四半期報告書-第11期第3四半期(平成30年3月1日-平成30年5月31日)

【提出】
2018/07/13 16:31
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【項目】
12項目

有報資料

(1)経営成績に関する説明
当社グループは「テクノロジーでお金と経済のあり方を変える」のコーポレートビジョンのもと、成長性の高いインターネット領域に経営資源を集中し事業を展開しております。当該領域は、スマートフォンやタブレット、ウェアラブル端末といったデバイスの普及に加え、Twitter、Facebook、Instagram、LINEなどのソーシャルメディアの拡大、クラウドや人工知能(AI)の進化、ブロックチェーンや仮想通貨といった新しいテクノロジーやサービスの出現により劇的な変化を続けております。これらの市場規模は世界的にも一層の拡大が見込まれ、関連事業を提供する当社グループの収益機会も大きく広がるものと考えております。このような事業環境のもと、当社グループは、マーケティング関連事業及びファイナンス関連事業を2つの事業の柱としながら、10秒単位で時間を売買できる時間取引所“Timebank(タイムバンク)”やお金コミュニケーションアプリ“pring(プリン)”を開始するなど積極的に新規サービスの開発を行っております。ファイナンス関連事業が堅調に拡大したことにより売上高は前年同期比大幅に増加したものの、新規事業や仮想通貨関連事業への投資が先行したことが影響し、営業利益は前年同期に比して大幅な減少となりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間は、売上高16,712百万円(前年同期比66.6%増)、営業利益73百万円(前年同期比86.7%減)、税引前四半期利益52百万円(前年同期比91.4%減)、四半期利益△98百万円(前年同期は438百万円)、親会社の所有者に帰属する四半期利益△100百万円(前年同期は371百万円)となりました。
セグメントの概況は次のとおりです。
なお、第1四半期連結累計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、前年同期比較においては、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値を用いて比較しております。
各報告セグメントの主な会社は、以下のとおりです。
セグメント名称主な会社
マーケティング関連事業<国内>ビカム株式会社
株式会社メタップスリンクス
<海外>Metaps Pte. Ltd.
KOL Media Limited
ファイナンス関連事業<国内>株式会社メタップスペイメント
<海外>Metaps Plus Inc.
Smartcon Co. Ltd.

① マーケティング関連事業
国内外の法人企業向けに包括的なマーケティング支援サービスを展開しております。インターネット広告の販売をはじめ、自社サービスとして分析ツール“Metaps Analytics”を提供し、顧客の広告効果の分析・運用まで一体サービスとなったマーケティングプラットフォームの運営を手掛けております。
当第3四半期連結累計期間においては、スマートフォン向け運用型広告を中心とするネット広告市場の拡大を背景に、積極的な営業活動を展開し業容拡大を図りました。海外においては、欧米及び東南アジアにおけるマーケティングの知見を有し、中華圏の顧客が北米に進出する際のゲーム運営委託のリーディングカンパニーでもあるKOL Media Limitedの株式を取得するなど、アジア市場における更なる事業基盤の強化に取り組み、継続して好調であった一方、国内では、複数のマーケティング子会社のサービスを横断的に管轄するマーケティング事業本部を新設するなどの施策を実行したものの、市況の悪化等の影響を受け、売上・利益ともに想定を下回る着地となりました。
この結果、マーケティング関連事業における売上高は3,262百万円(前年同期比7.9%減)、セグメント利益は102百万円(前年同期比5.0%減)となりました。
② ファイナンス関連事業
国内法人企業向けの決済代行サービスの他、成長著しいFinTechの分野において様々な新規サービスを国内外で展開しております。
当第3四半期連結累計期間においては、オンライン決済や電子クーポンなどの既存事業が順調に拡大いたしました。当社は当四半期において、当社韓国子会社であるMetaps Plus発行の仮想通貨PLCの売却等による収益の計上を見込んでおり、同社が運営する仮想通貨取引所サービスである「CoinRoom」等の新規事業に積極的な投資を行ないました。しかしながら、当四半期よりPLCの保有目的を変更したことに伴い、見込んでいた利益を計上しないこととなった一方で、投資費用のみが先行したため利益は大幅な減少となりました。
この結果、ファイナンス関連事業における売上高は13,412百万円(前年同期比106.3%増)、セグメント利益は369百万円(前年同期比11.0%減)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は23,842百万円となり、前連結会計年度末の資産合計19,786百万円と比べ4,056百万円増加しました。これは主に、新株発行に伴う払込等により現金が1,092百万円増加したこと、仮想通貨の取得等に伴い棚卸資産が1,150百万円増加したこと及び子会社の取得に伴いのれんが1,178百万円増加したことによるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は15,387百万円となり、前連結会計年度末の負債合計12,964百万円と比べ2,423百万円増加しました。これは主に、ICOに伴う繰延収益の認識等によりその他の流動負債が1,613百万円増加したことによるものです。
(資本)
当第3四半期連結会計期間末の資本合計は8,454百万円となり、前連結会計年度末の資本合計6,822百万円と比べ1,633百万円増加しました。これは主に、新株予約権の行使に伴う新株の発行によるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末6,650百万円に比べ1,092百万円増加し、7,742百万円となりました。当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況と、それらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は770百万円となりました。これは主に、営業債権及びその他の債権の増減額541百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は△67百万円となりました。これは主に、無形資産の取得による支出△352百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は378百万円となりました。これは主に、新株の発行による収入1,440百万円及び長期借入金の返済による支出△723百万円によるものです。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費は25百万円です。

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