有価証券報告書-第3期(令和1年5月1日-令和2年4月30日)
(重要な後発事象)
(コミットメントライン契約締結)
当社は、2020年6月26日付の取締役会決議に基づき、株式会社三井住友銀行をアレンジャーとするコミットメントライン契約を締結いたしました。
1.目的
今後の事業成長における資金需要への対応、並びに持続的成長に向けた財務基盤の安定性向上のために、引き続き機動的、安定的かつ効率的に資金調達手段を確保することを目的としております。
2.コミットメントラインの概要
(子会社の増減資)
当社は、2020年9月24日付の取締役会において、小売事業会社の再編の一環として、当社子会社の株式会社メガネスーパー(以下、「メガネスーパー」といいます。)の増減資を行うことを決定いたしました。
1.増資の目的
メガネスーパーは2020年4月期において、2月後半からの新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、繁忙期の3月は大きく売上に影響を受け、4月7日に政府から発出された緊急事態宣言以降は、一部店舗で営業時間の短縮、並びに休業に加え、政府及び各自治体からの外出自粛要請等の影響により、春の最需要期の取り込みが想定を大きく下回りました。加えて、同感染症の収束時期を見通すことが困難であることから、収益力の強化を図るため、当期において49店舗の退店(移転、集約・統合含む)を決定したことによる店舗閉鎖損失や減損損失等により特別損失602百万円を計上したこと、繰越税金資産287百万円を取崩したこと等により、同社が債務超過となりました。そのため、同社の債務超過の解消を図るため、当社を割当先とする株主割当増資により財務体質の健全化を図るものであります。
2.増減資を行う連結子会社の概要
3.増資の概要
(1) 発行新株式数 普通株式11,364,000株
(2) 増資後発行済株式数 普通株式170,295,034株
(3) 発行価額 1株につき55円
(4) 発行価額の総額 625,020,000円
(5) 払込期日 2020年10月30日
(6) 割当先 当社
(7) 増資後の資本金 412,510,000円
(8) 増資後の資本準備金 312,510,000円
(9) 増資後の株主構成 当社100%
4.減資の概要
(1) 減資の目的
減資により累積損失を解消し、財務体質の健全化を図ることを目的とします。
(2)減資の要領
①減少する資本金の額
資本金 412,510,000円のうち、312,510,000円減少させ、その他資本剰余金に振替え100,000,000円とします。
資本準備金312,510,000円のうち、312,510,000円を減少させ、その他資本剰余金に振替え0円とします。
②減資の方法
払い戻しを行わない無償減資とし、発行済株式数を変更せずに、資本金及び資本準備金の額を減少させ、その他資本剰余金に振り替えます。
③剰余金の処分(その他資本剰余金の繰越利益剰余金への振替え)の要領
会社法第452条の規定に基づき、資本金及び資本準備金の額の減少の効力発生を条件に、増加したその他資本剰余金625,020,000円のうち、219,751,411円を、繰越利益剰余金に振り替えます。
(3)減資の日程
①子会社の株主総会開催日 2020年9月24日
②債権者異議申述期日 2020年10月29日
③減資効力発生日 2020年10月30日(予定)
(子会社株式の譲渡及び吸収合併)
当社は、2020年9月24日付の取締役会において、株式会社メガネスーパー(以下、「メガネスーパー」といいます。)への株式会社メガネハウス(以下、「メガネハウス」といいます。)株式の譲渡、並びにメガネスーパーを存続会社、株式会社関西アイケアプラットフォーム(以下、「関西アイケア」といいます。)及び株式会社みちのくアイケアプラットフォーム(以下、「みちのくアイケア」といいます。)を消滅会社とする吸収合併(以下、「本合併」といいます。)を行うことを決定いたしました。
1、連結子会社の株式譲渡及び連結子会社間の吸収合併並びに存続会社の商号変更
(1)目的と方法
当社グループの2020年4月期における小売事業は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により生まれた新たな外部環境に適応し、安定的かつ継続的な事業活動を可能とするため、一店舗あたりの収益力の増強に資する店舗展開を進めていくこととしております。グループ全体で18店舗程度の新規出店(移転や集約・統合を含む)を見据えるほか、53店舗程度の移転もしくは閉店を見込み、次世代型店舗への集約・統合を加速いたします。また、同感染症の収束状況や消費の回復状況等を見極めながら、最大11店舗程度、従来型店舗から次世代型店舗への移行を見込むほか、店舗スタッフの最適配置を進めより筋肉質な事業体質への転換を進めていく計画です。
一方、店舗展開による収益力の増強に留まることなく、小売事業全体でより機動的な意思決定と営業体制の更なる強化、並びにグループ会社管理の一層の効率化による管理コストの削減を進め、より筋肉質な事業構造への転換を加速するには、100%子会社の小売事業を再編することが必要との判断をいたしました。
具体的には、当社からメガネスーパーにメガネハウス株式を譲渡し、メガネスーパーの100%子会社とするとともに、メガネスーパーを存続会社、関西アイケア、みちのくアイケアを消滅会社とする吸収合併による再編を行います。
なお、当該グループ再編後も各社が展開するブランドは維持するとともに、新規出店にあたっては出店地域に最適なブランドでの展開を進めてまいります。
(2)株式譲渡の内容
①子会社から孫会社とする会社の概要
①株式譲渡先の概要
③譲渡株式数及び譲渡前後の所有株式の状況
※譲渡価額は第三者機関による株式価値の評価算定結果に基づき、両者にて協議の上決定しております。
④株式譲渡の日程
株式譲渡契約承認取締役会(当社、メガネスーパー) ;2020年9月24日
株式譲渡契約締結日 :2020年9月24日
株式譲渡日 ;2020年10月30日(予定)
(3)吸収合併の内容
①取引の概要
a.結合当事企業の名称及びその事業の内容
結合当事企業(存続会社)
名称 メガネスーパー
事業の内容 眼鏡、コンタクトレンズ、補聴器の販売
被結合企業(消滅会社)
名称 関西アイケア
みちのくアイケア
事業の内容 眼鏡、コンタクトレンズ、補聴器の販売
b.企業結合日
2020年11月1日
c.企業結合の法的形式
メガネスーパーを存続会社とし、関西アイケアとみちのくアイケアを消滅会社とする吸収合併
d.結合後企業の名称
株式会社VHリテールサービス(予定)
e.その他取引の概要に関する事項
当社グループの組織再編の一環として、業務の効率化及び人材・経営資源の集約化を図るとともに、グループ全体の組織力強化並びに顧客サービスの向上を図るものであります。
②実施する会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成31年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準摘要指針第10号 平成31年1月16日)に基づき、共通支配下の取引として処理する予定です。
(コミットメントライン契約締結)
当社は、2020年6月26日付の取締役会決議に基づき、株式会社三井住友銀行をアレンジャーとするコミットメントライン契約を締結いたしました。
1.目的
今後の事業成長における資金需要への対応、並びに持続的成長に向けた財務基盤の安定性向上のために、引き続き機動的、安定的かつ効率的に資金調達手段を確保することを目的としております。
2.コミットメントラインの概要
(1) | 組成金融機関 | 株式会社三井住友銀行 |
(2) | 組成金額 | 20 億円 |
(3) | 契約締結日 | 2020 年6月 30 日 |
(4) | コミット期間 | 2020 年6月 30 日~2021 年8月 31 日 |
(5) | 担保・保証 | 無担保・無保証 |
(6) | 参加金融機関 | 株式会社三井住友銀行、株式会社東京スター銀行、三井住友信託銀行株式会社 |
(子会社の増減資)
当社は、2020年9月24日付の取締役会において、小売事業会社の再編の一環として、当社子会社の株式会社メガネスーパー(以下、「メガネスーパー」といいます。)の増減資を行うことを決定いたしました。
1.増資の目的
メガネスーパーは2020年4月期において、2月後半からの新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、繁忙期の3月は大きく売上に影響を受け、4月7日に政府から発出された緊急事態宣言以降は、一部店舗で営業時間の短縮、並びに休業に加え、政府及び各自治体からの外出自粛要請等の影響により、春の最需要期の取り込みが想定を大きく下回りました。加えて、同感染症の収束時期を見通すことが困難であることから、収益力の強化を図るため、当期において49店舗の退店(移転、集約・統合含む)を決定したことによる店舗閉鎖損失や減損損失等により特別損失602百万円を計上したこと、繰越税金資産287百万円を取崩したこと等により、同社が債務超過となりました。そのため、同社の債務超過の解消を図るため、当社を割当先とする株主割当増資により財務体質の健全化を図るものであります。
2.増減資を行う連結子会社の概要
(1) | 商号 | 株式会社メガネスーパー |
(2) | 所在地 | 東京都中央区日本橋堀留町一丁目9番11号 |
(3) | 代表者の役職・氏名 | 代表取締役社長 星﨑 尚彦 |
(4) | 事業内容 | 眼鏡、コンタクトレンズ、補聴器の販売 |
(5) | 資本金 | 100百万円 |
(6) | 設立年月日 | 1980年9月25日 |
3.増資の概要
(1) 発行新株式数 普通株式11,364,000株
(2) 増資後発行済株式数 普通株式170,295,034株
(3) 発行価額 1株につき55円
(4) 発行価額の総額 625,020,000円
(5) 払込期日 2020年10月30日
(6) 割当先 当社
(7) 増資後の資本金 412,510,000円
(8) 増資後の資本準備金 312,510,000円
(9) 増資後の株主構成 当社100%
4.減資の概要
(1) 減資の目的
減資により累積損失を解消し、財務体質の健全化を図ることを目的とします。
(2)減資の要領
①減少する資本金の額
資本金 412,510,000円のうち、312,510,000円減少させ、その他資本剰余金に振替え100,000,000円とします。
資本準備金312,510,000円のうち、312,510,000円を減少させ、その他資本剰余金に振替え0円とします。
②減資の方法
払い戻しを行わない無償減資とし、発行済株式数を変更せずに、資本金及び資本準備金の額を減少させ、その他資本剰余金に振り替えます。
③剰余金の処分(その他資本剰余金の繰越利益剰余金への振替え)の要領
会社法第452条の規定に基づき、資本金及び資本準備金の額の減少の効力発生を条件に、増加したその他資本剰余金625,020,000円のうち、219,751,411円を、繰越利益剰余金に振り替えます。
(3)減資の日程
①子会社の株主総会開催日 2020年9月24日
②債権者異議申述期日 2020年10月29日
③減資効力発生日 2020年10月30日(予定)
(子会社株式の譲渡及び吸収合併)
当社は、2020年9月24日付の取締役会において、株式会社メガネスーパー(以下、「メガネスーパー」といいます。)への株式会社メガネハウス(以下、「メガネハウス」といいます。)株式の譲渡、並びにメガネスーパーを存続会社、株式会社関西アイケアプラットフォーム(以下、「関西アイケア」といいます。)及び株式会社みちのくアイケアプラットフォーム(以下、「みちのくアイケア」といいます。)を消滅会社とする吸収合併(以下、「本合併」といいます。)を行うことを決定いたしました。
1、連結子会社の株式譲渡及び連結子会社間の吸収合併並びに存続会社の商号変更
(1)目的と方法
当社グループの2020年4月期における小売事業は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により生まれた新たな外部環境に適応し、安定的かつ継続的な事業活動を可能とするため、一店舗あたりの収益力の増強に資する店舗展開を進めていくこととしております。グループ全体で18店舗程度の新規出店(移転や集約・統合を含む)を見据えるほか、53店舗程度の移転もしくは閉店を見込み、次世代型店舗への集約・統合を加速いたします。また、同感染症の収束状況や消費の回復状況等を見極めながら、最大11店舗程度、従来型店舗から次世代型店舗への移行を見込むほか、店舗スタッフの最適配置を進めより筋肉質な事業体質への転換を進めていく計画です。
一方、店舗展開による収益力の増強に留まることなく、小売事業全体でより機動的な意思決定と営業体制の更なる強化、並びにグループ会社管理の一層の効率化による管理コストの削減を進め、より筋肉質な事業構造への転換を加速するには、100%子会社の小売事業を再編することが必要との判断をいたしました。
具体的には、当社からメガネスーパーにメガネハウス株式を譲渡し、メガネスーパーの100%子会社とするとともに、メガネスーパーを存続会社、関西アイケア、みちのくアイケアを消滅会社とする吸収合併による再編を行います。
なお、当該グループ再編後も各社が展開するブランドは維持するとともに、新規出店にあたっては出店地域に最適なブランドでの展開を進めてまいります。
(2)株式譲渡の内容
①子会社から孫会社とする会社の概要
a. | 商号 | メガネハウス |
b. | 所在地 | 富山県富山市上飯野38番地1 |
c. | 代表者の役職・氏名 | 代表取締役社長 星﨑 尚彦 |
d. | 事業内容 | 眼鏡、コンタクトレンズ、補聴器の販売 |
e. | 資本金 | 12百万円 |
f. | 設立年月日 | 1990年11月9日 |
①株式譲渡先の概要
a. | 商号 | メガネスーパー |
b. | 所在地 | 東京都中央区日本橋堀留町一丁目9番11号 |
c. | 代表者の役職・氏名 | 代表取締役社長 星﨑 尚彦 |
d. | 事業内容 | 眼鏡、コンタクトレンズ、補聴器の販売 |
e. | 資本金 | 100百万円 |
f. | 設立年月日 | 1980年9月25日 |
③譲渡株式数及び譲渡前後の所有株式の状況
a. | 譲渡前の所有株式数 | 240株(所有割合 100%) |
b. | 譲渡株式数 | 240株(所有割合 100%) |
c. | 異動後の所有株式数 | -株(議決権の数-個、所有割合-%) |
d. | 譲渡価額 | 625百万円(※) |
e. | 譲渡損益 | 2021年4月期において、個別財務諸表上関係会社株式売却益476百万円を計上する見込みであります。 |
※譲渡価額は第三者機関による株式価値の評価算定結果に基づき、両者にて協議の上決定しております。
④株式譲渡の日程
株式譲渡契約承認取締役会(当社、メガネスーパー) ;2020年9月24日
株式譲渡契約締結日 :2020年9月24日
株式譲渡日 ;2020年10月30日(予定)
(3)吸収合併の内容
①取引の概要
a.結合当事企業の名称及びその事業の内容
結合当事企業(存続会社)
名称 メガネスーパー
事業の内容 眼鏡、コンタクトレンズ、補聴器の販売
被結合企業(消滅会社)
名称 関西アイケア
みちのくアイケア
事業の内容 眼鏡、コンタクトレンズ、補聴器の販売
b.企業結合日
2020年11月1日
c.企業結合の法的形式
メガネスーパーを存続会社とし、関西アイケアとみちのくアイケアを消滅会社とする吸収合併
d.結合後企業の名称
株式会社VHリテールサービス(予定)
e.その他取引の概要に関する事項
当社グループの組織再編の一環として、業務の効率化及び人材・経営資源の集約化を図るとともに、グループ全体の組織力強化並びに顧客サービスの向上を図るものであります。
②実施する会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成31年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準摘要指針第10号 平成31年1月16日)に基づき、共通支配下の取引として処理する予定です。