有価証券届出書(新規公開時)
有報資料
当社グループでは下記の事項を対処すべき課題としてとらえ、対応に取り組んで参ります。
1.オンライン旅行事業
(1) 事業領域(取扱商材)の拡大
当社グループの売上は、国内航空券の販売に関わる収入が主体となっております。国内航空会社とは引き続き良好な関係を築いておりますが、中長期的な視点での経営の安定と事業の成長を鑑み、海外航空券、国内外宿泊予約、パッケージツアー等の取扱商材の多様化を図って参ります。
(2) 提携サイトの拡大
当社は、自社ブランドであるインターネット予約サイト「TRIP STAR」「空旅.com」を中心に、自社媒体インターネットサイトによる旅行商品の販売を行っておりますが、一方で、OEM提供(他社ブランド)による販売にも注力しております。具体的には、主に会員の集客が多いインターネットサイトに対して当社の旅行コンテンツの検索・予約エンジンをOEMにて提供したり、ビジネス需要が豊富にある企業に対してクラウド型の出張手配サービス『旅Pro-BTM』を提供することにより、旅行商材の販売拡大を目指しております。今後、業容を継続的に拡大していくために、上述の通り、会員の集客が多いインターネットサイトやビジネス需要が豊富にある企業との提携を引き続き積極的に図って参ります。
(3) システム技術・インフラの強化
当社が行っているインターネットを通じた旅行商品の販売は、購入者及びクライアントにとっていかに情報量が豊富であるか、いかにレスポンスが早いか、いかに安い価格で提供できるか、いかに利便性が良いか等々が必要不可欠なものであります。インターネットを利用して旅行商品を購入しようとするユーザーは、それら全てのサービスを求めて様々なサイトを検索・閲覧しております。当社では、当該機能等をより強化し、よりクライアント・ライクなシステムを提供することを目的に、今後もシステム技術の研磨とインフラの構築を行って参ります。
2.ITオフショア開発事業
・海外の文化や習慣の把握
当社が行っているITオフショア開発事業は、各国の文化や習慣について把握しておく事が重要です。オフショア開発のプロジェクトを進める上で、開発を任せることになる海外の国の労働環境や習慣が計画を予定通りに進めることを妨げる可能性があります。当社では、主にベトナムの文化や習慣を適切に把握かつ尊重し、開発環境の整備や、プロジェクトの推進体制の強化を進めて参ります。
3.全社に関わる事項その他
(1) 優秀な人材の確保
当社は、比較的少ない従業員で業務を推進しております。その核となる従業員は高い専門性とプロフェッショナル精神が求められます。これらの能力を兼ね備えた人材の確保は、業容の拡大に伴って急務となっており、今後も人材の確保・育成を図って参ります。
(2) コスト削減
当社は、人手が介在しなくてもオペレーションが可能な業務については、システムによる自動化を図っております。また、他社との競合の観点から、顧客へのサービス利便性の向上策と連動させながら、人件費の抑制及びグローバルな人材育成のために、海外の出資会社に対して今後も積極的に業務移管を進めて参ります。