有価証券報告書-第10期(令和2年10月1日-令和3年9月30日)

【提出】
2021/12/17 16:40
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【項目】
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経営成績等の概要
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、年度の大半の期間において緊急事態宣言もしくは、まん延防止等重点措置が発出された結果、社会経済活動は大きく制限され、緊急事態宣言に伴う外出自粛規制などにより、当社の事業も大きな影響を受けました。一方で、ワクチン接種が進むにつれ感染者数が減少し、緊急事態宣言が解除されるなど、通常の生活に戻る兆しが見え始めておりますが、第6波の懸念は依然として残っており、先行きは不透明な状況となっております。
この様な経営環境の下、当社は、引き続き新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から感染防止措置を講じながら「machicon JAPAN」掲載イベントの強化・拡大をしてまいりました。また、コロナ禍におけるオンラインでの出会いを提供するマッチングアプリ「CoupLink」の運営についても引き続き積極的に展開しております。
以上の結果、当社の当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
(財政状態)
当事業年度末における資産合計は、前事業年度末に比べ326,686千円減少し、1,942,740千円となりました。
当事業年度末における負債合計は、前事業年度末に比べ49,352千円増加し、250,077千円となりました。
当事業年度末における純資産合計は、前事業年度末に比べ376,038千円減少し、1,692,662千円となりました。
詳細については、「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ③ 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a)財政状態」をご参照下さい。
(経営成績)
売上高は670,057千円(前期比53.1%減)となり、また、損益面では、売上原価、販売費及び一般管理費の合計が987,527千円(前期比28.3%減)となった結果、営業損失は317,469千円(前期は営業利益 50,455千円)、経常損失は313,290千円(前期は経常利益 59,318千円)、当期純損失は376,038千円(前期は当期純利益 5,994千円)となりました。
なお、当社はインターネットサイト運営事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。サービスごとの取り組みは以下のとおりであります。
(イベントECサイト運営サービス)
2021年9月末でリンクバルID会員数は216万人を突破し、この結果、当事業年度におけるイベントECサイト運営サービスの売上高は485,323千円(前期比60.3%減)となりました。
(WEBサイト運営サービス)
「CoupLink」および「KOIGAKU」につきましては、引き続き効率的に事業運営を行い、当事業年度におけるWEBサイト運営サービスの売上高は184,734千円(前期比9.6%減)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末から12,696千円増加し、1,830,273千円となりました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、営業活動により支出した資金は149,244千円(前年同期は431,748千円の支出)となりました。これは主に、法人税等の還付額が165,709千円あったものの、税引前当期純損失が346,171千円となったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、投資活動から得られた資金は41,941千円(前年同期は31,867千円の支出)となりました。これは主に、敷金の差入による支出が13,111千円あったものの、敷金の回収による収入が67,121千円となったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、財務活動により得られた資金は120,000千円(前年同期は増減なし)となりました。これは長期借入れによる収入によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a 生産実績
当社の主たる事業は、インターネットを利用したサービスの提供であり、提供するサービスには生産に該当する事項がありませんので、生産実績に関する記載はしておりません。
b 受注実績
受注生産を行っておりませんので、受注実績に関する記載はしておりません。
c 販売実績
当社は「インターネットサイト運営事業」の単一セグメントとしておりますが、当事業年度における販売実績をサービス別に示すと、次のとおりであります。
サービスの名称当事業年度
(自 2020年10月1日
至 2021年9月30日)
前期比(%)
イベントECサイト運営サービス(千円)485,323△60.3%
WEBサイト運営サービス(千円)184,734△9.6%
合計(千円)670,057△53.1%

(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.当事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
相手先前事業年度
(自 2019年10月1日
至 2020年9月30日)
当事業年度
(自 2020年10月1日
至 2021年9月30日)
金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)
株式会社シャン・クレール184,28112.9125,99718.8
Apple Inc.(注2,3)--85,38412.7

(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.相手先は決済代行事業者であり、ユーザーからの代金回収を代行しております。
3.前事業年度のApple Inc.に対する販売実績は、当該販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満であるため記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたり重要となる会計方針については「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載のとおりであります。
その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。
また、新型コロナウイルス感染症拡大による会計上の見積りへの影響については、「第5 経理の状況 追加情報」に記載しております。
② 資本の財源及び資金の流動性
当社は、事業運営上必要な流動性を常に確保し、高い財務健全性を担保することを基本方針としており、必要な運転資金については自己資金によることを基本としており、自己資金で補うことができない場合は、金融機関からの借入を行うことを基本としております。
なお、当事業年度末における借入残高は120,000千円であります。また、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は1,830,273千円であります。
③ 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a)財政状態
(資産合計)
当事業年度末における資産合計は1,942,740千円となり、前事業年度末に比べ326,686千円減少いたしました。これは主に、未収還付法人税等の減少が165,082千円、流動資産その他の減少が77,018千円、未収入金の減少が40,756千円、無形固定資産の減少が35,162千円あったことによるものであります。
(負債合計)
当事業年度末における負債合計は250,077千円となり、前事業年度末に比べ49,352千円増加いたしました。これは主に、未払金の減少が52,810千円あったものの、長期借入金の増加が119,169千円あったことによるものであります。
(純資産合計)
当事業年度末における純資産合計は1,692,662千円となり、前事業年度末に比べ376,038千円減少いたしました。これは、当期純損失の計上による利益剰余金の減少によるものであります。
b)経営成績
(売上高)
当事業年度における売上高は670,057千円となり、前事業年度に比べ757,650千円減少いたしました。当社は、顧客満足度と企業価値の向上を目指し、コト消費ECサイト「machicon JAPAN」の強化・拡大を進めておりました。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によるイベント自粛により減少いたしました。
(売上総利益)
当事業年度における売上総利益は627,894千円となり、前事業年度に比べ691,161千円減少いたしました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により売上高が減少した一方で、売上原価も減少いたしました。
(営業利益)
当事業年度の営業損失は317,469千円(前事業年度は営業利益50,455千円)となりました。
事務所移転等によりコストを抑制したことで販売費及び一般管理費が945,364千円となり、前事業年度に比べ323,236千円減少しましたが、売上高減収により営業損失となりました。
(経常利益)
当事業年度において、営業損失となった結果、経常損失は313,290千円(前事業年度は、経常利益59,318千円)となりました。
(当期純利益)
当事業年度において、特別損失には、本社移転による賃貸借契約解約損9,432千円、ママ婚事業等の減損損失21,903千円をそれぞれ計上しております。また法人税、住民税及び事業税は543千円、法人税等調整額は29,323千円となりました。これらの結果、当期純損失は376,038千円(前事業年度は、当期純利益5,994千円)となりました。
c)新型コロナウイルス感染症の影響
新型コロナウイルス感染症拡大によるイベント自粛が当社の業績に与える影響は大きいものの、イベント掲載企業と協力し衛生管理の徹底等の感染拡大防止策を講じ、徐々に業績は回復しております。しかし、新型コロナウイルス感染症の収束時期が不透明な状況があり、経済活動や人々の暮らしに変化が出てくることが予想されるため、今後の経営成績に影響を与える可能性があります。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況の分析については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(4)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社は、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおり、事業環境、事業内容、法的規制等、様々なリスク要因が当社の経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。
これらの経営成績に重要な影響を与えるリスクに対応するため、組織体制の更なる強化等を行ってまいります。

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