有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2021/01/15 15:01
【資料】
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【項目】
146項目
(2)【手取金の使途】
上記の手取概算額4,055,000千円については、①新工場建設のための設備投資資金、②直営店の新規出店のための設備投資資金、③製品上市のための研究開発投資資金、④事業拡大に伴う増加運転資金に充当する予定であります。
① 新工場建設のための設備投資資金
新工場建設のための設備投資資金に2,000,000千円(2022年7月期:1,400,000千円、2023年7月期:600,000千円)を充当する予定であります。
当社グループでは、「エイジングケア」や「目元ケア」等のテーマ性を持ったニッチ市場向けの化粧品及びサプリメント製品を開発し、同市場の開拓に注力してまいりました。今後も新たなテーマ性を持った製品を開発し、ニッチ市場に投入していくためには、小ロット・多品種の製品をスピードを持って開発、上市していく必要があると考えております。このことを可能とする自社工場建設資金として活用する予定であります。
② 直営店の新規出店のための設備投資資金
直営店の新規出店のための設備投資資金に100,000千円(2021年7月期:30,000千円、2022年7月期:30,000千円、2023年7月期:40,000千円)を充当する予定であります。
当社グループは、ブランドや企業としての世界観を発信でき、かつ、直接お客様と触れ合うことでダイレクトにお客様の声を吸い上げ、製品に反映させていくためには、直営店の開設が不可欠であると考えております。これら直営店では、販売のみならず、当社グループの製品を実際にご体験いただくことで、将来のEコマースにつながる導線「オムニチャネル」の構築に活用する予定であります。
③ 製品上市のための研究開発投資資金
製品上市のための研究開発投資資金に30,000千円(2023年7月期:30,000千円)を充当する予定であります。
当社グループでは、①記載の新工場建設と合せて、新製品のテーマ性に合せた研究開発を実施することが更なるブランド価値の向上に繋がると考えております。具体的には、研究開発に係る人材の増強のための費用として活用する予定であります。
④ 事業拡大に伴う増加運転資金
当社グループの業容拡大に伴う運転資金に274,000千円(2021年7月期:134,000千円、2022年7月期:140,000千円)を充当する予定であります。
なお、残額については、具体的な資金需要の発生及び充当までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(注) 設備資金の内容については、「第二部 企業情報 第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」の項をご参照下さい。