このような事業環境のもと、当社グループは、連結子会社5社がそれぞれの特色を活かした独自のブランドを構築するマルチブランド戦略と、成長戦略としてのエリア拡大及び顧客層の拡大により地域におけるマーケットを確立し、長期的に成長することを経営戦略として事業を展開しております。
当第3四半期連結累計期間におきましては、前連結会計年度の下半期における新規受注の堅調な推移により、豊富に受注残高を積み上げた注文住宅の早期着工と、コロナ禍における新たな需要の発掘による新規受注の増加に注力し、売上高と利益の確保に努めました。また、ウッドショックへの対応といたしまして、国産材利用を含めた資材調達の確保に努めるとともに、プレカット業者との連携強化を図るなど、木材不足の影響を回避するための迅速かつ地道な活動に引き続き注力いたしました。
政府の各種住宅取得支援策が追い風となっていた受注環境は、継続延長されていた住宅ローン減税特例措置の適用対象となる契約期限が到来したことで改善傾向が鈍化し、当社グループにおきましても、当第3四半期の新規受注は苦戦を強いられました。また、前連結会計年度に受注残高を積み上げた注文住宅の早期着工に注力したことにより、着工済み案件は増加したものの、第1四半期におけるウッドショックによる木材不足の影響、さらに8月の長雨の影響等により、工事の進捗に遅れが生じたため、当第3四半期連結累計期間における住宅請負に係る売上高は、前年同期を下回る実績となっております。一方、ウィズコロナを意識した新たな生活様式を求める住み替え需要などにより、建売住宅に対するニーズが根強いことを背景に、分譲用建物の引渡棟数は、大幅な増加であった前年同期を下回る実績となったものの堅調な推移となり、売上高の底上げに寄与いたしました。当第3四半期連結累計期間におきましては、ウッドショックの影響による原価率の上昇はありましたが、売上高、利益ともに、前年同期を上回る実績となっております。
2022/02/09 16:00