このような事業環境のもと、当社グループは、連結子会社5社がそれぞれの特色を活かした独自のブランドを構築するマルチブランド戦略と成長戦略としてのエリア拡大及び顧客層の拡大により地域におけるマーケットを確立し、長期的に成長することを経営戦略として事業を展開しております。
当第3四半期連結累計期間におきましては、前連結会計年度における新規受注の積み上げ不足による注文住宅販売の売上減少を補うため、注文住宅における工事のサイクル短縮に努める傍ら、豊富な土地在庫を生かした分譲住宅の販売強化に注力いたしました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、第1四半期連結会計期間における新規受注活動が大きく制約を受けたほか、着工遅延も発生するなど、厳しい経営環境下での事業活動を強いられたものの、5月の緊急事態宣言解除後は、停滞していた消費者の動きが徐々に活発化し、さらに住宅ローン減税の特例措置が住宅取得を後押したことも追い風となって受注環境が急速に改善したことを背景に、8月度・9月度の新規受注実績は前年同期比で大幅に増加いたしました。10月以降の新規受注は反動減の影響もあり、やや落ち着いた推移となりましたが、前連結会計年度からの繰り越し分を含む受注済み工事の早期着工及び着工後の工事進捗の厳格管理を徹底し、注文住宅における工事のサイクル短縮に努めることで、工事進行基準売上の増加による売上高の押し上げに注力いたしました。
また、分譲住宅の販売強化につきましては、コロナ禍におけるステイホームの増加や在宅ワークの普及に伴い、手狭な住宅からの住み替え等の需要が高まり、建売住宅が注目を集める中、完成前の建物を精巧な360度3D(三次元)CG(コンピュータグラフィックス)映像により実現することで現物さながらの住宅内覧が体験できるVR(仮想現実)を活用するなど、積極的な販売活動に注力いたしました結果、当第3四半期連結累計期間における引渡棟数が前年同期を大幅に上回る実績となり、売上高の底上げに貢献いたしました。
2021/02/09 15:48