有価証券報告書-第18期(2025/04/01-2026/03/31)
(重要な会計上の見積り)
(貸倒引当金の計上)
1.連結財務諸表に計上した金額
2.識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
(1) 算出方法
連結財務諸表「注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」の4.に記載した内容と同一であります。
(2) 主要な仮定
信用リスクの程度は、当社グループが定める自己査定規程に基づいて、定期的に自己査定を行い、取引先の経営状況に応じて決定しております。
(3) 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響
債権の評価に当たって用いた会計上の見積りは合理的であり、貸倒引当金は十分計上されていると判断しております。ただし、債権の評価には管理不能な不確実性が含まれており、取引先の経営状況や担保価値の変動のほか、予測不能な前提条件の変化等により、債権の評価が変動する可能性があり、翌連結会計年度の連結財務諸表において貸倒引当金は増減する可能性があります。
(4) 米国子会社におけるファクタリング債権の損失計上について
今般、First Brands Group, LLC及びその関連会社の一部(以下総称して「FBG」)は、2025年9月28日付でアメリカ合衆国連邦破産法第11章に基づく破産保護(以下「Ch.11手続」)を求める自主的な申請を行いました。本件は未だ各種手続の最中でありますが、関連する公示情報によれば、FBGがその売掛債権(以下「本債権」)の相当程度につき、水増し請求、架空請求、又は多重譲渡を含む不正を行っていた可能性が指摘されております。なお、FBGの創業者を含む同社の元上級幹部が金融詐欺等の罪によりニューヨーク南部地区及びオハイオ州北部地区連邦検事局より起訴されております。
当社連結子会社であるKatsumi Global, LLC(以下「KG」)並びにJA Mitsui Leasing Capital Corporation(以下「JMCC」)がFBG からファクタリング取引を通じて取得した本債権にも影響が及び、回収の蓋然性に疑義が生じております。そのため、当連結会計年度の連結財務諸表におけるFBGに対する未収利息を含めた帳簿価額188,737百万円(*1)(取引ごとに預かっている保証金である準備金28,563百万円(*1)を控除後の純額)に対し、その全額となる178,361百万円(*2)を、予防的措置として貸倒引当金繰入額及び貸倒損失として計上し、米国会計基準に基づき直接減額することといたしました。
なお、FBGのCh.11手続に関連してKG及びJMCCの有する偶発的な請求権については、現時点において連結財務諸表には計上されておりませんが、当社、KG及びJMCCとしては、損失発生の原因となった可能性のある当事者に対する法的措置含め、債権者として取り得る対応につき最大限実施してまいります。
(*1) 期末換算レート159.88円/ドル
(*2) 期中平均レート151.09円/ドル
(貸倒引当金の計上)
1.連結財務諸表に計上した金額
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |
| 貸倒引当金(流動) | △9,052 | △13,143 |
| 貸倒引当金(固定) | △1,005 | △1,141 |
2.識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
(1) 算出方法
連結財務諸表「注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」の4.に記載した内容と同一であります。
(2) 主要な仮定
信用リスクの程度は、当社グループが定める自己査定規程に基づいて、定期的に自己査定を行い、取引先の経営状況に応じて決定しております。
(3) 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響
債権の評価に当たって用いた会計上の見積りは合理的であり、貸倒引当金は十分計上されていると判断しております。ただし、債権の評価には管理不能な不確実性が含まれており、取引先の経営状況や担保価値の変動のほか、予測不能な前提条件の変化等により、債権の評価が変動する可能性があり、翌連結会計年度の連結財務諸表において貸倒引当金は増減する可能性があります。
(4) 米国子会社におけるファクタリング債権の損失計上について
今般、First Brands Group, LLC及びその関連会社の一部(以下総称して「FBG」)は、2025年9月28日付でアメリカ合衆国連邦破産法第11章に基づく破産保護(以下「Ch.11手続」)を求める自主的な申請を行いました。本件は未だ各種手続の最中でありますが、関連する公示情報によれば、FBGがその売掛債権(以下「本債権」)の相当程度につき、水増し請求、架空請求、又は多重譲渡を含む不正を行っていた可能性が指摘されております。なお、FBGの創業者を含む同社の元上級幹部が金融詐欺等の罪によりニューヨーク南部地区及びオハイオ州北部地区連邦検事局より起訴されております。
当社連結子会社であるKatsumi Global, LLC(以下「KG」)並びにJA Mitsui Leasing Capital Corporation(以下「JMCC」)がFBG からファクタリング取引を通じて取得した本債権にも影響が及び、回収の蓋然性に疑義が生じております。そのため、当連結会計年度の連結財務諸表におけるFBGに対する未収利息を含めた帳簿価額188,737百万円(*1)(取引ごとに預かっている保証金である準備金28,563百万円(*1)を控除後の純額)に対し、その全額となる178,361百万円(*2)を、予防的措置として貸倒引当金繰入額及び貸倒損失として計上し、米国会計基準に基づき直接減額することといたしました。
なお、FBGのCh.11手続に関連してKG及びJMCCの有する偶発的な請求権については、現時点において連結財務諸表には計上されておりませんが、当社、KG及びJMCCとしては、損失発生の原因となった可能性のある当事者に対する法的措置含め、債権者として取り得る対応につき最大限実施してまいります。
(*1) 期末換算レート159.88円/ドル
(*2) 期中平均レート151.09円/ドル