有価証券報告書-第28期(2024/01/01-2024/12/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、春闘の結果を反映した賃金改善や好調な企業収益を背景とした賞与等により所得状況が改善され、個人消費は徐々に回復基調にあります。しかしながら、中東情勢をはじめとした国際的な情勢不安の長期化や、人件費・流通コストを含めた物価上昇の影響も大きく、足踏み状態が続いております。また、米国のトランプ大統領の政策の不確実性もあり、先行きは不透明な状況が続いております。
当社グループが属する情報サービス業は、今後本格化する人手不足への対応や企業の競争力向上のため、DXを始めとしたデジタル投資のニーズや、SAP・ERPの保守サポート期限終了による駆け込み需要等を背景として好調に推移しました。特定サービス産業動態統計(経済産業省/2024年12月分)によると、情報サービス業の前年同月比の売上高は2022年4月以降2024年12月まで33カ月増加傾向で推移しております。また、日銀短観(2024年12月)によるとソフトウェア投資額は全産業(含む金融機関)で前年比+13.5%となっており、中でも製造業は+21.4%となっております。企業のIT投資に対する意欲は、DX機運やコロナ禍によるビジネス環境の変化により堅調に推移していますが、システムエンジニア不足は常態化しており、IT人材の育成が急務となっております。
このような経営環境の下、当社は当面の目標として営業利益100億円を掲げており、その目標を早期に達成するため、事業成長の源泉である人材確保と育成及び営業活動に注力してまいりました。
採用については、国内、中国の2系統の採用ルートがあるという強みを最大限活かし、グローバルで優秀な人材の採用を継続しております。国内の中途人材に関してはシステムエンジニア不足の影響から苦戦したものの、新卒採用や中国採用などにシフトし、人材確保に努めております。
育成については、全社員を対象に等級・役職に応じたスキルの底上げを目的とした社内教育と、自主的にスキルアップを希望するすべての社員に対して、社外のオンライン学習「Udemy」を自由に受講できる環境を整備し、社員の能力・技術力向上を支援しております。また、旺盛なSAP需要に応えるために、オープン系SEにSAPスキルを習得させるマルチタレント育成計画を継続しており、育成及びSAP案件への参画は順調に進んでおります。
加えて、若手社員の育成にも力を入れるため、当期より若手社員向けのリーダー研修を新設いたしました。自ら手を挙げた社員を対象に、研修参加および社内試験に合格した社員には来期のリーダーポジションへの優先アサインを確約し、早期にリーダー経験を積むことで将来有望な社員の発掘と会社全体のスキルの底上げ、モチベーション向上に繋げます。当期は120名目標のところ、150名を超える若手社員が社内試験に合格いたしました。
営業については、今後将来にわたって成長を続けるために、顧客とのリレーション構築や提案活動の主体を役員から部長クラスへシフトし、より多面的な営業活動を前期より推進しております。営業支援システムの導入を行い、営業活動の見える化やノウハウの共有を図ることに加え、下期には営業体制の一層の強化のために、営業支援を行うビジネス推進統括部の体制補強を実施いたしました。また、次期部長を目指す社員にも一部営業業務を担当してもらうことにより、営業に携わる人員を増やすとともに、部長就任前から営業経験を積むことで、部長就任後の営業活動をスムーズに行える仕組みづくりを行っております。
このような取り組みにより、案件を推進する体制を確保しつつ、営業強化を行ったことで、特に新しい柱顧客と見込む大手SIer向けの売上が拡大し、過去最高の売上・利益を更新いたしました。一方で、部長クラスの営業スキルは着実に向上しているものの、期待する結果が出るまでには時間を要しており、引き続き改善に向けた取り組みを実施してまいります。
中国子会社においては、オフショア開発の縮小や中国経済が停滞する状況の中、構造改革をいたしました。
これらの結果、当連結会計年度の業績は、売上高20,230百万円(前期比8.1%増)、営業利益5,226百万円(同11.2%増)、経常利益5,236百万円(同11.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3,871百万円(同12.8%増)となりました。
なお、当社グループは、ソフトウェア受託開発事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
(資産)
当連結会計年度末における総資産は、17,745百万円となり、前連結会計年度末より1,421百万円増加しました。
流動資産は、前連結会計年度末より1,256百万円増加し、15,901百万円となりました。これは主に売掛金の回収等により、現金及び預金が1,065百万円増加したことによるものです。
固定資産は、前連結会計年度末より165百万円増加し、1,843百万円となりました。これは主に期末時価の上昇により投資有価証券が114百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債は、4,158百万円となり、前連結会計年度末より292百万円増加しました。
流動負債は、前連結会計年度末より292百万円増加し、4,144百万円となりました。これは主にその他流動負債が152百万円減少した一方、未払費用が202百万円、未払法人税等が214百万円増加したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末より0百万円減少し、13百万円となりました。これは長期未払金が0百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は、13,586百万円となり、前連結会計年度末より1,129百万円増加しました。これは主に自社株買いにより自己株式が1,000百万円増加した一方、親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により利益剰余金が1,956百万円増加したことによるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は11,618百万円となり、前連結会計年度末より1,065百万円増加しました。各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は3,875百万円(前年同期は3,281百万円の獲得)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益の計上5,236百万円の資金増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は52百万円(前年同期は1,200百万円の使用)となりました。これは主に敷金及び保証金の差入による支出29百万円の資金減少があった一方、貸付金の回収による収入92百万円の資金増加によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は2,924百万円(前年同期は1,745百万円の使用)となりました。これは主に自己株式の取得による支出1,005百万円及び配当金の支払額1,910百万円の資金減少によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の状況
a.生産実績
当社グループはソフトウェアの受託開発を行っており、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
b.受注実績
当連結会計年度の受注実績は、次のとおりであります。
(注)金額は販売価格によっております。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績は、次のとおりであります。
(注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者により、一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、資産・負債や収益・費用の数値に反映されています。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っていますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらと異なることがあります。この連結財務諸表を作成するにあたっての重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.売上高、売上原価及び売上総利益
当連結会計年度における売上高は、主要顧客をはじめとする大手SIerとの取引が堅調に推移したことにより20,230百万円となり、前連結会計年度に比べて1,521百万円、8.1%の増加となりました。
当連結会計年度における売上原価は、売上拡大に伴う人件費の増加等により13,771百万円となり、前連結会計年度に比べて887百万円、6.9%の増加となりました。
この結果、当連結会計年度における売上総利益は6,459百万円となり、前連結会計年度に比べて633百万円、10.9%の増加となりました。
b.販売費及び一般管理費、営業利益
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、採用関係費の増加等により1,232百万円となり、前連結会計年度に比べて108百万円、9.7%の増加となりました。
この結果、当連結会計年度における営業利益は5,226百万円となり、前連結会計年度に比べて524百万円、11.2%の増加となりました。
c.営業外損益及び経常利益
当連結会計年度における営業外収益は、受取利息の計上等により34百万円となり、前連結会計年度に比べて9百万円、36.3%の増加となりました。
当連結会計年度における営業外費用は、為替差損の計上等により23百万円となり、前連結会計年度に比べて10百万円の減少となりました。
この結果、当連結会計年度における経常利益は5,236百万円となり、前連結会計年度に比べて544百万円、11.6%の増加となりました。
d.親会社株主に帰属する当期純利益
当連結会計年度における税効果会計適用後の法人税等負担額は、税金等調整前当期純利益の増加に伴い1,347百万円となり、前連結会計年度に比べて134百万円、11.1%の増加となりました。また、連結子会社にかかる非支配株主に帰属する当期純利益は18百万円となり、前連結会計年度に比べて27百万円の減少となりました。
この結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は3,871百万円となり、前連結会計年度に比べて438百万円、12.8%の増加となりました。
なお、財政状態の分析については「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」、キャッシュ・フローの分析については「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
③ 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
④ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社は、運転資金については、当座貸越を利用することにより、手許資金で賄うこととしております。なお、当座貸越枠につきましては、取引銀行4行と契約を締結しており、その限度額は総額2,500百万円であります。
⑤ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標」に記載のとおり、経営指標として営業利益を重視しております。当連結会計年度における営業利益の前年同期比は以下のとおりであり、引き続き対処すべき経営課題の改善を図りながら、経営戦略を推進してまいります。
当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、春闘の結果を反映した賃金改善や好調な企業収益を背景とした賞与等により所得状況が改善され、個人消費は徐々に回復基調にあります。しかしながら、中東情勢をはじめとした国際的な情勢不安の長期化や、人件費・流通コストを含めた物価上昇の影響も大きく、足踏み状態が続いております。また、米国のトランプ大統領の政策の不確実性もあり、先行きは不透明な状況が続いております。
当社グループが属する情報サービス業は、今後本格化する人手不足への対応や企業の競争力向上のため、DXを始めとしたデジタル投資のニーズや、SAP・ERPの保守サポート期限終了による駆け込み需要等を背景として好調に推移しました。特定サービス産業動態統計(経済産業省/2024年12月分)によると、情報サービス業の前年同月比の売上高は2022年4月以降2024年12月まで33カ月増加傾向で推移しております。また、日銀短観(2024年12月)によるとソフトウェア投資額は全産業(含む金融機関)で前年比+13.5%となっており、中でも製造業は+21.4%となっております。企業のIT投資に対する意欲は、DX機運やコロナ禍によるビジネス環境の変化により堅調に推移していますが、システムエンジニア不足は常態化しており、IT人材の育成が急務となっております。
このような経営環境の下、当社は当面の目標として営業利益100億円を掲げており、その目標を早期に達成するため、事業成長の源泉である人材確保と育成及び営業活動に注力してまいりました。
採用については、国内、中国の2系統の採用ルートがあるという強みを最大限活かし、グローバルで優秀な人材の採用を継続しております。国内の中途人材に関してはシステムエンジニア不足の影響から苦戦したものの、新卒採用や中国採用などにシフトし、人材確保に努めております。
育成については、全社員を対象に等級・役職に応じたスキルの底上げを目的とした社内教育と、自主的にスキルアップを希望するすべての社員に対して、社外のオンライン学習「Udemy」を自由に受講できる環境を整備し、社員の能力・技術力向上を支援しております。また、旺盛なSAP需要に応えるために、オープン系SEにSAPスキルを習得させるマルチタレント育成計画を継続しており、育成及びSAP案件への参画は順調に進んでおります。
加えて、若手社員の育成にも力を入れるため、当期より若手社員向けのリーダー研修を新設いたしました。自ら手を挙げた社員を対象に、研修参加および社内試験に合格した社員には来期のリーダーポジションへの優先アサインを確約し、早期にリーダー経験を積むことで将来有望な社員の発掘と会社全体のスキルの底上げ、モチベーション向上に繋げます。当期は120名目標のところ、150名を超える若手社員が社内試験に合格いたしました。
営業については、今後将来にわたって成長を続けるために、顧客とのリレーション構築や提案活動の主体を役員から部長クラスへシフトし、より多面的な営業活動を前期より推進しております。営業支援システムの導入を行い、営業活動の見える化やノウハウの共有を図ることに加え、下期には営業体制の一層の強化のために、営業支援を行うビジネス推進統括部の体制補強を実施いたしました。また、次期部長を目指す社員にも一部営業業務を担当してもらうことにより、営業に携わる人員を増やすとともに、部長就任前から営業経験を積むことで、部長就任後の営業活動をスムーズに行える仕組みづくりを行っております。
このような取り組みにより、案件を推進する体制を確保しつつ、営業強化を行ったことで、特に新しい柱顧客と見込む大手SIer向けの売上が拡大し、過去最高の売上・利益を更新いたしました。一方で、部長クラスの営業スキルは着実に向上しているものの、期待する結果が出るまでには時間を要しており、引き続き改善に向けた取り組みを実施してまいります。
中国子会社においては、オフショア開発の縮小や中国経済が停滞する状況の中、構造改革をいたしました。
これらの結果、当連結会計年度の業績は、売上高20,230百万円(前期比8.1%増)、営業利益5,226百万円(同11.2%増)、経常利益5,236百万円(同11.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3,871百万円(同12.8%増)となりました。
なお、当社グループは、ソフトウェア受託開発事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
(資産)
当連結会計年度末における総資産は、17,745百万円となり、前連結会計年度末より1,421百万円増加しました。
流動資産は、前連結会計年度末より1,256百万円増加し、15,901百万円となりました。これは主に売掛金の回収等により、現金及び預金が1,065百万円増加したことによるものです。
固定資産は、前連結会計年度末より165百万円増加し、1,843百万円となりました。これは主に期末時価の上昇により投資有価証券が114百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債は、4,158百万円となり、前連結会計年度末より292百万円増加しました。
流動負債は、前連結会計年度末より292百万円増加し、4,144百万円となりました。これは主にその他流動負債が152百万円減少した一方、未払費用が202百万円、未払法人税等が214百万円増加したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末より0百万円減少し、13百万円となりました。これは長期未払金が0百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は、13,586百万円となり、前連結会計年度末より1,129百万円増加しました。これは主に自社株買いにより自己株式が1,000百万円増加した一方、親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により利益剰余金が1,956百万円増加したことによるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は11,618百万円となり、前連結会計年度末より1,065百万円増加しました。各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は3,875百万円(前年同期は3,281百万円の獲得)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益の計上5,236百万円の資金増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は52百万円(前年同期は1,200百万円の使用)となりました。これは主に敷金及び保証金の差入による支出29百万円の資金減少があった一方、貸付金の回収による収入92百万円の資金増加によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は2,924百万円(前年同期は1,745百万円の使用)となりました。これは主に自己株式の取得による支出1,005百万円及び配当金の支払額1,910百万円の資金減少によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の状況
a.生産実績
当社グループはソフトウェアの受託開発を行っており、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
b.受注実績
当連結会計年度の受注実績は、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) |
| ソフトウェア受託開発 | 20,620,952 | 107.6 | 3,113,462 | 114.4 |
| 合計 | 20,620,952 | 107.6 | 3,113,462 | 114.4 |
(注)金額は販売価格によっております。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績は、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 販売高(千円) | 前年同期比(%) |
| ソフトウェア受託開発 | 20,230,185 | 108.1 |
| 合計 | 20,230,185 | 108.1 |
(注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2023年1月1日 至 2023年12月31日) | 当連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| 富士通株式会社 | 3,932,241 | 21.0 | 3,851,989 | 19.0 |
| 株式会社野村総合研究所 | 2,249,208 | 12.0 | 2,536,172 | 12.5 |
| みずほ証券株式会社 | 1,982,939 | 10.6 | 2,020,671 | 10.0 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者により、一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、資産・負債や収益・費用の数値に反映されています。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っていますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらと異なることがあります。この連結財務諸表を作成するにあたっての重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.売上高、売上原価及び売上総利益
当連結会計年度における売上高は、主要顧客をはじめとする大手SIerとの取引が堅調に推移したことにより20,230百万円となり、前連結会計年度に比べて1,521百万円、8.1%の増加となりました。
当連結会計年度における売上原価は、売上拡大に伴う人件費の増加等により13,771百万円となり、前連結会計年度に比べて887百万円、6.9%の増加となりました。
この結果、当連結会計年度における売上総利益は6,459百万円となり、前連結会計年度に比べて633百万円、10.9%の増加となりました。
b.販売費及び一般管理費、営業利益
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、採用関係費の増加等により1,232百万円となり、前連結会計年度に比べて108百万円、9.7%の増加となりました。
この結果、当連結会計年度における営業利益は5,226百万円となり、前連結会計年度に比べて524百万円、11.2%の増加となりました。
c.営業外損益及び経常利益
当連結会計年度における営業外収益は、受取利息の計上等により34百万円となり、前連結会計年度に比べて9百万円、36.3%の増加となりました。
当連結会計年度における営業外費用は、為替差損の計上等により23百万円となり、前連結会計年度に比べて10百万円の減少となりました。
この結果、当連結会計年度における経常利益は5,236百万円となり、前連結会計年度に比べて544百万円、11.6%の増加となりました。
d.親会社株主に帰属する当期純利益
当連結会計年度における税効果会計適用後の法人税等負担額は、税金等調整前当期純利益の増加に伴い1,347百万円となり、前連結会計年度に比べて134百万円、11.1%の増加となりました。また、連結子会社にかかる非支配株主に帰属する当期純利益は18百万円となり、前連結会計年度に比べて27百万円の減少となりました。
この結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は3,871百万円となり、前連結会計年度に比べて438百万円、12.8%の増加となりました。
なお、財政状態の分析については「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」、キャッシュ・フローの分析については「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
③ 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
④ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社は、運転資金については、当座貸越を利用することにより、手許資金で賄うこととしております。なお、当座貸越枠につきましては、取引銀行4行と契約を締結しており、その限度額は総額2,500百万円であります。
⑤ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標」に記載のとおり、経営指標として営業利益を重視しております。当連結会計年度における営業利益の前年同期比は以下のとおりであり、引き続き対処すべき経営課題の改善を図りながら、経営戦略を推進してまいります。
| 2023年12月期 | 2024年12月期 | 前年同期比 | |
| 営業利益 | 4,702百万円 | 5,226百万円 | 111.2% |