有価証券報告書-第41期(2022/04/01-2023/03/31)
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
イ.財政状態
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末に比べて702,128千円増加し、6,242,647千円となりました。これは主として売掛金が137,997千円、商品及び製品が22,474千円、仕掛品が312,506千円それぞれ減少したことに対して、現金及び預金が851,468千円、契約資産が123,032千円、原材料及び貯蔵品が115,696千円、その他流動資産が86,533千円それぞれ増加したことなどによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて1,152,225千円増加し、2,500,891千円となりました。これは主として建物及び構築物が24,956千円、使用権資産が117,231千円、繰延税金資産が41,380千円それぞれ減少したことに対して、連結子会社 Matsuya R&D(Vietnam)Co.,Ltd.の新工場建設に係る建設仮勘定等が1,204,401千円増加したことや、リース資産が138,483千円増加したことなどによるものであります。
この結果、当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べて1,854,354千円増加し、8,743,538千円となりました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末に比べて1,231,356千円増加し、4,420,292千円となりました。これは主として支払手形及び買掛金が224,953千円、リース債務が31,006千円、1年内返済予定の長期借入金が16,620千円それぞれ減少したことに対して、電子記録債務が147,879千円、短期借入金が1,270,000千円、未払法人税等が90,947千円それぞれ増加したことなどによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて85,558千円増加し、548,098千円となりました。これは主として長期借入金が20,412千円、繰延税金負債が37,320千円それぞれ減少したことに対して、リース債務が76,327千円、退職給付に係る負債が17,319千円、その他固定負債が49,644千円それぞれ増加したことによるものであります。
この結果、当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べて1,316,914千円増加し、4,968,391千円となりました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べて537,439千円増加し、3,775,147千円となりました。これは主に利益剰余金の配当により26,376千円減少したものの、譲渡制限付株式報酬による新株発行及び新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ3,153千円増加、為替換算調整勘定が131,806千円増加、並びに親会社株主に帰属する当期純利益を425,702千円計上したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の47.0%から43.2%となりました。
ロ.経営成績
当連結会計年度における我が国経済は、度重なる新型コロナウイルス感染症拡大の波がようやく落ち着き、各種制限が緩和されたことにより消費活動が正常化するとともに、穏やかな景気持ち直しの動きがみられました。一方でウクライナ情勢の長期化によるエネルギー価格の高止まりや原材料価格の高騰並びに世界的な金融引き締めに起因する景気の下振れリスク等、先行きは不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループにおいては、中国における断続的なロックダウンや世界的な半導体不足により血圧計腕帯、エアバッグ、カーシート等の生産に影響を受けたものの、年度後半より徐々に生産が回復してきました。また、縫製自動機では、顧客メーカーのインドでの生産工場拡張に伴い、大口の受注が増加したことにより、売上が堅調に推移しました。
そのほか、リハビリロボット関係では脳梗塞リハビリ用ロボットの貸出しを行い、使用感についてのヒアリングや安全面の確認を行うとともに、本格的営業活動に向けた情報発信として、展示会への出展やリハビリ医学会学術誌に製品紹介の記事掲載などの活動を行いました。
この結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高7,164,225千円(前年同期比27.0%増)、営業利益611,769千円(前年同期比72.2%増)、経常利益675,221千円(前年同期比65.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は425,702千円(前年同期比157.5%増)となりました。
当連結会計年度における各セグメントの概況は、次のとおりであります。
なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、前連結会計年度との比較・分析は変更後の区分に基づいております。
(メディカルヘルスケア事業)
メディカルヘルスケア事業につきましては、血圧計腕帯において中国での新型コロナウイルス感染症拡大の影響によるロックダウンや世界的半導体不足の影響を受けたものの、下期に入り受注が回復したことにより、売上高・セグメント利益共に前期を上回りました。
以上の結果、売上高は5,134,404千円(前年同期比19.3%増)、セグメント利益は1,221,117千円(前年同期比27.2%増)となりました。
(セイフティシステム事業)
セイフティシステム事業につきましては、カーシートでは国内自動車メーカーの一部で半導体不足による工場稼働停止の影響を受けましたが、エアバッグでは、インド向けに大型レーザー裁断機やベトナム向けに自動機を納入するとともに、Matsuya R&D (Vietnam)co.,Ltd.において新規得意先向けのエアバッグ生産が開始されました。
以上の結果、売上高は2,006,210千円(前年同期比55.6%増)、セグメント損失は349,495千円(前年同期セグメント損失は330,190千円)となりました。
(その他事業)
その他事業につきましては、家具・インテリア関連メーカーを中心に縫製自動機を販売し、売上高は23,611千円(前年同期比51.7%減)、セグメント利益は2,165千円(前年同期セグメント損失は8,033千円)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は2,318,909千円と、前連結会計年度末に比べ851,468千円の増加となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は914,795千円(前連結会計年度は140,450千円の獲得)となりました。
これは主として、仕入債務の減少額138,676千円、法人税等の支払額154,519千円があったことに対して、税金等調整前当期純利益が671,360千円、減価償却費268,719千円、売上債権の減少額119,047千円、棚卸資産の減少額222,169千円があったことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、支出した資金は1,279,647千円(前連結会計年度は484,700千円の支出)となりました。
これは主として有形固定資産の取得による支出1,272,224千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、獲得した資金は1,220,017千円(前連結会計年度は504,066千円の獲得)となりました。
これは主としてリース債務の返済による支出163,650千円、長期借入金の返済による支出37,032千円、配当金の支払いによる支出26,334千円があったことに対して、短期借入金の増加1,270,000千円、セール・アンド・リースバックによる収入173,634千円があったことなどによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
イ. 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 金額は製造原価によっております。
ロ.受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
ハ. 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1.セグメント間取引については相殺消去しております。
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。
②経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当連結会計年度の経営成績等の分析・検討内容は以下のとおりであります。
(売上高)
当連結会計年度における売上高は7,164,225千円(前年同期比27.0%増)となり、前連結会計年度に比べて1,523,888千円増加いたしました。これはメディカルヘルスケア事業における血圧計腕帯売上が前連結会計年度に比べ866,558千円増加したことや、セイフティシステム事業の縫製自動機が386,132千円、エアバッグの生産ラインが本格稼働したことにより352,206千円増加したことによるものであります。
(売上原価、売上総利益)
当連結会計年度における売上原価は5,705,789千円(前年同期比28.1%増)となり、前連結会計年度に比べて1,252,857千円増加いたしました。これは主にメディカルヘルスケア事業における血圧計腕帯受注増よるものであります。以上の結果、売上総利益は1,458,436千円(前年同期比22.8%増)となり、前連結会計年度に比べて271,030千円増加いたしました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、846,667千円(前年同期比1.7%増)となり、前連結会計年度に比べて14,435千円増加いたしました。これは主に東ヨーロッパ進出やリハビリロボット販売に向けた人材採用、3D縫製ロボットの研究開発費用、連結子会社であるMatsuya R&D(Vietnam)Co.,Ltd.のMICでの研究開発費用、ドローン用エアバッグの研究開発費用の増加があったことなどによるものであります。
以上の結果、当連結会計年度における営業利益は611,769千円(前年同期比72.2%増)となり、前連結会計年度に比べて256,594千円増加いたしました。
(営業外収益・営業外費用及び経常利益)
当連結会計年度における営業外収益は109,665千円(前年同期比13.5%増)となり、前連結会計年度に比べ13,046千円増加いたしました。これは主に受取利息及び補助金収入の増加によるものであります。また、営業外費用は46,212千円(前年同期比7.2%増)となり、前連結会計年度に比べ3,097千円増加いたしました。これは、主に支払利息の増加によるものであります。
以上の結果、経常利益は675,221千円(前年同期比65.2%増)となり、前連結会計年度に比べ266,543千円増加いたしました。
(特別利益・特別損失及び親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度における特別損失は、連結子会社であるMatsuya R&D(Vietnam)Co.,Ltd.における金型廃棄による損失3,861千円によるものです。
また、法人税等合計は245,657千円(前年同期比94.1%増)となり、前連結会計年度より119,067千円増加いたしました。
以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は425,702千円(前年同期比157.5%増)となり、前連結会計年度に比べ260,405千円増加いたしました。
③資本の財源及び資金の流動性
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況分析(1)経営成績等の状況の概況 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しています。
当社グループの通常の運転資金については、主に自己資金及び借入金により賄うことを基本方針としております。なお、銀行との当座貸越契約を締結しており、大型の縫製自動機の受注や国内・海外の工場における生産量の増加による資金需要への対応を図っております。これにより一定の資金水準を保つことができ、十分な資金の流動性を保持しているものと考えております。
設備投資の詳細については、「第3 設備状況 3 設備の新設、除却等の計画」をご参照ください。
株主配当については経営における重要課題の一つと考えており、株主総会を決定機関として年1回の期末配当を基本方針としております。当社の配当政策については、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」をご確認ください。
④経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
イ.財政状態
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末に比べて702,128千円増加し、6,242,647千円となりました。これは主として売掛金が137,997千円、商品及び製品が22,474千円、仕掛品が312,506千円それぞれ減少したことに対して、現金及び預金が851,468千円、契約資産が123,032千円、原材料及び貯蔵品が115,696千円、その他流動資産が86,533千円それぞれ増加したことなどによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて1,152,225千円増加し、2,500,891千円となりました。これは主として建物及び構築物が24,956千円、使用権資産が117,231千円、繰延税金資産が41,380千円それぞれ減少したことに対して、連結子会社 Matsuya R&D(Vietnam)Co.,Ltd.の新工場建設に係る建設仮勘定等が1,204,401千円増加したことや、リース資産が138,483千円増加したことなどによるものであります。
この結果、当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べて1,854,354千円増加し、8,743,538千円となりました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末に比べて1,231,356千円増加し、4,420,292千円となりました。これは主として支払手形及び買掛金が224,953千円、リース債務が31,006千円、1年内返済予定の長期借入金が16,620千円それぞれ減少したことに対して、電子記録債務が147,879千円、短期借入金が1,270,000千円、未払法人税等が90,947千円それぞれ増加したことなどによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて85,558千円増加し、548,098千円となりました。これは主として長期借入金が20,412千円、繰延税金負債が37,320千円それぞれ減少したことに対して、リース債務が76,327千円、退職給付に係る負債が17,319千円、その他固定負債が49,644千円それぞれ増加したことによるものであります。
この結果、当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べて1,316,914千円増加し、4,968,391千円となりました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べて537,439千円増加し、3,775,147千円となりました。これは主に利益剰余金の配当により26,376千円減少したものの、譲渡制限付株式報酬による新株発行及び新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ3,153千円増加、為替換算調整勘定が131,806千円増加、並びに親会社株主に帰属する当期純利益を425,702千円計上したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の47.0%から43.2%となりました。
ロ.経営成績
当連結会計年度における我が国経済は、度重なる新型コロナウイルス感染症拡大の波がようやく落ち着き、各種制限が緩和されたことにより消費活動が正常化するとともに、穏やかな景気持ち直しの動きがみられました。一方でウクライナ情勢の長期化によるエネルギー価格の高止まりや原材料価格の高騰並びに世界的な金融引き締めに起因する景気の下振れリスク等、先行きは不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループにおいては、中国における断続的なロックダウンや世界的な半導体不足により血圧計腕帯、エアバッグ、カーシート等の生産に影響を受けたものの、年度後半より徐々に生産が回復してきました。また、縫製自動機では、顧客メーカーのインドでの生産工場拡張に伴い、大口の受注が増加したことにより、売上が堅調に推移しました。
そのほか、リハビリロボット関係では脳梗塞リハビリ用ロボットの貸出しを行い、使用感についてのヒアリングや安全面の確認を行うとともに、本格的営業活動に向けた情報発信として、展示会への出展やリハビリ医学会学術誌に製品紹介の記事掲載などの活動を行いました。
この結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高7,164,225千円(前年同期比27.0%増)、営業利益611,769千円(前年同期比72.2%増)、経常利益675,221千円(前年同期比65.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は425,702千円(前年同期比157.5%増)となりました。
当連結会計年度における各セグメントの概況は、次のとおりであります。
なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、前連結会計年度との比較・分析は変更後の区分に基づいております。
(メディカルヘルスケア事業)
メディカルヘルスケア事業につきましては、血圧計腕帯において中国での新型コロナウイルス感染症拡大の影響によるロックダウンや世界的半導体不足の影響を受けたものの、下期に入り受注が回復したことにより、売上高・セグメント利益共に前期を上回りました。
以上の結果、売上高は5,134,404千円(前年同期比19.3%増)、セグメント利益は1,221,117千円(前年同期比27.2%増)となりました。
(セイフティシステム事業)
セイフティシステム事業につきましては、カーシートでは国内自動車メーカーの一部で半導体不足による工場稼働停止の影響を受けましたが、エアバッグでは、インド向けに大型レーザー裁断機やベトナム向けに自動機を納入するとともに、Matsuya R&D (Vietnam)co.,Ltd.において新規得意先向けのエアバッグ生産が開始されました。
以上の結果、売上高は2,006,210千円(前年同期比55.6%増)、セグメント損失は349,495千円(前年同期セグメント損失は330,190千円)となりました。
(その他事業)
その他事業につきましては、家具・インテリア関連メーカーを中心に縫製自動機を販売し、売上高は23,611千円(前年同期比51.7%減)、セグメント利益は2,165千円(前年同期セグメント損失は8,033千円)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は2,318,909千円と、前連結会計年度末に比べ851,468千円の増加となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は914,795千円(前連結会計年度は140,450千円の獲得)となりました。
これは主として、仕入債務の減少額138,676千円、法人税等の支払額154,519千円があったことに対して、税金等調整前当期純利益が671,360千円、減価償却費268,719千円、売上債権の減少額119,047千円、棚卸資産の減少額222,169千円があったことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、支出した資金は1,279,647千円(前連結会計年度は484,700千円の支出)となりました。
これは主として有形固定資産の取得による支出1,272,224千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、獲得した資金は1,220,017千円(前連結会計年度は504,066千円の獲得)となりました。
これは主としてリース債務の返済による支出163,650千円、長期借入金の返済による支出37,032千円、配当金の支払いによる支出26,334千円があったことに対して、短期借入金の増加1,270,000千円、セール・アンド・リースバックによる収入173,634千円があったことなどによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
イ. 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 生産高(千円) | 前年同期比(%) |
| メディカルヘルスケア事業 | 3,586,018 | 114.0 |
| セイフティシステム事業 | 2,081,207 | 132.5 |
| その他事業 | 16,088 | 39.2 |
| 合計 | 5,683,314 | 119.5 |
(注) 金額は製造原価によっております。
ロ.受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) |
| メディカルヘルスケア事業 | 5,183,974 | 115.4 | 360,138 | 116.0 |
| セイフティシステム事業 | 1,963,364 | 138.2 | 455,980 | 91.4 |
| その他事業 | 26,364 | 53.1 | 4,775 | 236.2 |
| 合計 | 7,173,704 | 120.3 | 820,895 | 101.2 |
ハ. 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 販売高(千円) | 前年同期比(%) |
| メディカルヘルスケア事業 | 5,134,404 | 19.3 |
| 縫製自動機 | 12,256 | △77.9 |
| 血圧計腕帯 | 5,092,731 | 20.5 |
| その他 | 29,416 | 44.5 |
| セイフティシステム事業 | 2,006,210 | 55.6 |
| 縫製自動機 | 601,095 | 179.6 |
| カーシート | 866,430 | △0.9 |
| エアバッグ | 514,421 | 217.1 |
| その他 | 24,262 | △36.0 |
| その他事業 | 23,611 | △51.7 |
| 縫製自動機 | 16,196 | △63.6 |
| その他 | 7,414 | 72.5 |
| 合計 | 7,164,225 | 27.0 |
(注) 1.セグメント間取引については相殺消去しております。
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) | ||
| 販売高(千円) | 割合(%) | 販売高(千円) | 割合(%) | |
| OMRON Healthcare Manufacturing Vietnam CO.,LTD. | 2,518,919 | 44.7 | 3,250,875 | 45.4 |
| 高力科技発展(大連)有限公司 | 1,630,982 | 28.9 | 1,642,496 | 22.9 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。
②経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当連結会計年度の経営成績等の分析・検討内容は以下のとおりであります。
(売上高)
当連結会計年度における売上高は7,164,225千円(前年同期比27.0%増)となり、前連結会計年度に比べて1,523,888千円増加いたしました。これはメディカルヘルスケア事業における血圧計腕帯売上が前連結会計年度に比べ866,558千円増加したことや、セイフティシステム事業の縫製自動機が386,132千円、エアバッグの生産ラインが本格稼働したことにより352,206千円増加したことによるものであります。
(売上原価、売上総利益)
当連結会計年度における売上原価は5,705,789千円(前年同期比28.1%増)となり、前連結会計年度に比べて1,252,857千円増加いたしました。これは主にメディカルヘルスケア事業における血圧計腕帯受注増よるものであります。以上の結果、売上総利益は1,458,436千円(前年同期比22.8%増)となり、前連結会計年度に比べて271,030千円増加いたしました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、846,667千円(前年同期比1.7%増)となり、前連結会計年度に比べて14,435千円増加いたしました。これは主に東ヨーロッパ進出やリハビリロボット販売に向けた人材採用、3D縫製ロボットの研究開発費用、連結子会社であるMatsuya R&D(Vietnam)Co.,Ltd.のMICでの研究開発費用、ドローン用エアバッグの研究開発費用の増加があったことなどによるものであります。
以上の結果、当連結会計年度における営業利益は611,769千円(前年同期比72.2%増)となり、前連結会計年度に比べて256,594千円増加いたしました。
(営業外収益・営業外費用及び経常利益)
当連結会計年度における営業外収益は109,665千円(前年同期比13.5%増)となり、前連結会計年度に比べ13,046千円増加いたしました。これは主に受取利息及び補助金収入の増加によるものであります。また、営業外費用は46,212千円(前年同期比7.2%増)となり、前連結会計年度に比べ3,097千円増加いたしました。これは、主に支払利息の増加によるものであります。
以上の結果、経常利益は675,221千円(前年同期比65.2%増)となり、前連結会計年度に比べ266,543千円増加いたしました。
(特別利益・特別損失及び親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度における特別損失は、連結子会社であるMatsuya R&D(Vietnam)Co.,Ltd.における金型廃棄による損失3,861千円によるものです。
また、法人税等合計は245,657千円(前年同期比94.1%増)となり、前連結会計年度より119,067千円増加いたしました。
以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は425,702千円(前年同期比157.5%増)となり、前連結会計年度に比べ260,405千円増加いたしました。
③資本の財源及び資金の流動性
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況分析(1)経営成績等の状況の概況 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しています。
当社グループの通常の運転資金については、主に自己資金及び借入金により賄うことを基本方針としております。なお、銀行との当座貸越契約を締結しており、大型の縫製自動機の受注や国内・海外の工場における生産量の増加による資金需要への対応を図っております。これにより一定の資金水準を保つことができ、十分な資金の流動性を保持しているものと考えております。
設備投資の詳細については、「第3 設備状況 3 設備の新設、除却等の計画」をご参照ください。
株主配当については経営における重要課題の一つと考えており、株主総会を決定機関として年1回の期末配当を基本方針としております。当社の配当政策については、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」をご確認ください。
④経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。