有価証券報告書-第25期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/30 15:52
【資料】
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【項目】
135項目
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社の数
4社
連結子会社の名称
沖縄チエル株式会社、株式会社VERSION2、株式会社コラボレーションシステム
株式会社昭栄広報
当社の連結子会社であったMATOMeru株式会社は、2021年4月1日付で、株式会社昭栄広報を存続会社とする吸収合併により、消滅したため、当連結会計年度より連結の範囲から除外しております。
(2) 主要な非連結子会社名
該当事項はありません。
2.持分法の適用に関する事項
(1) 持分法を適用した関連会社数
4社
持分法を適用した関連会社の名称
株式会社エディト、セーバー株式会社、株式会社ダイヤ書房、ワンビ株式会社
2021年5月31日付の株式取得により株式会社エディトを、2021年6月30日付の株式取得によりセーバー株式会社を、それぞれ当連結会計年度より持分法適用の範囲に含めております。
(2) 持分法を適用しない関連会社のうち主要な会社等の名称
該当事項はありません。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の決算日は、連結決算日と一致しております。
当連結会計年度において、株式会社昭栄広報は、決算日を12月31日から3月31日に変更しております。
これにより、当連結会計年度については、株式会社昭栄広報は2021年1月1日から2022年3月31日までの15か月間を連結対象期間とする変則的な決算となっております。なお、同社の2022年1月1日から2022年3月31日までの損益は、連結損益計算書を通して調整する方法を採用しており、同期間の売上高は164,668千円、営業損失は59,195千円、経常損失は57,626千円、税引前四半期純損失は57,626千円であります。
4.会計方針に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券
満期保有目的の債券
償却原価法(定額法)を採用しております。
関連会社株式
移動平均法による原価法を採用しております。
その他有価証券
市場価格のない株式等以外のもの
時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)を採用しております。
市場価格のない株式等
移動平均法による原価法を採用しております。
② 棚卸資産
商品
総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。
(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産
定率法を採用しております。ただし、1998年4月以降に取得した建物(建物附属設備は除く)及び2016年4月以降に取得した建物附属設備については、定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物 3年~15年
機械及び装置 9年
工具、器具及び備品 3年~15年
② 無形固定資産
市場販売目的のソフトウエアについては見込販売収益に基づく償却額と残存見込販売有効期間(3年以内)に基づく均等償却額とのいずれか大きい金額を計上する方法、自社利用のソフトウエアについては社内における利用可能期間(5年以内)に基づく定額法によっております。なお、その他の無形固定資産については定額法によっております。
(3) 重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
② 賞与引当金
従業員の賞与支給に備えるため、賞与支給見込額のうち当連結会計年度に負担すべき金額を計上しております。
③ 役員賞与引当金
役員賞与の支出に備えるため、会社が算定した当連結会計年度に負担すべき支給見込額を計上しております。
(4) 退職給付に係る会計処理の方法
当社は、従業員の退職給付に充てるため、複数事業主制度の企業年金基金制度を採用しております。複数事業主制度では、自社の拠出に対応する年金資産の金額を合理的に算定できないことから、確定拠出制度と同様の会計処理を実施しております。
(5) のれんの償却方法及び償却期間
のれんの償却については、原則として10年間の定額法により償却を行っております。
(6) 重要な収益及び費用の計上基準
学習部門及び情報基盤部門における主な財又はサービスは、インストール用ソフトウエア及びハードウエアの販売、システム構築、当社運用サービスへのアクセス権、保守・運用であります。インストール用ソフトウエア及びハードウエアの販売については、「収益認識に関する会計基準の適用指針」第98項に定める代替的な取扱いを適用し、出荷時から当該商品又は製品の支配が顧客に移転される時までの期間が通常の期間であることから、出荷時点で収益を認識しております。システム構築は、顧客が構築作業の検収をした時点で履行義務が充足されることから、検収時点で収益を認識しております。当社運用サービスへのアクセス権、保守・運用は、契約期間にわたりサービスを顧客に提供する義務を負うことから、一定の期間にわたり充足される履行義務であると判断し、契約により定められたサービス提供期間にわたって収益を認識しております。進路部門における主な財又はサービスは、進学相談会、媒体の広告枠であり、進路相談会については実施日、媒体の広告枠については広告枠の提供日に収益を認識しております。
(7) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期的な投資からなっております。