四半期報告書-第16期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 業績の状況
(単位:千円)
(単位:千円)
当社グループは「障害のない社会をつくる」というビジョンのもと、2005年の設立時より障害福祉領域において事業を展開してまいりました。現在全国200拠点以上で就労や学びを支援するサービスを提供しております。加えて、プログラミング等一般教育分野への展開も進めております。さらに、これらの施設運営で培ってきたノウハウを活用し、障害福祉領域におけるインターネットプラットフォーム事業等を行っています。自社運営の施設サービスとインターネットプラットフォーム事業を組み合わせることで、より高品質のサービスをより多くの方々へ提供し、ビジョンの実現を目指しております。
当社グループは個人向けサービスとしてLITALICOワークス事業、LITALICOジュニア事業、LITALICOワンダー事業、LITALICOライフ事業の4事業を、また施設や従事者向けのインターネットプラットフォーム事業としてLITALICO発達ナビ事業、LITALICO仕事ナビ事業、LITALICOキャリア事業の3事業を運営しております。
LITALICOワークス事業は働くことに障害のある方への就労支援サービスで、PCスキルや履歴書添削など職業訓練や企業の人事担当者との調整等を行います。また、就職した方の職場定着をサポートするサービスも提供しています。1988年に1.6%で設定された法定雇用率は段階的に引き上げられ、2021年3月末には2.3%への引き上げが予定されております。また、2018年に障害者雇用義務の対象に精神障害者が加わる等、障害者雇用における社会的要請は年々強まっております。しかしながら、2019年における法定雇用率達成企業の割合は48.0%と半数を割り込んでおり、当社の就労支援サービスの拡大余地は引き続き大きいと考えられます。
LITALICOジュニア事業は子ども一人ひとりの個性に合わせた学びを提供する幼児教室・学習教室で、言語発達における支援や机上課題、ソーシャルスキルトレーニングやペアレントトレーニング等を提供しています。また、小学校や幼稚園等に訪問し直接的・間接的にサポートするサービスも提供しています。少子化の中において、全国の小・中・高等学校における通常学級に在籍しながら必要に応じて別室等で授業を受ける「通級指導」の対象者は継続的に増加している等、発達障害に関する社会的認知の広がり等から一人ひとりの個性に合わせた教育機会を提供する当社サービスの必要性は高まっていると考えられます。
LITALICOワンダー事業はテクノロジーを活かしたものづくりを通して、子どもの個性に合わせ、創造力を育む学びの場を提供するサービスで、プログラミングやロボット製作等を教室及びオンラインで提供しています。当社の持つ一人ひとりの個性に合わせるヒューマンサービスのノウハウを活かし、個々人に合わせたサービス提供ができることが特色です。プログラミング教育の必修化等があり、需要は拡大しています。
LITALICOライフ事業は自分らしい人生を歩んでいけるよう、一人ひとりちがう興味や課題に合わせた情報提供やライフプランの設計を支援するサービスです。これまでに多くのご家族の相談に応えてきた知見を活かし、お子さまの進路や就職、老後資金等の将来設計について等の情報提供を行っています。
LITALICO発達ナビ事業は、発達が気になる子どもを育てるご家族が必要な情報を共有するプラットフォーム「LITALICO発達ナビ」を運営しています。さらに、子どもの育ちを支える発達支援施設向けに集客や運営・経営支援、人材育成等のサービスを、またオンラインで当事者家族向けに相談サービス「発達ナビPLUS」を提供しています。
LITALICO仕事ナビ事業は働くことに障害のある人が自分に合った仕事や就労支援サービスを探せる就職情報サイト「LITALICO仕事ナビ」を運営しています。また、障害のある方に対する就労支援施設向けの集客支援や障害者採用を行う企業への人材紹介等を行っています。
LITALICOキャリア事業は障害福祉業界で働く人の転職サービス及び福祉施設の採用支援サービスを提供しています。福祉施設で働く従事者数は年々増加しており、福祉施設や従事者のマッチングサービスへの需要も今後高まることが予想されます。
当第3四半期連結累計期間においては、新型コロナウィルス感染症の影響はあるものの、感染症対策として衛生管理を徹底した上で対面でのサービス提供を継続しつつ、オンラインの活用も進めました。当第3四半期連結累計期間の新規拠点開設数は、就労移行支援事業8拠点、児童発達支援事業7拠点、学習教室事業3拠点となりました。なお、セグメントごとの業績は以下の通りになります。
LITALICOワークス事業については、就職者の増加により既存拠点の報酬単価が増加し、新規開設拠点の集客も順調に推移しました。また、オンライン支援も拡大したことにより、収益性が向上しております。当第3四半期連結累計期間の売上高は5,727,727千円(前年同四半期比15.7%増)、セグメント利益は2,141,298千円(前年同四半期比23.0%増)となりました。
LITALICOジュニア事業については、既存拠点の利用率が引き続き高い水準で推移し、新規開設拠点の集客も順調に推移しました。一方で、学習教室事業における新規問い合わせの減少および第1四半期連結会計期間に社員への感謝金の支払いなど新型コロナウィルス感染症による影響があり、当第3四半期連結累計期間の売上高は4,747,565千円(前年同四半期比9.3%増)、セグメント利益は828,632千円(前年同四半期比9.3%減)となりました。
<その他>プラットフォーム事業はSaaS型プロダクトを中心に、順調に契約施設数を増やし、LITALICO発達ナビ事業については単月黒字化を達成しました。LITALICO仕事ナビ事業やLITALICOキャリア事業においても契約施設数及び採用支援サービスが拡大し、先行投資を継続しながらも赤字幅の縮小をしております。LITALICOワンダー事業については、新規問い合わせの減少など新型コロナウィルス感染症による影響はありつつも、オンラインコースの立ち上げにより生徒数が増加しています。LITALICOライフ事業については、オンラインでの契約が可能になるなど規制緩和を受けて、全国を対象にセミナーを行い、サービス提供地域を拡大するなど引き続き投資を行っております。当第3四半期連結累計期間の売上高は1,364,701千円(前年同四半期比40.9%増)、セグメント利益は△223,251千円(前年同四半期比155,435千円改善)となりました。
以上の結果、売上高は11,839,995千円(前年同四半期比15.4%増)、営業利益は1,230,404千円(前年同四半期比60.3%増)となりました。
経常利益は、株式会社Olive Unionへの持分法投資損失を185,624千円としていることから、1,060,518千円(前年同四半期比36.5%増)となりました。前年同四半期である2020年3月期第3四半期連結累計期間にConobie事業の譲渡益が240,600千円あったことから、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては655,001千円(前年同四半期比5.3%減)となりました。
(2) 財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、9,115,744千円となりました。業容拡大による売掛金の増加336,420千円、システム開発等による無形固定資産の増加250,136千円、拠点開設等による有形固定資産の増加199,564千円があったものの、税金の支払や借入金の返済等により現金及び預金が1,478,097千円減少し、前連結会計年度末と比較して715,469千円減少しました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比較して1,470,145千円減少し、4,603,843千円となりました。これは主に、長期借入金及び1年内返済予定の長期借入金の減少782,850千円、短期借入金の減少450,000千円、人事制度変更による未払費用の減少386,457千円及び賞与引当金の増加336,595千円によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末と比較して754,676千円増加し、4,511,900千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上にともなう利益剰余金の増加655,001千円によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において特記すべき事項はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
(1) 業績の状況
(単位:千円)
| 2020年3月期 第3四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年12月31日) | 2021年3月期 第3四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日) | 増減額 | 増減率 | |
| 売上高 | 10,260,732 | 11,839,995 | +1,579,263 | +15.4% |
| 営業利益 | 767,437 | 1,230,404 | +462,967 | +60.3% |
| 経常利益 | 777,216 | 1,060,518 | +283,302 | +36.5% |
| 親会社株主に帰属する 四半期純利益 | 691,861 | 655,001 | △36,859 | △5.3% |
(単位:千円)
| セグメント別業績 | 2020年3月期 第3四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年12月31日) | 2021年3月期 第3四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日) | 増減額 | 増減率 | |
| LITALICO ワークス 事業 | 売上高 | 4,949,299 | 5,727,727 | +778,428 | +15.7% |
| 利益 | 1,740,678 | 2,141,298 | +400,619 | +23.0% | |
| LITALICO ジュニア 事業 | 売上高 | 4,342,623 | 4,747,565 | +404,941 | +9.3% |
| 利益 | 913,137 | 828,632 | △84,505 | △9.3% | |
| その他 | 売上高 | 968,809 | 1,364,701 | +395,892 | +40.9% |
| 利益 | △378,686 | △223,251 | +155,435 | - | |
当社グループは「障害のない社会をつくる」というビジョンのもと、2005年の設立時より障害福祉領域において事業を展開してまいりました。現在全国200拠点以上で就労や学びを支援するサービスを提供しております。加えて、プログラミング等一般教育分野への展開も進めております。さらに、これらの施設運営で培ってきたノウハウを活用し、障害福祉領域におけるインターネットプラットフォーム事業等を行っています。自社運営の施設サービスとインターネットプラットフォーム事業を組み合わせることで、より高品質のサービスをより多くの方々へ提供し、ビジョンの実現を目指しております。
当社グループは個人向けサービスとしてLITALICOワークス事業、LITALICOジュニア事業、LITALICOワンダー事業、LITALICOライフ事業の4事業を、また施設や従事者向けのインターネットプラットフォーム事業としてLITALICO発達ナビ事業、LITALICO仕事ナビ事業、LITALICOキャリア事業の3事業を運営しております。
LITALICOワークス事業は働くことに障害のある方への就労支援サービスで、PCスキルや履歴書添削など職業訓練や企業の人事担当者との調整等を行います。また、就職した方の職場定着をサポートするサービスも提供しています。1988年に1.6%で設定された法定雇用率は段階的に引き上げられ、2021年3月末には2.3%への引き上げが予定されております。また、2018年に障害者雇用義務の対象に精神障害者が加わる等、障害者雇用における社会的要請は年々強まっております。しかしながら、2019年における法定雇用率達成企業の割合は48.0%と半数を割り込んでおり、当社の就労支援サービスの拡大余地は引き続き大きいと考えられます。
LITALICOジュニア事業は子ども一人ひとりの個性に合わせた学びを提供する幼児教室・学習教室で、言語発達における支援や机上課題、ソーシャルスキルトレーニングやペアレントトレーニング等を提供しています。また、小学校や幼稚園等に訪問し直接的・間接的にサポートするサービスも提供しています。少子化の中において、全国の小・中・高等学校における通常学級に在籍しながら必要に応じて別室等で授業を受ける「通級指導」の対象者は継続的に増加している等、発達障害に関する社会的認知の広がり等から一人ひとりの個性に合わせた教育機会を提供する当社サービスの必要性は高まっていると考えられます。
LITALICOワンダー事業はテクノロジーを活かしたものづくりを通して、子どもの個性に合わせ、創造力を育む学びの場を提供するサービスで、プログラミングやロボット製作等を教室及びオンラインで提供しています。当社の持つ一人ひとりの個性に合わせるヒューマンサービスのノウハウを活かし、個々人に合わせたサービス提供ができることが特色です。プログラミング教育の必修化等があり、需要は拡大しています。
LITALICOライフ事業は自分らしい人生を歩んでいけるよう、一人ひとりちがう興味や課題に合わせた情報提供やライフプランの設計を支援するサービスです。これまでに多くのご家族の相談に応えてきた知見を活かし、お子さまの進路や就職、老後資金等の将来設計について等の情報提供を行っています。
LITALICO発達ナビ事業は、発達が気になる子どもを育てるご家族が必要な情報を共有するプラットフォーム「LITALICO発達ナビ」を運営しています。さらに、子どもの育ちを支える発達支援施設向けに集客や運営・経営支援、人材育成等のサービスを、またオンラインで当事者家族向けに相談サービス「発達ナビPLUS」を提供しています。
LITALICO仕事ナビ事業は働くことに障害のある人が自分に合った仕事や就労支援サービスを探せる就職情報サイト「LITALICO仕事ナビ」を運営しています。また、障害のある方に対する就労支援施設向けの集客支援や障害者採用を行う企業への人材紹介等を行っています。
LITALICOキャリア事業は障害福祉業界で働く人の転職サービス及び福祉施設の採用支援サービスを提供しています。福祉施設で働く従事者数は年々増加しており、福祉施設や従事者のマッチングサービスへの需要も今後高まることが予想されます。
当第3四半期連結累計期間においては、新型コロナウィルス感染症の影響はあるものの、感染症対策として衛生管理を徹底した上で対面でのサービス提供を継続しつつ、オンラインの活用も進めました。当第3四半期連結累計期間の新規拠点開設数は、就労移行支援事業8拠点、児童発達支援事業7拠点、学習教室事業3拠点となりました。なお、セグメントごとの業績は以下の通りになります。
<その他>プラットフォーム事業はSaaS型プロダクトを中心に、順調に契約施設数を増やし、LITALICO発達ナビ事業については単月黒字化を達成しました。LITALICO仕事ナビ事業やLITALICOキャリア事業においても契約施設数及び採用支援サービスが拡大し、先行投資を継続しながらも赤字幅の縮小をしております。LITALICOワンダー事業については、新規問い合わせの減少など新型コロナウィルス感染症による影響はありつつも、オンラインコースの立ち上げにより生徒数が増加しています。LITALICOライフ事業については、オンラインでの契約が可能になるなど規制緩和を受けて、全国を対象にセミナーを行い、サービス提供地域を拡大するなど引き続き投資を行っております。当第3四半期連結累計期間の売上高は1,364,701千円(前年同四半期比40.9%増)、セグメント利益は△223,251千円(前年同四半期比155,435千円改善)となりました。
以上の結果、売上高は11,839,995千円(前年同四半期比15.4%増)、営業利益は1,230,404千円(前年同四半期比60.3%増)となりました。
経常利益は、株式会社Olive Unionへの持分法投資損失を185,624千円としていることから、1,060,518千円(前年同四半期比36.5%増)となりました。前年同四半期である2020年3月期第3四半期連結累計期間にConobie事業の譲渡益が240,600千円あったことから、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては655,001千円(前年同四半期比5.3%減)となりました。
(2) 財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、9,115,744千円となりました。業容拡大による売掛金の増加336,420千円、システム開発等による無形固定資産の増加250,136千円、拠点開設等による有形固定資産の増加199,564千円があったものの、税金の支払や借入金の返済等により現金及び預金が1,478,097千円減少し、前連結会計年度末と比較して715,469千円減少しました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比較して1,470,145千円減少し、4,603,843千円となりました。これは主に、長期借入金及び1年内返済予定の長期借入金の減少782,850千円、短期借入金の減少450,000千円、人事制度変更による未払費用の減少386,457千円及び賞与引当金の増加336,595千円によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末と比較して754,676千円増加し、4,511,900千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上にともなう利益剰余金の増加655,001千円によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において特記すべき事項はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。