半期報告書-第28期(2026/01/01-2026/12/31)

【提出】
2026/08/14 13:01
【資料】
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【項目】
31項目
文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当社は、「私たちは、顧客価値を創造するプラットフォームを提供し続けることで、社会に貢献します。」を経営理念とし、主にCRM(注1)のSaaS(注2)事業を運営しております。
また、2024年2月に公表(2025年2月及び2026年2月一部修正)した中期経営計画において、「変わりゆく社会において顧客と共に成長するため、これまで培ってきた経験と実績にさらに磨きをかけ、より大きなバリューを提供する。」を「Betrend VISION」として定め、積極的な投資を行う成長フェーズとして2024年12月期から2026年12月を対象期間とする3年計画を掲げました。
① CRMサービス
当中間会計期間の新規案件は、第1四半期に導入いただいた、多店舗展開する地域密着型百貨店に加え、女性用インナーウェア企画・製造・販売企業及び大手メーカーの生活協同組合の公式アプリに当社スマートCRMが採用されました。また、既存顧客による継続的な会員獲得活動により会員数は38,548千名(前年同期末比10.8%増)と堅調に推移し従量料金の増加に寄与しました。さらに、オプションサービスの追加購入等により、スマートCRMサービスのARR(注3)は789,183千円(前年同期比3.5%増)となりました。一方、メールマーケティングサービスのARRは180,260千円(前年同期比6.9%減)となった結果、CRMサービス全体のARRは、969,444千円(前年同期比1.4%増)となりました。
当中間会計期間末時点のスマートCRMサービスの契約社数は、187社(前年同期末比1社増)となりました。一方で、メールマーケティングサービスの契約社数は338社(前年同期末比31社減)となったことで、CRMサービス全体の契約社数は、525社(前年同期末比30社減)となりました。
これらの結果、当中間会計期間のCRMサービスの売上高は、480,348千円(前年同期比0.4%減)となりました。
② カスタマイズサービス
カスタマイズサービス(導入時の顧客企業の既存システムとの連携開発費や、顧客ニーズに合わせたシステム構築費、初期費、SMS利用料等)は顧客固有のニーズに基づいて提供されるサービスであり、大型案件の有無や実装時期に左右されやすく、四半期毎・期毎の変動が比較的大きい性質を有しており、結果として当中間会計期間の売上高は、54,733千円(前年同期比35.6%減)となりました。
③ その他サービス
その他サービス(DM印刷売上や、決済手数料、新規事業(GX関連)等)の当中間会計期間の売上高は、4,644千円(前年同期比7.8%増)となりました。
当中間会計期間においては、2025年度の方針を継続し、インフラ関連、人材·開発関連、及びマーケティング関連の投資を計画的に実行しました。
費用面では、特にインフラ関連においてデータベースサーバー群の更改に関わる初期費用や新旧重複契約費用などの一時的な費用が発生した結果、売上原価は377,168千円(前年同期比28.3%増)となりました。また、販売費及び一般管理費については、304,408千円(前年同期比2.1%増)と事業進捗に見合った水準となりました。
これらの結果、当中間会計期間における業績は、売上高は539,726千円(前年同期比5.5%減)、営業損失は141,850千円(前年同期は営業損失20,707千円)、経常損失は141,210千円(前年同期は経常損失20,396千円)、中間純損失は141,651千円(前年同期は中間純損失24,718千円)となりました。
なお、当社は単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
(注1)CRM:顧客関係管理を意味する用語です。当社が提供するスマートCRMプラットフォーム「betrend」は顧客関係管理をするためのサービスであるため、CRMサービスと表現しております。
(注2)SaaS:クラウドで提供されるソフトウエアのことを指します。企業側にソフトウエアをインストールするのではなく、クラウドを通じてオンライン上でソフトウエアを利用することで、顧客は常に最新版のソフトウエアを利用することができます。
(注3)ARR(Annual Recurring Revenue):年間経常収益のことで、月額定額課金に加えて、会員数や通信料に応じた従量料金や店舗毎課金を組み合わせた年間契約で提供することで獲得する年間契約金額です。
当社では、以下の計算式で算出しております。
期末ARR = 期末月のMRR × 12
MRR(Monthly Recurring Revenue):月間経常収益のことで、月額定額課金に加えて、会員数や通信料に応じた従量料金や店舗毎課金を組み合わせて提供することで獲得する月間契約金額です。売上高のうちリカーリングの性質の売上高を月額で表した金額です。
(2)財政状態の状況
(資産)
当中間会計期間末における流動資産は前事業年度末に比べて108,442千円減少し、534,238千円となりました。これは主に、現金及び預金、その他の減少によるものであります。
固定資産は、前事業年度末に比べて9,970千円減少し、256,449千円となりました。これは主に、ソフトウエアの減少によるものであります。
これらの結果、資産合計は、前事業年度末に比べて118,412千円減少し、790,687千円となりました。
(負債)
当中間会計期間末における流動負債は、前事業年度末に比べて22,115千円増加し、134,013千円となりました。これは主に、未払法人税等、その他の増加によるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べて3千円増加し、17,534千円となりました。
これらの結果、負債合計は、前事業年度末に比べて22,118千円増加し、151,548千円となりました。
(純資産)
当中間会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べて140,531千円減少し、639,139千円となりました。これは主に、中間純損失の計上によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べて74,648千円減少し、392,790千円となりました。
当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の減少は、44,141千円(前年同期は21,861千円の増加)となりました。主な要因は、未払費用の増加があったものの、税引前中間純損失がこれを上回ったことであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、31,626千円(前年同期は120,163千円の減少)となりました。主な要因は、無形固定資産の取得による支出であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の増加は、1,120千円(前年同期は増減なし)となりました。主な要因は、ストックオプションの行使による収入であります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当中間会計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間会計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
当中間会計期間において、当社CRMサービスにおける生成AI等の先進技術を活用した機能構築に関する研究開発活動を行いました。
なお、当中間会計期間における研究開発活動の総額は3,554千円であります。
(8)経営成績に重要な影響を与える要因
当中間会計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
(9)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当中間会計期間において、資本の財源及び資金の流動性に関する事項について重要な変更はありません。

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