四半期報告書-第16期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
(単位:千円)
(単位:千円)
当社グループは「障害のない社会をつくる」というビジョンのもと、2005年の設立時より障害福祉領域において事業を展開してまいりました。現在全国200拠点以上で就労や学びを支援するサービスを提供しております。さらに、これらの施設運営で培ってきたノウハウを活用し、障害福祉領域におけるインターネットプラットフォーム事業等を行っています。自社運営の施設サービスとインターネットプラットフォーム事業を組み合わせることで、より高品質のサービスをより多くの方々へ提供し、ビジョンの実現を目指しております。
当社グループは当事者及び家族向け直接支援のサービスとしてLITALICOワークス事業、LITALICOジュニア事業、LITALICOワンダー事業、LITALICOライフ事業の4事業を、また施設や従事者向けのインターネットプラットフォーム事業としてLITALICO発達ナビ事業、LITALICO仕事ナビ事業、LITALICOキャリア事業の3事業を運営しております。
LITALICOワークス事業は働くことに障害のある方への就労支援サービスで、PCスキルや履歴書添削など職業訓練や企業の人事担当者との調整等を行います。また、就職した方の職場定着をサポートするサービスも提供しています。1988年に1.6%で設定された法定雇用率は段階的に引き上げられ、2021年3月末には2.3%への引き上げが予定されております。また、2018年に障害者雇用義務の対象に精神障害者が加わる等、障害者雇用における社会的要請は年々強まっております。しかしながら、2019年における法定雇用率達成企業の割合は48.0%と半数を割り込んでおり、当社の就労支援サービスの拡大余地は引き続き大きいと考えられます。
LITALICOジュニア事業は子ども一人ひとりの個性に合わせた学びを提供する幼児教室・学習教室で、言語発達における支援や机上課題、ソーシャルスキルトレーニングやペアレントトレーニング等を提供しています。また、小学校や幼稚園等に訪問し直接的・間接的にサポートするサービスも提供しています。少子化の中において、全国の小・中・高等学校における通常学級に在籍しながら必要に応じて別室等で授業を受ける「通級指導」の対象者は継続的に増加している等、発達障害に関する社会的認知の広がり等から一人ひとりの個性に合わせた教育機会を提供する当社サービスの必要性は高まっていると考えられます。
LITALICOワンダー事業はテクノロジーを活かしたものづくりを通して、子どもの個性に合わせ、創造力を育む学びの場を提供するサービスで、プログラミングやロボット製作等を教室及びオンラインで提供しています。当社の持つ一人ひとりの個性に合わせるヒューマンサービスのノウハウを活かし、個々人に合わせたサービス提供ができることが特色です。プログラミング教育の必修化等があり、需要は拡大しています。
LITALICOライフ事業は自分らしい人生を歩んでいけるよう、一人ひとりちがう興味や課題に合わせた情報提供やライフプランの設計を支援するサービスです。これまでに多くのご家族の相談に応えてきた知見を活かし、お子さまの進路や就職、老後資金等の将来設計について等の情報提供を行っています。
LITALICO発達ナビ事業は、発達が気になる子どもを育てるご家族が必要な情報を共有するプラットフォーム「LITALICO発達ナビ」を運営しています。さらに、子どもの育ちを支える発達支援施設向けに集客や運営・経営支援、人材育成等のサービスを、またオンラインで当事者家族向けに相談サービス「発達ナビPLUS」を提供しています。
LITALICO仕事ナビ事業は働くことに障害のある人が自分に合った仕事や就労支援サービスを探せる就職情報サイト「LITALICO仕事ナビ」を運営しています。また、障害のある方に対する就労支援施設向けの集客支援や障害者採用を行う企業への人材紹介等を行っています。
LITALICOキャリア事業は障害福祉業界で働く人の転職サービス及び福祉施設の採用支援サービスを提供しています。福祉施設で働く従事者数は年々増加しており、福祉施設や従事者のマッチングサービスへの需要も今後高まることが予想されます。
当第2四半期連結累計期間においては、新型コロナウィルス感染症の影響はあるものの、感染症対策として衛生管理を徹底した上で対面でのサービス提供を継続しつつ、オンラインの活用も進めました。当第2四半期連結累計期間の新規拠点開設数は、就労移行支援事業4拠点、児童発達支援事業7拠点、学習教室事業1拠点となりました。なお、セグメントごとの業績は以下の通りになります。
LITALICOワークス事業については、就職者の増加により既存拠点の報酬単価が増加し、新規開設拠点の集客も順調に推移しました。また、オンライン支援も拡大したことにより、収益性が向上しております。結果として、当第2四半期連結累計期間の売上高は3,778,342千円(前年同四半期比18.1%増)、セグメント利益は1,426,889千円(前年同四半期比30.4%増)となりました。
LITALICOジュニア事業については、既存拠点の利用率が引き続き高い水準で推移し、新規開設拠点の集客も順調に推移しました。一方で、第1四半期連結会計期間を中心に学校の休校により保育所等訪問支援の実施が困難であったこと、学習教室事業における新規問い合わせの減少およびコロナ禍で業務を行う社員への感謝金の支払いなど新型コロナウィルス感染症による一時的な影響がありました。結果として、当第2四半期連結累計期間の売上高は3,072,627千円(前年同四半期比8.9%増)、セグメント利益は503,124千円(前年同四半期比13.1%減)となりました。
<その他>LITALICOワンダー事業については、新規問い合わせの減少など新型コロナウィルス感染症による影響はありつつも、オンラインコースの立ち上げが順調に推移しております。プラットフォーム事業はSaaS型プロダクトを中心に、順調に契約施設数を増やし、LITALICO発達ナビ事業については単月黒字化を達成するなど、先行投資を継続しながらも赤字幅を縮小をしております。LITALICOライフ事業については、オンラインでの契約が可能になるなど規制緩和を受けて、全国を対象にセミナーを行い、サービス提供地域を拡大するなど引き続き投資を行っております。結果として、当第2四半期連結累計期間の売上高は835,161千円(前年同四半期比36.2%増)、セグメント利益は△163,314千円(前年同四半期比66,743千円改善)となりました。
以上の結果、営業利益は805,424千円(前年同四半期比74.0%増)となりました。
経常利益は、株式会社Olive Unionへの持分法投資損失を120,867千円としていることから、682,278千円(前年同四半期比48.1%増)となりました。前年同四半期である2020年3月期第2四半期連結累計期間にConobie事業の譲渡益が240,600千円あったことから、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては411,923千円(前年同四半期比14.6%減)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、9,277,965千円となりました。業容拡大による売掛金の増加306,321千円、拠点開設等による有形固定資産の増加242,329千円等があったものの、税金の支払や借入金の返済等により現金及び預金が1,169,896千円減少し、前連結会計年度末と比較して553,248千円減少しました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比較して988,931千円減少し、5,085,057千円となりました。これは主に、長期借入金及び1年内返済予定の長期借入金の減少521,900千円、短期借入金の減少450,000千円によるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末と比較して435,683千円増加し、4,192,907千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上にともなう利益剰余金の増加411,923千円によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末と比較して1,169,896千円減少し、1,512,369千円となりました。
当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、390,187千円の収入(前年同四半期は1,374千円の支出)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益が679,832千円となったこと、減価償却費で245,287千円を計上した一方で、法人税等の支払により331,234千円、売上債権の増加により306,321千円を支出したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、602,347千円の支出(前年同四半期は438,954千円の支出)となりました。これは主に、サービス拡大のための新規出店にかかる有形固定資産の取得により326,101千円、システム開発にかかる無形固定資産の取得により266,690千円を支出したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、957,736千円の支出(前年同四半期は400,095千円の支出)となりました。これは主に、長期借入金の返済により521,900千円、短期借入金の返済により450,000千円を支出したことによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において特記すべき事項はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)業績の状況
(単位:千円)
| 2020年3月期 第2四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年9月30日) | 2021年3月期 第2四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年9月30日) | 増減額 | 増減率 | |
| 売上高 | 6,634,157 | 7,686,131 | +1,051,973 | +15.9% |
| 営業利益 | 462,822 | 805,424 | +342,602 | +74.0% |
| 経常利益 | 460,807 | 682,278 | +221,470 | +48.1% |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益 | 482,560 | 411,923 | △70,637 | △14.6% |
(単位:千円)
| セグメント別業績 | 2020年3月期 第2四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年9月30日) | 2021年3月期 第2四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年9月30日) | 増減額 | 増減率 | |
| LITALICOワークス 事業 | 売上高 | 3,198,160 | 3,778,342 | +580,181 | +18.1% |
| 利益 | 1,094,533 | 1,426,889 | +332,356 | +30.4% | |
| LITALICO ジュニア 事業 | 売上高 | 2,822,771 | 3,072,627 | +249,856 | +8.9% |
| 利益 | 578,872 | 503,124 | △75,747 | △13.1% | |
| その他 | 売上高 | 613,225 | 835,161 | +221,936 | +36.2% |
| 利益 | △230,058 | △163,314 | +66,743 | - | |
当社グループは「障害のない社会をつくる」というビジョンのもと、2005年の設立時より障害福祉領域において事業を展開してまいりました。現在全国200拠点以上で就労や学びを支援するサービスを提供しております。さらに、これらの施設運営で培ってきたノウハウを活用し、障害福祉領域におけるインターネットプラットフォーム事業等を行っています。自社運営の施設サービスとインターネットプラットフォーム事業を組み合わせることで、より高品質のサービスをより多くの方々へ提供し、ビジョンの実現を目指しております。
当社グループは当事者及び家族向け直接支援のサービスとしてLITALICOワークス事業、LITALICOジュニア事業、LITALICOワンダー事業、LITALICOライフ事業の4事業を、また施設や従事者向けのインターネットプラットフォーム事業としてLITALICO発達ナビ事業、LITALICO仕事ナビ事業、LITALICOキャリア事業の3事業を運営しております。
LITALICOワークス事業は働くことに障害のある方への就労支援サービスで、PCスキルや履歴書添削など職業訓練や企業の人事担当者との調整等を行います。また、就職した方の職場定着をサポートするサービスも提供しています。1988年に1.6%で設定された法定雇用率は段階的に引き上げられ、2021年3月末には2.3%への引き上げが予定されております。また、2018年に障害者雇用義務の対象に精神障害者が加わる等、障害者雇用における社会的要請は年々強まっております。しかしながら、2019年における法定雇用率達成企業の割合は48.0%と半数を割り込んでおり、当社の就労支援サービスの拡大余地は引き続き大きいと考えられます。
LITALICOジュニア事業は子ども一人ひとりの個性に合わせた学びを提供する幼児教室・学習教室で、言語発達における支援や机上課題、ソーシャルスキルトレーニングやペアレントトレーニング等を提供しています。また、小学校や幼稚園等に訪問し直接的・間接的にサポートするサービスも提供しています。少子化の中において、全国の小・中・高等学校における通常学級に在籍しながら必要に応じて別室等で授業を受ける「通級指導」の対象者は継続的に増加している等、発達障害に関する社会的認知の広がり等から一人ひとりの個性に合わせた教育機会を提供する当社サービスの必要性は高まっていると考えられます。
LITALICOワンダー事業はテクノロジーを活かしたものづくりを通して、子どもの個性に合わせ、創造力を育む学びの場を提供するサービスで、プログラミングやロボット製作等を教室及びオンラインで提供しています。当社の持つ一人ひとりの個性に合わせるヒューマンサービスのノウハウを活かし、個々人に合わせたサービス提供ができることが特色です。プログラミング教育の必修化等があり、需要は拡大しています。
LITALICOライフ事業は自分らしい人生を歩んでいけるよう、一人ひとりちがう興味や課題に合わせた情報提供やライフプランの設計を支援するサービスです。これまでに多くのご家族の相談に応えてきた知見を活かし、お子さまの進路や就職、老後資金等の将来設計について等の情報提供を行っています。
LITALICO発達ナビ事業は、発達が気になる子どもを育てるご家族が必要な情報を共有するプラットフォーム「LITALICO発達ナビ」を運営しています。さらに、子どもの育ちを支える発達支援施設向けに集客や運営・経営支援、人材育成等のサービスを、またオンラインで当事者家族向けに相談サービス「発達ナビPLUS」を提供しています。
LITALICO仕事ナビ事業は働くことに障害のある人が自分に合った仕事や就労支援サービスを探せる就職情報サイト「LITALICO仕事ナビ」を運営しています。また、障害のある方に対する就労支援施設向けの集客支援や障害者採用を行う企業への人材紹介等を行っています。
LITALICOキャリア事業は障害福祉業界で働く人の転職サービス及び福祉施設の採用支援サービスを提供しています。福祉施設で働く従事者数は年々増加しており、福祉施設や従事者のマッチングサービスへの需要も今後高まることが予想されます。
当第2四半期連結累計期間においては、新型コロナウィルス感染症の影響はあるものの、感染症対策として衛生管理を徹底した上で対面でのサービス提供を継続しつつ、オンラインの活用も進めました。当第2四半期連結累計期間の新規拠点開設数は、就労移行支援事業4拠点、児童発達支援事業7拠点、学習教室事業1拠点となりました。なお、セグメントごとの業績は以下の通りになります。
<その他>LITALICOワンダー事業については、新規問い合わせの減少など新型コロナウィルス感染症による影響はありつつも、オンラインコースの立ち上げが順調に推移しております。プラットフォーム事業はSaaS型プロダクトを中心に、順調に契約施設数を増やし、LITALICO発達ナビ事業については単月黒字化を達成するなど、先行投資を継続しながらも赤字幅を縮小をしております。LITALICOライフ事業については、オンラインでの契約が可能になるなど規制緩和を受けて、全国を対象にセミナーを行い、サービス提供地域を拡大するなど引き続き投資を行っております。結果として、当第2四半期連結累計期間の売上高は835,161千円(前年同四半期比36.2%増)、セグメント利益は△163,314千円(前年同四半期比66,743千円改善)となりました。
以上の結果、営業利益は805,424千円(前年同四半期比74.0%増)となりました。
経常利益は、株式会社Olive Unionへの持分法投資損失を120,867千円としていることから、682,278千円(前年同四半期比48.1%増)となりました。前年同四半期である2020年3月期第2四半期連結累計期間にConobie事業の譲渡益が240,600千円あったことから、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては411,923千円(前年同四半期比14.6%減)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、9,277,965千円となりました。業容拡大による売掛金の増加306,321千円、拠点開設等による有形固定資産の増加242,329千円等があったものの、税金の支払や借入金の返済等により現金及び預金が1,169,896千円減少し、前連結会計年度末と比較して553,248千円減少しました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比較して988,931千円減少し、5,085,057千円となりました。これは主に、長期借入金及び1年内返済予定の長期借入金の減少521,900千円、短期借入金の減少450,000千円によるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末と比較して435,683千円増加し、4,192,907千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上にともなう利益剰余金の増加411,923千円によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末と比較して1,169,896千円減少し、1,512,369千円となりました。
当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、390,187千円の収入(前年同四半期は1,374千円の支出)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益が679,832千円となったこと、減価償却費で245,287千円を計上した一方で、法人税等の支払により331,234千円、売上債権の増加により306,321千円を支出したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、602,347千円の支出(前年同四半期は438,954千円の支出)となりました。これは主に、サービス拡大のための新規出店にかかる有形固定資産の取得により326,101千円、システム開発にかかる無形固定資産の取得により266,690千円を支出したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、957,736千円の支出(前年同四半期は400,095千円の支出)となりました。これは主に、長期借入金の返済により521,900千円、短期借入金の返済により450,000千円を支出したことによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において特記すべき事項はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。