当社グループのSmart AI Engagement事業における収益確保を継続するため、優秀な人材を獲得し続ける必要があると考えております。しかしながら、今後の働く人口と求人案件数の需給バランスを考慮すると採用難易度が上がることが考えられます。そのため、人材採用において従来の採用手法に加え、当社グループ自身の採用力強化が必要だと考えております。なお、採用強化のための各方針については以下の通りです。
(ア) 人材採用
人材採用に関して、今までは人材紹介をメインに利用して参りました。しかしながら先述の通り、現在よりも採用難易度が上がることが考えられるため、リファラル採用(注1)や、ダイレクトリクルーティング(注2)に注力して参ります。
ダイレクトリクルーティングにおいては、面接や面談などで1度何らかの機会により接点があった求職者情報を本人同意の下に蓄積し、当社求人状況と人材の転職タイミングがあった際に改めて面接を行うというタレントプールの手法を取り入れ、他社を経験しスキルアップした優秀な人材を効率的に採用するプロセスを構築いたします。
(イ) エンゲージメント
持続的な企業成長を実現するために、社員のエンゲージメント(注3)向上を重要な経営課題と位置付けています。社員が生き生きと働き、当社に対する満足度や帰属意識を高めることが、組織全体の生産性向上と競争力強化につながると考えています。
そのため、社内のエンゲージメント向上施策の一環として、「賞賛の総量を増やす」取り組みを推進しています。本施策により、社員同士の信頼関係を深め、円滑なコミュニケーションを促進するとともに、組織の活性化を図ります。