有価証券報告書-第14期(令和2年7月1日-令和3年6月30日)
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
(注)1.評価性引当額の変動の主たる要因は、連結子会社において税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額が57,177千円減少したこと及び、将来の課税所得の見込みにより回収不能と判断された評価性引当額が減少したことによるものであります。
(注)2.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
前連結会計年度(2020年6月30日)
(a)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
(b)税務上の繰越欠損金については、将来の課税所得の見込みにより、回収可能と判断した部分については評価性引当額を認識しておりません。
当連結会計年度(2021年6月30日)
(a)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
(b)税務上の繰越欠損金については、将来の課税所得の見込みにより、回収可能と判断した部分については評価性引当額を認識しておりません。
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前連結会計年度 (2020年 6月30日) | 当連結会計年度 (2021年 6月30日) | |
繰延税金資産 | 千円 | 千円 |
退職給付に係る負債 | 13,375 | 11,065 |
未払確定拠出年金移換金 | 58,070 | 38,799 |
賞与引当金・未払賞与 | 199,882 | 86,319 |
未払役員退職慰労金 | 26,024 | 25,314 |
役員賞与引当金 | - | 32,818 |
減価償却費 | 16,415 | 10,638 |
減損損失 | 259,215 | 243,703 |
貸倒引当金 | 9,878 | 10,411 |
未払事業税 | 50,682 | 130,478 |
土地未実現利益 | 177,688 | 177,688 |
土地評価差損 | 151,966 | 151,966 |
繰越欠損金 (注)2 | 87,314 | 52,377 |
その他 | 40,225 | 44,071 |
繰延税金資産小計 | 1,090,738 | 1,015,653 |
税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 (注)2 | △86,853 | △29,676 |
将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 | △480,524 | △449,101 |
評価性引当額小計 (注)1 | △567,378 | △478,777 |
繰延税金資産合計 | 523,360 | 536,875 |
繰延税金負債 | ||
その他有価証券評価差額金 | △4,602 | △12,409 |
土地評価差益 | △257,879 | △100,249 |
特別償却準備金 | △9,712 | △4,856 |
資産除去債務 | △11,114 | △10,578 |
圧縮積立金 | △161,218 | △157,972 |
その他 | △8,831 | △7,503 |
繰延税金負債合計 | △453,358 | △293,568 |
繰延税金資産との相殺 | 366,970 | 163,101 |
繰延税金負債合計 | △86,387 | △130,467 |
繰延税金資産(負債:△)の純額 | 156,389 | 243,307 |
(注)1.評価性引当額の変動の主たる要因は、連結子会社において税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額が57,177千円減少したこと及び、将来の課税所得の見込みにより回収不能と判断された評価性引当額が減少したことによるものであります。
(注)2.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
前連結会計年度(2020年6月30日)
1年以内 (千円) | 1年超 2年以内 (千円) | 2年超 3年以内 (千円) | 3年超 4年以内 (千円) | 4年超 5年以内 (千円) | 5年超 (千円) | 合計 (千円) | |
税務上の繰越欠損金(a) | - | 6,086 | - | - | - | 81,229 | 87,314 |
評価性引当額 | - | △6,086 | - | - | - | △80,768 | △86,853 |
繰延税金資産 | - | - | - | - | - | 461 | (b) 461 |
(a)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
(b)税務上の繰越欠損金については、将来の課税所得の見込みにより、回収可能と判断した部分については評価性引当額を認識しておりません。
当連結会計年度(2021年6月30日)
1年以内 (千円) | 1年超 2年以内 (千円) | 2年超 3年以内 (千円) | 3年超 4年以内 (千円) | 4年超 5年以内 (千円) | 5年超 (千円) | 合計 (千円) | |
税務上の繰越欠損金(a) | 2,376 | - | - | - | 3,723 | 46,278 | 52,377 |
評価性引当額 | △229 | - | - | - | △3,723 | △25,724 | △29,676 |
繰延税金資産 | 2,147 | - | - | - | - | 20,554 | (b) 22,701 |
(a)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
(b)税務上の繰越欠損金については、将来の課税所得の見込みにより、回収可能と判断した部分については評価性引当額を認識しておりません。
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
前連結会計年度 (2020年 6月30日) | 当連結会計年度 (2021年 6月30日) | |
法定実効税率 | 30.6% | 30.6% |
(調整) | ||
交際費等永久に損金に算入されない項目 | 0.9〃 | 0.1〃 |
評価性引当額 | 1.0〃 | △2.3〃 |
住民税均等割等 | 0.4〃 | 0.1〃 |
持分法による投資利益 | △1.4〃 | △0.6〃 |
国内子会社との税率差異 | 3.8〃 | 3.9〃 |
その他 | △0.6〃 | △0.2〃 |
税効果会計適用後の法人税等の負担率 | 34.7% | 31.7% |