訂正四半期報告書-第47期第3四半期(平成28年10月1日-平成28年12月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用環境は良好に推移し、設備投資、生産及び輸出の持ち直しにより緩やかな成長の動きが見られましたが、個人消費の低迷や、新興国経済の伸び悩み等による世界経済の減速懸念、さらには米国新政権による経済政策の転換等により、国内景気の先行きは不透明感が増すこととなりました。
このような状況下、当社グループは、主力事業である電子材料スライス周辺事業において、主要顧客との間における販売単価の交渉過程で生じた取引量の減少、また、中国における太陽電池用シリコンウエハメーカーによるウエハの供給過剰感が顕在化し、従来主要顧客に代わる新規大口顧客との取引開始に時間を要したことから、前年同期に比べ売上高が大幅に減少することとなりました。
また、利益面は、売上減少に伴う悪化に加え、主力製品のダイヤモンドワイヤの仕様変更に伴う棚卸資産の評価減の実施、また、平成28年12月末に連結子会社化した中超住江デバイス・テクノロジー株式会社の業況悪化にともなう、持分法による投資損失の発生(195百万円)、減損損失の計上(83百万円)等により大幅に悪化する結果となりました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は3,314百万円(前年同期比31.1%減)、営業損失は1,381百万円(前年同期は980百万円の営業利益)、経常損失は1,585百万円(前年同期は1,026百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,806百万円(前年同期は886百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
① 電子材料スライス周辺事業
電子材料スライス周辺事業においては、当第3四半期以降、主力製品であるダイヤモンドワイヤの受注、販売ともに回復傾向を辿り、平成28年12月の販売数量は従来のピークに迫るほどに増加しておりますが、新規大口顧客との取引開始に時間を要したことから、売上高は大幅に減少しました。
利益面についても、減収に伴う悪化に加え、ダイヤモンドワイヤの切削性能向上に伴う仕様変更による旧仕様製品に係る棚卸資産の評価減848百万円を実施したことで大幅に悪化しました。
これらの結果、売上高は1,829百万円(前年同期比44.8%減)、セグメント損失は1,343百万円(前年同期は938百万円のセグメント利益)となりました。
② 特殊精密機器事業
特殊精密機器事業においては、実装機向けノズル、工作機械向け耐摩工具ともに堅調な出荷状況にあり、また、継続的な原価低減にも努めてまいりました。
これらの結果、売上高は475百万円(前年同期比0.4%減)、セグメント損失は25百万円(前年同期は60百万円のセグメント損失)となりました。
③ 化学繊維用紡糸ノズル事業
化学繊維用紡糸ノズル事業においては、国内外ともに各種ノズルの受注は堅調に推移しており、固定費削減の推進等により利益面は前年同期を上回りました。
これらの結果、売上高は1,009百万円(前年同期比0.7%減)、セグメント利益は113百万円(前年同期比12.9%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
① 資産
有形固定資産の増加1,886百万円、受取手形及び売掛金の増加648百万円、現預金の減少576百万円等により、総資産は前連結会計年度末に比べ2,075百万円増加し12,300百万円となりました。
② 負債
短期借入金の増加483百万円、1年内返済予定の長期借入金の増加285百万円、長期借入金の増加566百万円等により、負債は前連結会計年度末に比べ1,871百万円増加し7,025百万円となりました。
③ 純資産
資本金の増加1,030百万円、資本剰余金の増加1,030百万円、利益剰余金の減少1,848百万円により、純資産は前連結会計年度末に比べ203百万円減少し5,275百万円となりました。
この結果、自己資本比率は42.9%(前連結会計年度末は49.6%)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題は以下のとおりであります。
当社グループの主力製品である「DINA-PRISM」(ダイヤモンドワイヤ)は、従来、中国企業である西安隆基硅材料股份有限公司への販売依存度が特に高い状況にありましたが、当第2四半期連結累計期間で生じた取引量の減少に伴い同社への依存度が急激に下がった結果、当第2四半期末時点では、新規大口販売先を早急に確保し販売額を回復させることが喫緊の課題となっておりました。
この課題の解決に向け、当社は新たに多結晶向けシリコンウエハ市場に対する営業活動を強化してまいりましたが、当第3四半期末時点において複数の新規販売先との大口取引の実現に至っております。
一方、新たな課題として、生産設備増強に伴う固定費増加や販売単価の下落等により低下した事業収益性の改善が求められております。
これに対し、当社は引き続き単結晶シリコンウエハ市場の約2倍の規模となる多結晶シリコンウエハ市場に対する営業活動を強化し、更なる受注拡大による生産設備の稼働率向上を図ってまいります。
また合わせて、更なるダイヤモンドワイヤの細線化を図ることで、中国国内メーカーをはじめとする他社との差異化、及び高付加価値製品の安定供給体制の構築に取り組み、利益率の改善を図ってまいります。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は251百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 従業員数
① 連結会社の状況
当第3四半期連結累計期間において、当社グループは従業員数が243名から336名となり、93名増加しております。主な理由は、生産ラインの増設及び中超住江デバイス・テクノロジー株式会社の連結子会社化により電子材料スライス周辺事業で81名増加したことによるものです。
② 提出会社の状況
当第3四半期累計期間において、当社は従業員数が168名から225名となり、57名増加しております。主な理由は、生産ラインの増設により電子材料スライス周辺事業で50名増加したことによるものです。
なお、従業員数は、当社から当社外への出向者を除く就業人員数であります。
(6) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設等について、当第3四半期連結累計期間に完成したものは、次のとおりであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用環境は良好に推移し、設備投資、生産及び輸出の持ち直しにより緩やかな成長の動きが見られましたが、個人消費の低迷や、新興国経済の伸び悩み等による世界経済の減速懸念、さらには米国新政権による経済政策の転換等により、国内景気の先行きは不透明感が増すこととなりました。
このような状況下、当社グループは、主力事業である電子材料スライス周辺事業において、主要顧客との間における販売単価の交渉過程で生じた取引量の減少、また、中国における太陽電池用シリコンウエハメーカーによるウエハの供給過剰感が顕在化し、従来主要顧客に代わる新規大口顧客との取引開始に時間を要したことから、前年同期に比べ売上高が大幅に減少することとなりました。
また、利益面は、売上減少に伴う悪化に加え、主力製品のダイヤモンドワイヤの仕様変更に伴う棚卸資産の評価減の実施、また、平成28年12月末に連結子会社化した中超住江デバイス・テクノロジー株式会社の業況悪化にともなう、持分法による投資損失の発生(195百万円)、減損損失の計上(83百万円)等により大幅に悪化する結果となりました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は3,314百万円(前年同期比31.1%減)、営業損失は1,381百万円(前年同期は980百万円の営業利益)、経常損失は1,585百万円(前年同期は1,026百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,806百万円(前年同期は886百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
① 電子材料スライス周辺事業
電子材料スライス周辺事業においては、当第3四半期以降、主力製品であるダイヤモンドワイヤの受注、販売ともに回復傾向を辿り、平成28年12月の販売数量は従来のピークに迫るほどに増加しておりますが、新規大口顧客との取引開始に時間を要したことから、売上高は大幅に減少しました。
利益面についても、減収に伴う悪化に加え、ダイヤモンドワイヤの切削性能向上に伴う仕様変更による旧仕様製品に係る棚卸資産の評価減848百万円を実施したことで大幅に悪化しました。
これらの結果、売上高は1,829百万円(前年同期比44.8%減)、セグメント損失は1,343百万円(前年同期は938百万円のセグメント利益)となりました。
② 特殊精密機器事業
特殊精密機器事業においては、実装機向けノズル、工作機械向け耐摩工具ともに堅調な出荷状況にあり、また、継続的な原価低減にも努めてまいりました。
これらの結果、売上高は475百万円(前年同期比0.4%減)、セグメント損失は25百万円(前年同期は60百万円のセグメント損失)となりました。
③ 化学繊維用紡糸ノズル事業
化学繊維用紡糸ノズル事業においては、国内外ともに各種ノズルの受注は堅調に推移しており、固定費削減の推進等により利益面は前年同期を上回りました。
これらの結果、売上高は1,009百万円(前年同期比0.7%減)、セグメント利益は113百万円(前年同期比12.9%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
① 資産
有形固定資産の増加1,886百万円、受取手形及び売掛金の増加648百万円、現預金の減少576百万円等により、総資産は前連結会計年度末に比べ2,075百万円増加し12,300百万円となりました。
② 負債
短期借入金の増加483百万円、1年内返済予定の長期借入金の増加285百万円、長期借入金の増加566百万円等により、負債は前連結会計年度末に比べ1,871百万円増加し7,025百万円となりました。
③ 純資産
資本金の増加1,030百万円、資本剰余金の増加1,030百万円、利益剰余金の減少1,848百万円により、純資産は前連結会計年度末に比べ203百万円減少し5,275百万円となりました。
この結果、自己資本比率は42.9%(前連結会計年度末は49.6%)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題は以下のとおりであります。
当社グループの主力製品である「DINA-PRISM」(ダイヤモンドワイヤ)は、従来、中国企業である西安隆基硅材料股份有限公司への販売依存度が特に高い状況にありましたが、当第2四半期連結累計期間で生じた取引量の減少に伴い同社への依存度が急激に下がった結果、当第2四半期末時点では、新規大口販売先を早急に確保し販売額を回復させることが喫緊の課題となっておりました。
この課題の解決に向け、当社は新たに多結晶向けシリコンウエハ市場に対する営業活動を強化してまいりましたが、当第3四半期末時点において複数の新規販売先との大口取引の実現に至っております。
一方、新たな課題として、生産設備増強に伴う固定費増加や販売単価の下落等により低下した事業収益性の改善が求められております。
これに対し、当社は引き続き単結晶シリコンウエハ市場の約2倍の規模となる多結晶シリコンウエハ市場に対する営業活動を強化し、更なる受注拡大による生産設備の稼働率向上を図ってまいります。
また合わせて、更なるダイヤモンドワイヤの細線化を図ることで、中国国内メーカーをはじめとする他社との差異化、及び高付加価値製品の安定供給体制の構築に取り組み、利益率の改善を図ってまいります。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は251百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 従業員数
① 連結会社の状況
当第3四半期連結累計期間において、当社グループは従業員数が243名から336名となり、93名増加しております。主な理由は、生産ラインの増設及び中超住江デバイス・テクノロジー株式会社の連結子会社化により電子材料スライス周辺事業で81名増加したことによるものです。
② 提出会社の状況
当第3四半期累計期間において、当社は従業員数が168名から225名となり、57名増加しております。主な理由は、生産ラインの増設により電子材料スライス周辺事業で50名増加したことによるものです。
なお、従業員数は、当社から当社外への出向者を除く就業人員数であります。
(6) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設等について、当第3四半期連結累計期間に完成したものは、次のとおりであります。
| 会社名 | 事業所名 (所在地) | セグメントの名称 | 設備の内容 | 完了年月 |
| 提出会社 | 和泉工場 D-Next (大阪府和泉市) | 電子材料スライス 周辺事業 | ダイヤモンドワイヤ 製造設備 及び付随設備等 | 平成28年12月 |
| 沖縄工場 (沖縄県うるま市) | 電子材料スライス 周辺事業 | ダイヤモンドワイヤ 製造設備 及び付随設備等 | 平成28年12月 |