訂正有価証券報告書-第11期(平成28年1月1日-平成28年12月31日)

【提出】
2017/04/10 15:04
【資料】
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【項目】
120項目
(重要な後発事象)
(株式分割)
当社は、平成29年2月14日開催の取締役会決議において、平成29年4月1日を効力発生日として、以下のとおり株式分割を実施することを決議いたしました。
1.株式分割の目的
株式分割を行い投資単位あたりの金額を引き下げることにより、投資家の皆様がより投資しやすい環境を整えるとともに、投資家層の拡大及び株式の流動性の向上を図ることを目的としております。
2.株式分割の概要
(1) 分割の方法
平成29年3月31日を基準日として、同日最終の株主名簿に記録された株主の所有する株式数を1株につき、4株の割合をもって分割いたします。
(2)分割により増加する株式数
株式の分割前の発行済株式総数 57,284,039株
株式の分割により増加する株式数 171,852,117株
株式の分割後の発行済株式総数 229,136,156株
株式の分割後の発行可能株式総数 800,000,000株
(3) 分割の日程
基準日公告日 平成29年3月10日
基準日 平成29年3月31日
効力発生日 平成29年4月1日
3.1株当たり情報に及ぼす影響
当該株式分割が前連結会計年度の期首に行われたと仮定した場合の1株当たり情報は、それぞれ下記のとおりになります。
前連結会計年度
(自 平成27年1月1日
至 平成27年12月31日)
当連結会計年度
(自 平成28年1月1日
至 平成28年12月31日)
1株当たり純資産額815.00円838.32円
1株当たり当期純利益金額63.74円78.89円
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益金額
63.66円78.79円

(訴訟の終結)
当社の連結子会社である株式会社ポーラファルマ(以下、ポーラファルマという。)が平成24年12月より発売した尋常性乾癬等角化症治療剤マキサカルシトール軟膏の原料の製造方法に対して、平成25年2月19日に中外製薬株式会社よりポーラファルマを含む製造販売業者3社及び原料輸入業者の計4社に対し提訴されておりました特許侵害訴訟につき、平成28年3月25日付けの知的財産高等裁判所大合議判決を受け、最高裁判所に上告しておりましたが、平成29年3月8日付けで受理決定されたものの、同年3月24日付けで上告棄却の判決が下されました。これにより、当該訴訟は終結しております。
なお、当該原料を使用した製品につきましては、平成27年2月25日の東京地方裁判所仮処分発令により販売を中止し、平成27年10月15日より本訴訟の対象外の製造方法による原料を使用し製造販売しております。
この特許侵害訴訟に関連し、平成27年8月10日に中外製薬株式会社より、ポーラファルマを含む製造販売業者3社に対し、合計11億円の損害賠償及び付帯する年5%の割合による金員の支払いを求める訴訟が提起され、現在東京地方裁判所にて審理中であります。そのため、現時点において当社の連結業績に及ぼす影響は不明であります。