四半期報告書-第6期第3四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期累計期間における日本経済は、企業収益の回復、設備投資及び雇用環境の改善の継続を背景として緩やかな回復基調が続いております。一方、世界経済に目を向けると、米国及びEU諸国とアジアの間における通商問題の影響や各国の地政学的リスクの存在など、我が国の景気が下押しされる懸念もあります。
コミックを中心とする電子書籍市場は、スマートフォン・タブレットユーザーの増加を背景に、テレビやインターネットによる広告宣伝やマンガアプリ・サービスの普及による電子書籍ユーザーの拡大及び電子書籍ストアや出版社によるキャンペーンの拡大や電子書籍ストアのマーケティングノウハウ蓄積によるユーザー平均購入量の増加が続いております。その他、無料をフックに課金や広告でマネタイズするマンガアプリも拡大しており、出版社の自社アプリも増加しております。
今後もスマートフォン・タブレット等のデバイスの進化や保有者の増加をベースに、認知度の拡大や利便性の向上による利用率の上昇、紙媒体の書籍との同時発売の増加、電子書籍ストアのマーケティングノウハウの高度化、電子オリジナルのコンテンツや付加価値のついた電子書籍の販売、セルフパブリッシングの拡大等により、電子書籍及び電子コミック市場の拡大が続くことが予想されています。平成29年度の電子書籍市場規模は2,241億円(内、電子コミックは1,845億円であり、全体の82%を占める)と推計され、平成28年度の1,976億円から265億円(前年度比13.4%)増加しました。平成34年度には平成29年度の約1.4倍の3,150億円に拡大すると予測されています。また、有料電子書籍の利用率は17.7%にとどまっておりますが、有料電子書籍利用者数は平成27年度から平成30年度には1.38倍に増加しております。また、購読している電子書籍のジャンルとしてのコミックはスマートフォン利用者で59.2%、タブレット利用者で55.6%と全ジャンルで最も高く、電子書籍において当社が特化するコミック市場の潜在規模は大きいと考えられます。(出典:インプレス総合研究所「電子書籍ビジネス調査報告書2018」)
しかしながら、電子書籍のビジネスモデルの多様化や成熟によって電子書籍市場が徐々に飽和していくことも想定されます。また、海賊版サイトなど電子書籍市場の健全な成長を阻害する動きも懸念されております。
このような市場環境の中で、当社は独自の良作の掘りおこし活動やオリジナル作品の創出等による他社サービスとの徹底的な差別化を進めております。また、AI活用による作品レコメンド機能の改善や決済手段の拡充、新刊自動購入機能の導入など、よりお客様にご利用いただきやすいサービスへの改善を継続的に進めております。
しかしながら、昨年夏頃から影響を受けていた海賊版サイト閉鎖以降、新規会員獲得は回復基調であるものの、テレビコマーシャルの効果が限定的であったことやプロモーションの多様化施策の一部が不調であったことなどから、想定通りに売上を伸ばすことができませんでした。
この結果、当第3四半期累計期間の売上高は6,904,313千円(前年同期比1.3%増)、営業利益は303,322千円(前年同期比68.5%減)、経常利益は282,236千円(前年同期比69.6%減)、四半期純利益は169,051千円(前年同期比70.9%減)となりました。
当社の事業はコンテンツプラットフォーム事業のみであり、報告セグメントはありません。以下、当第3四半期累計期間における主な活動状況を報告いたします。
(コンテンツプラットフォーム事業)
コミック配信サービス「まんが王国」においては、累計25作品となるオリジナルコンテンツの配信や販促キャンペーンの実施、約50ページ以上が無料で読める「じっくり試し読み」の充実等により、お客様の再訪や課金を促進する施策を展開いたしました。また、年齢・性別などのお客様属性に基づく従来のレコメンド機能を改善し、お客様の行動情報や作品のあらすじ情報を分析することで“作品のファンになりそうなお客様”を予測し、そのお客様に合う情報を個別に届けることでパーソナライゼーションの精度を向上する取り組みを推進しております。更に、Apple PayやAmazon Payの導入により、お客様によりお手軽にご利用いただけるような改善を行いました。この結果、平成30年9月には会員登録数150万人を突破いたしました。
新規・周辺ビジネスにおいては、「FUNDIY STORE」の取り扱い商品の拡充を継続的に進めているほか、女性向けメディアミックスプロジェクト「遊星高校 天文部」において第1弾オリジナルコミックの配信を開始しました。また、複数のスマートフォン向けアプリゲーム制作プロジェクトを推進しております。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期会計期間末における資産合計は7,215,863千円となり、前事業年度末に比べ472,483千円減少しました。
流動資産は2,951,371千円となり、前事業年度末に比べ527,286千円減少しました。これは主に、有価証券が200,000千円、前渡金が13,033千円、未収還付法人税等が94,598千円、未収消費税等が69,639千円増加した一方で、現金及び預金が911,481千円減少したことによるものです。
固定資産は4,264,492千円となり、前事業年度末に比べ54,803千円増加しました。これは主に、無形固定資産が49,993千円増加したことによるものです。
(負債)
当第3四半期会計期間末における負債合計は2,426,034千円となり、前事業年度末に比べ288,246千円減少しました。
流動負債は1,766,034千円となり、前事業年度末に比べ108,246千円減少しました。これは主に、買掛金が140,676千円、短期借入金が200,000千円増加した一方で、未払金が20,439千円、未払法人税等が307,959千円、未払消費税等が66,242千円、ポイント引当金が58,085千円減少したことによるものです。
固定負債は660,000千円となり、前事業年度末に比べ180,000千円減少しました。これは、長期借入金が180,000千円減少したことによるものです。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産合計は4,789,828千円となり、前事業年度末に比べ184,236千円減少しました。これは主に、利益剰余金が169,051千円増加したこと及び自己株式が373,108千円増加したことによるものです。
(3) 経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第3四半期累計期間において、経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等に重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
(1) 業績の状況
当第3四半期累計期間における日本経済は、企業収益の回復、設備投資及び雇用環境の改善の継続を背景として緩やかな回復基調が続いております。一方、世界経済に目を向けると、米国及びEU諸国とアジアの間における通商問題の影響や各国の地政学的リスクの存在など、我が国の景気が下押しされる懸念もあります。
コミックを中心とする電子書籍市場は、スマートフォン・タブレットユーザーの増加を背景に、テレビやインターネットによる広告宣伝やマンガアプリ・サービスの普及による電子書籍ユーザーの拡大及び電子書籍ストアや出版社によるキャンペーンの拡大や電子書籍ストアのマーケティングノウハウ蓄積によるユーザー平均購入量の増加が続いております。その他、無料をフックに課金や広告でマネタイズするマンガアプリも拡大しており、出版社の自社アプリも増加しております。
今後もスマートフォン・タブレット等のデバイスの進化や保有者の増加をベースに、認知度の拡大や利便性の向上による利用率の上昇、紙媒体の書籍との同時発売の増加、電子書籍ストアのマーケティングノウハウの高度化、電子オリジナルのコンテンツや付加価値のついた電子書籍の販売、セルフパブリッシングの拡大等により、電子書籍及び電子コミック市場の拡大が続くことが予想されています。平成29年度の電子書籍市場規模は2,241億円(内、電子コミックは1,845億円であり、全体の82%を占める)と推計され、平成28年度の1,976億円から265億円(前年度比13.4%)増加しました。平成34年度には平成29年度の約1.4倍の3,150億円に拡大すると予測されています。また、有料電子書籍の利用率は17.7%にとどまっておりますが、有料電子書籍利用者数は平成27年度から平成30年度には1.38倍に増加しております。また、購読している電子書籍のジャンルとしてのコミックはスマートフォン利用者で59.2%、タブレット利用者で55.6%と全ジャンルで最も高く、電子書籍において当社が特化するコミック市場の潜在規模は大きいと考えられます。(出典:インプレス総合研究所「電子書籍ビジネス調査報告書2018」)
しかしながら、電子書籍のビジネスモデルの多様化や成熟によって電子書籍市場が徐々に飽和していくことも想定されます。また、海賊版サイトなど電子書籍市場の健全な成長を阻害する動きも懸念されております。
このような市場環境の中で、当社は独自の良作の掘りおこし活動やオリジナル作品の創出等による他社サービスとの徹底的な差別化を進めております。また、AI活用による作品レコメンド機能の改善や決済手段の拡充、新刊自動購入機能の導入など、よりお客様にご利用いただきやすいサービスへの改善を継続的に進めております。
しかしながら、昨年夏頃から影響を受けていた海賊版サイト閉鎖以降、新規会員獲得は回復基調であるものの、テレビコマーシャルの効果が限定的であったことやプロモーションの多様化施策の一部が不調であったことなどから、想定通りに売上を伸ばすことができませんでした。
この結果、当第3四半期累計期間の売上高は6,904,313千円(前年同期比1.3%増)、営業利益は303,322千円(前年同期比68.5%減)、経常利益は282,236千円(前年同期比69.6%減)、四半期純利益は169,051千円(前年同期比70.9%減)となりました。
当社の事業はコンテンツプラットフォーム事業のみであり、報告セグメントはありません。以下、当第3四半期累計期間における主な活動状況を報告いたします。
(コンテンツプラットフォーム事業)
コミック配信サービス「まんが王国」においては、累計25作品となるオリジナルコンテンツの配信や販促キャンペーンの実施、約50ページ以上が無料で読める「じっくり試し読み」の充実等により、お客様の再訪や課金を促進する施策を展開いたしました。また、年齢・性別などのお客様属性に基づく従来のレコメンド機能を改善し、お客様の行動情報や作品のあらすじ情報を分析することで“作品のファンになりそうなお客様”を予測し、そのお客様に合う情報を個別に届けることでパーソナライゼーションの精度を向上する取り組みを推進しております。更に、Apple PayやAmazon Payの導入により、お客様によりお手軽にご利用いただけるような改善を行いました。この結果、平成30年9月には会員登録数150万人を突破いたしました。
新規・周辺ビジネスにおいては、「FUNDIY STORE」の取り扱い商品の拡充を継続的に進めているほか、女性向けメディアミックスプロジェクト「遊星高校 天文部」において第1弾オリジナルコミックの配信を開始しました。また、複数のスマートフォン向けアプリゲーム制作プロジェクトを推進しております。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期会計期間末における資産合計は7,215,863千円となり、前事業年度末に比べ472,483千円減少しました。
流動資産は2,951,371千円となり、前事業年度末に比べ527,286千円減少しました。これは主に、有価証券が200,000千円、前渡金が13,033千円、未収還付法人税等が94,598千円、未収消費税等が69,639千円増加した一方で、現金及び預金が911,481千円減少したことによるものです。
固定資産は4,264,492千円となり、前事業年度末に比べ54,803千円増加しました。これは主に、無形固定資産が49,993千円増加したことによるものです。
(負債)
当第3四半期会計期間末における負債合計は2,426,034千円となり、前事業年度末に比べ288,246千円減少しました。
流動負債は1,766,034千円となり、前事業年度末に比べ108,246千円減少しました。これは主に、買掛金が140,676千円、短期借入金が200,000千円増加した一方で、未払金が20,439千円、未払法人税等が307,959千円、未払消費税等が66,242千円、ポイント引当金が58,085千円減少したことによるものです。
固定負債は660,000千円となり、前事業年度末に比べ180,000千円減少しました。これは、長期借入金が180,000千円減少したことによるものです。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産合計は4,789,828千円となり、前事業年度末に比べ184,236千円減少しました。これは主に、利益剰余金が169,051千円増加したこと及び自己株式が373,108千円増加したことによるものです。
(3) 経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第3四半期累計期間において、経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等に重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。