訂正有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2014/12/12 10:00
【資料】
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【項目】
114項目

研究開発活動

当連結会計年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
当社グループの研究開発は、主に当社の綿半総合研究所、建設事業及び医薬品分野において推進されております。
綿半総合研究所では、事業理念である「変革の精神」のもと、医療、農業、ITといった現代社会が抱える問題を解決することを主軸に、継続して新規事業を開発及び稼働する活動を行っております。
医療プロジェクトとしては、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を厚労省が推進しており、その中でもコアとなる在宅介護ビジネス事業への展開を目指しております。指定介護事業所の認定を受けるべく子会社としてライトアットホーム株式会社を設立し、平成26年度のサービス開始を目指しております。
綿半鋼機株式会社は、「価値を軸とした新しい“暮らし”の創造」を方針として、自社・事業部の枠を超えた価値の創造を目指しております。暮らしのデザインや自由設計を目指し、感性豊かな生き方を提案する「cotton1598プロジェクト」を綿半総合研究所と合同で進めており、世界に向け日本文化を盛り込んだデザインコンテナの製造販売やインナーガーデンの研究に取り組んでおります。
また、主力製品の「WKカバー工法」については、安全性を維持したまま、部材の軽量化、遮熱性及び断熱性の向上を図るべく改良を重ねております。
ミツバ貿易株式会社では、医薬品部門においては、製薬研究所で製造しておりますヒト下垂体性性腺刺激ホルモン(HMG)はヒト閉経期婦人尿を収集・精製し製造されるものでありますが、目的物質以外のヒト由来物質等の混入による副作用の危険性を回避するため、より高純度の製品を製造し提供していく必要があります。販売先である製薬会社にサンプル提供を行い、ミツバ貿易と製薬会社の共同による高純度HMGの開発及び厚生労働省の許可申請を進めております。
なお、当連結会計年度における研究開発費は一般管理費89,438千円であります。主として、「cotton1598プロジェクト」における専属者の人件費、ショールーム(長野県飯田市北方、東京都新宿区四谷)の施工費及び設計・デザイン・企画等のコンサルティング費用であります。
当第2四半期連結累計期間(自 平成26年4月1日 至 平成26年9月30日)
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、64,723千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。