前連結会計年度に広告事業の廃止、事業開発体制の見直し、及びクックパッドライブ株式会社の事業分割等を実施し、当該事業にかかる売上収益が消失したことによります。販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に事業開発体制の見直しや人員削減を実施したことにより、5,156百万円(前期比49.0%減)となりました。
販売費及び一般管理費の大幅な削減により、当連結会計年度の損益は黒字化しました。
営業利益は673百万円(前期は2,799百万円の損失)、税引前当期利益は1,109百万円(前期は2,379百万円の損失)、親会社の所有者に帰属する当期利益は、繰延税金資産の回収可能性を検討した結果、法人所得税費用がマイナスの222百万円となったことで1,332百万円(前期は2,229百万円の損失)となりました。
②財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ420百万円増加し、15,017百万円となりました。このうち、流動資産は582百万円減少し、13,336百万円となり、非流動資産は1,002百万円増加し、1,681百万円となりました。
これらの増減の主な要因は、流動資産については、満期保有目的の債券の償還によりその他の金融資産が364百万円減少したことや、売掛金の入金予定日が年始の銀行休業日に重なったことによる前倒し入金の影響により営業債権及びその他の債権が248百万円減少したことによります。非流動資産については、本社移転による新オフィスの使用権資産の取得等により有形固定資産が767百万円増加したことや、繰延税金資産の回収可能性を検討した結果、227百万円増加したことによります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ528百万円増加し、1,397百万円となりました。このうち、流動負債は105百万円減少し、646百万円となり、非流動負債は633百万円増加し、751百万円となりました。
この主な要因は、本社移転による新オフィスのリース負債が553百万円増加したことによります。
(資本)
当連結会計年度末における資本合計は、前連結会計年度末に比べ108百万円減少し、13,619百万円となりました。
この主な要因は、為替の円安影響等によりその他の資本の構成要素が586百万円増加したことに加え、当期利益の計上等により利益剰余金が1,334百万円増加したものの、自己株式2,000百万円を取得したことによります。
③キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べ60百万円増加し、12,083百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は、1,522百万円となりました。この主な要因は、税引前当期利益1,109百万円が生じたことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により獲得した資金は、192百万円となりました。この主な要因は、本社移転により有形固定資産の取得による支出が190百万円生じた一方、投資有価証券の売却及び償還による収入373百万円が生じたことによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は、2,341百万円となりました。この主な要因は、自己株式の取得による支出2,056百万円が生じたこと、及びリース負債の返済による支出284百万円が生じたことによります。
④生産、受注及び販売の状況
(生産実績)
生産に該当する事項がないため、生産実績に関する記載はしていません。
(受注状況)
当社グループでは概ね受注から役務提供の開始までの期間が短いため、受注状況に関する記載を省略しています。
(販売実績)
当連結会計年度における販売実績は、次のとおりです。
(注)1.当社グループは、毎日の料理を楽しみにする事業の単一セグメントです。
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、総販売実績に対する割合が10%以上の相手先がいないため記載を省略しています。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、国際会計基準(以下「IFRS」という。)に基づき作成しています。この連結財務諸表を作成するに当たり重要となる会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表注記」に記載のとおりです。
この連結財務諸表の作成に当たっては、経営者が過去の実績や取引状況を勘案し、会計基準の範囲内かつ合理的と考えられる見積り及び判断を行っている部分があり、この結果は資産・負債、収益・費用の数値に反映されています。これらの見積りについては、一部過去の実績に基づく概算数値を用いるために、不確実性が伴っており実際の結果と異なる場合があります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(売上収益)
当連結会計年度における売上収益は5,876百万円(前期比22.8%減)となりました。これはレシピサービスにおけるプレミアムサービス会員が減少したことに加えて、前連結会計年度に広告事業の廃止、事業開発体制の見直し、及びクックパッドライブ株式会社の事業分割等を実施し、当該事業にかかる売上収益が消失したことによります。
(営業損益)
当連結会計年度における営業利益は673百万円(前期は2,799百万円の損失)となりました。
(親会社の所有者に帰属する当期損益)
親会社の所有者に帰属する当期利益は、繰延税金資産の回収可能性を検討した結果、法人所得税費用がマイナスの222百万円となったことで1,332百万円(前期は2,229百万円の損失)となりました。
③資本の財源及び資金の流動性についての分析
当連結会計年度のキャッシュ・フローの概況については、「(1)経営成績等の状況の概要③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
資金需要につきましては、当社はさらなる大きな成長のための事業基盤創りに注力するため、事業開発、ユーザーベース獲得、ブランド構築等の事業拡大のための投資を行っていく想定です。これらの資金需要は手元資金で賄うことを基本とし、必要に応じて資金調達を実施します。
④経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりです。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりです。
①経営成績の状況
2024年12月期連結会計年度(2024年1月1日~2024年12月31日)の業績は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度 (自 2023年1月1日 至 2023年12月31日) | 当連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) | 前期比 | ||
| 売上収益 | 7,607 | 5,876 | △22.8 | % |
| 営業利益(△損失) | △2,799 | 673 | - | % |
| 税引前当期利益(△損失) | △2,379 | 1,109 | - | % |
| 親会社の所有者に帰属する 当期利益(△損失) | △2,229 | 1,332 | - | % |
当社グループは「毎日の料理を楽しみにする」というミッションの下、日本のみならず世界中の料理に関する様々な課題解決に向けた積極的な投資を行っています。このミッションについて、当社グループの事業活動の目的・存在意義を明確にするため、定款に「当会社は、『毎日の料理を楽しみにする』ために存在し、これをミッションとする。」、「世界中のすべての家庭において、毎日の料理が楽しみになった時、当会社は解散する。」という記載をしています。
現在、料理レシピ投稿・検索サービス「クックパッド」を世界67カ国、26言語で展開しているほか、買い物をもっと自由にする生鮮食品ECサービス「クックパッドマート」、料理のパーソナルコーチングサービス「moment」などの事業開発を進めています。
当連結会計年度における売上収益は5,876百万円(前期比22.8%減)となりました。これは、レシピサービスにおけるプレミアムサービス会員が減少したことに加えて、前連結会計年度に広告事業の廃止、事業開発体制の見直し、及びクックパッドライブ株式会社の事業分割等を実施し、当該事業にかかる売上収益が消失したことによります。販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に事業開発体制の見直しや人員削減を実施したことにより、5,156百万円(前期比49.0%減)となりました。
販売費及び一般管理費の大幅な削減により、当連結会計年度の損益は黒字化しました。
営業利益は673百万円(前期は2,799百万円の損失)、税引前当期利益は1,109百万円(前期は2,379百万円の損失)、親会社の所有者に帰属する当期利益は、繰延税金資産の回収可能性を検討した結果、法人所得税費用がマイナスの222百万円となったことで1,332百万円(前期は2,229百万円の損失)となりました。
②財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ420百万円増加し、15,017百万円となりました。このうち、流動資産は582百万円減少し、13,336百万円となり、非流動資産は1,002百万円増加し、1,681百万円となりました。
これらの増減の主な要因は、流動資産については、満期保有目的の債券の償還によりその他の金融資産が364百万円減少したことや、売掛金の入金予定日が年始の銀行休業日に重なったことによる前倒し入金の影響により営業債権及びその他の債権が248百万円減少したことによります。非流動資産については、本社移転による新オフィスの使用権資産の取得等により有形固定資産が767百万円増加したことや、繰延税金資産の回収可能性を検討した結果、227百万円増加したことによります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ528百万円増加し、1,397百万円となりました。このうち、流動負債は105百万円減少し、646百万円となり、非流動負債は633百万円増加し、751百万円となりました。
この主な要因は、本社移転による新オフィスのリース負債が553百万円増加したことによります。
(資本)
当連結会計年度末における資本合計は、前連結会計年度末に比べ108百万円減少し、13,619百万円となりました。
この主な要因は、為替の円安影響等によりその他の資本の構成要素が586百万円増加したことに加え、当期利益の計上等により利益剰余金が1,334百万円増加したものの、自己株式2,000百万円を取得したことによります。
③キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べ60百万円増加し、12,083百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は、1,522百万円となりました。この主な要因は、税引前当期利益1,109百万円が生じたことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により獲得した資金は、192百万円となりました。この主な要因は、本社移転により有形固定資産の取得による支出が190百万円生じた一方、投資有価証券の売却及び償還による収入373百万円が生じたことによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は、2,341百万円となりました。この主な要因は、自己株式の取得による支出2,056百万円が生じたこと、及びリース負債の返済による支出284百万円が生じたことによります。
④生産、受注及び販売の状況
(生産実績)
生産に該当する事項がないため、生産実績に関する記載はしていません。
(受注状況)
当社グループでは概ね受注から役務提供の開始までの期間が短いため、受注状況に関する記載を省略しています。
(販売実績)
当連結会計年度における販売実績は、次のとおりです。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) | |
| 金額(百万円) | 前期比(%) | |
| 毎日の料理を楽しみにする事業 | 5,876 | △22.8 |
| 合計 | 5,876 | △22.8 |
(注)1.当社グループは、毎日の料理を楽しみにする事業の単一セグメントです。
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、総販売実績に対する割合が10%以上の相手先がいないため記載を省略しています。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、国際会計基準(以下「IFRS」という。)に基づき作成しています。この連結財務諸表を作成するに当たり重要となる会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表注記」に記載のとおりです。
この連結財務諸表の作成に当たっては、経営者が過去の実績や取引状況を勘案し、会計基準の範囲内かつ合理的と考えられる見積り及び判断を行っている部分があり、この結果は資産・負債、収益・費用の数値に反映されています。これらの見積りについては、一部過去の実績に基づく概算数値を用いるために、不確実性が伴っており実際の結果と異なる場合があります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(売上収益)
当連結会計年度における売上収益は5,876百万円(前期比22.8%減)となりました。これはレシピサービスにおけるプレミアムサービス会員が減少したことに加えて、前連結会計年度に広告事業の廃止、事業開発体制の見直し、及びクックパッドライブ株式会社の事業分割等を実施し、当該事業にかかる売上収益が消失したことによります。
(営業損益)
当連結会計年度における営業利益は673百万円(前期は2,799百万円の損失)となりました。
(親会社の所有者に帰属する当期損益)
親会社の所有者に帰属する当期利益は、繰延税金資産の回収可能性を検討した結果、法人所得税費用がマイナスの222百万円となったことで1,332百万円(前期は2,229百万円の損失)となりました。
③資本の財源及び資金の流動性についての分析
当連結会計年度のキャッシュ・フローの概況については、「(1)経営成績等の状況の概要③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
資金需要につきましては、当社はさらなる大きな成長のための事業基盤創りに注力するため、事業開発、ユーザーベース獲得、ブランド構築等の事業拡大のための投資を行っていく想定です。これらの資金需要は手元資金で賄うことを基本とし、必要に応じて資金調達を実施します。
④経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりです。