訂正有価証券報告書-第3期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりである。
① 財政状態及び経営成績の状況
イ.財政状態
[資産・負債・純資産]
当連結会計年度末の資産は、前連結会計年度末に比べ185億円増加し、5,806億円となった。これは、関係会社短期債権が増加したことなどによるものである。
当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末に比べ177億円増加し、1,880億円となった。これは、社債が増加したことなどによるものである。
当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比べ7億円増加し、3,925億円となった。これは、親会社株主に帰属する当期純利益を計上したことなどによるものである。この結果、自己資本比率は66.1%と前連結会計年度末に比べ2.1ポイント低下した。
ロ.経営成績
[収支の状況]
当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度比6.7%増の1,531億円となった。
販売電力量は、前連結会計年度比8.9%増の138億kWhとなった。
また、経常利益は前連結会計年度比4.5%減の459億円、税金等調整前当期純利益は同4.5%減の459億円となった。ここに、法人税、住民税及び事業税102億円、法人税等調整額21億円、非支配株主に帰属する当期純利益6億円を計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比32.3%減の329億円となった。なお、1株当たり当期純利益は10,399円11銭となった。
当社グループは単一セグメントであるため、セグメント毎の記載をしていない。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ253億円(33.0%)増加し、1,021億円となった。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動による資金の収入は、前連結会計年度比49.6%減の431億円となった。これは、未払消費税等の増減額が減少したことなどによるものである。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金の支出は、前連結会計年度比22.6%減の235億円となった。これは、投融資による支出が減少したことなどによるものである。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金の収入は、前連結会計年度比110.5%増の58億円となった。これは、社債の発行による収入が増加したことなどによるものである。
③ 生産、受注及び販売の実績
当社グループは、主に再生可能エネルギー発電に関する電気事業が連結会社の事業の大半を占めており、また、電気事業以外の製品・サービスは多種多様であり、受注生産形態をとらない製品も少なくないため、生産及び販売の実績については、電気事業のみを記載している。
なお、当社グループは単一セグメントであるため、セグメント毎の記載をしていない。
イ.発電実績
(注) 上記発電電力量には、連結子会社の一部を含んでいる。
ロ.販売実績
(注)1.連結子会社の一部を含んでいる。
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりである。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりである。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものである。
① 経営成績等
当連結会計年度の連結収支については、収益面では、販売電力料収入が増加したことなどから、売上高(営業収益)は前連結会計年度比6.7%増の1,531億円となり、その他の収益を加えた経常収益合計は同6.8%増の1,539億円となった。
一方、費用面では、固定資産税が増加したことなどから、経常費用合計は前連結会計年度比12.4%増の1,079億円となった。
この結果、経常利益は前連結会計年度比4.5%減の459億円となった。
また、法人税、住民税及び事業税102億円を計上したことなどから、親会社株主に帰属する当期純利益は前
連結会計年度比32.3%減の329億円となった。
当社グループは単一セグメントであるため、セグメント毎の記載をしていない。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る状況
イ.キャッシュ・フロー等
(a)キャッシュ・フロー
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりである。
(b)有利子負債
2022年3月31日現在の社債、長期借入金、短期借入金については、以下のとおりである。
当連結会計年度(2022年3月31日)
上記については、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(金融商品関係)2.金融商品の時価等に関する事項(注2)社債、長期借入金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額」にも記載。
ロ.財務政策
東京電力ホールディングスグループとして、四次総特等において、取引金融機関に対し、与信を維持することなどをお願いしており、当社においてもご協力をいただいている。これらの機構や金融機関の支援・協力のもとで、当社グループは自立的かつ柔軟な資金調達の実現に向けた取り組みのひとつとして、2021年9月及び2022年3月に合計400億円のグリーンボンドを発行した。引き続き,グリーンボンドの発行を行うとともに,多様な資金調達を検討していく。
金融機関からの借入金や社債の発行により調達した資金は、電気事業等に必要な設備資金及び借入金返済等に充当している。設備投資計画については、「第3 設備の状況」のとおりであり、借入金返済及び社債償還の予定については、「② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る状況 イ.キャッシュ・フロー等 (b)有利子負債」のとおりである。
また、当社グループでは、グループ全体でより効率的な資金の運用を図る観点からグループ金融制度を採用している。
なお、新型コロナウイルス感染症による景気後退を起因とした資金繰りへの影響については、今後注意深く見極めていく。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものにつ
いては、「第5 経理の状況 5 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積
り)」に記載のとおりである。
④ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的指標等
四次総特の通り、早期かつ確実に再生可能エネルギーの開発を推進し、事業規模や収益を持続的に拡大することで2023年度に約300億円、2030年度までに年間1,000億円規模の親会社株主に帰属する当期純利益を目指すことを目標に掲げている。
当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は329億円となった。これは主に当面の主力事業である国内水力事業によるものである。今後、国内水力事業の基盤強化を推進するとともに、将来の主力事業とする海外水力事業と国内外の洋上風力事業のさらなる開発を進めることで、2030年度までに年間1,000億円規模の親会社株主に帰属する当期純利益を目指す。
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりである。
① 財政状態及び経営成績の状況
イ.財政状態
[資産・負債・純資産]
当連結会計年度末の資産は、前連結会計年度末に比べ185億円増加し、5,806億円となった。これは、関係会社短期債権が増加したことなどによるものである。
当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末に比べ177億円増加し、1,880億円となった。これは、社債が増加したことなどによるものである。
当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比べ7億円増加し、3,925億円となった。これは、親会社株主に帰属する当期純利益を計上したことなどによるものである。この結果、自己資本比率は66.1%と前連結会計年度末に比べ2.1ポイント低下した。
ロ.経営成績
[収支の状況]
当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度比6.7%増の1,531億円となった。
販売電力量は、前連結会計年度比8.9%増の138億kWhとなった。
また、経常利益は前連結会計年度比4.5%減の459億円、税金等調整前当期純利益は同4.5%減の459億円となった。ここに、法人税、住民税及び事業税102億円、法人税等調整額21億円、非支配株主に帰属する当期純利益6億円を計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比32.3%減の329億円となった。なお、1株当たり当期純利益は10,399円11銭となった。
当社グループは単一セグメントであるため、セグメント毎の記載をしていない。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ253億円(33.0%)増加し、1,021億円となった。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動による資金の収入は、前連結会計年度比49.6%減の431億円となった。これは、未払消費税等の増減額が減少したことなどによるものである。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金の支出は、前連結会計年度比22.6%減の235億円となった。これは、投融資による支出が減少したことなどによるものである。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金の収入は、前連結会計年度比110.5%増の58億円となった。これは、社債の発行による収入が増加したことなどによるものである。
③ 生産、受注及び販売の実績
当社グループは、主に再生可能エネルギー発電に関する電気事業が連結会社の事業の大半を占めており、また、電気事業以外の製品・サービスは多種多様であり、受注生産形態をとらない製品も少なくないため、生産及び販売の実績については、電気事業のみを記載している。
なお、当社グループは単一セグメントであるため、セグメント毎の記載をしていない。
イ.発電実績
| 種別 | 2021年度 (百万kWh) | 前年同期比(%) | |
| 発電電力量 | 水力発電電力量 | 13,662 | 109.3 |
| 新エネルギー等発電電力量 | 66 | 117.8 | |
| 発電電力量合計 | 13,728 | 109.3 | |
(注) 上記発電電力量には、連結子会社の一部を含んでいる。
ロ.販売実績
| 種別 | 2021年度 | 前年同期比(%) |
| 販売電力量(百万kWh) | 13,791 | 108.9 |
| 販売額(百万円) | 149,945 | 106.7 |
(注)1.連結子会社の一部を含んでいる。
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりである。
| 相手先 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 販売額(百万円) | 割合(%) | 販売額(百万円) | 割合(%) | |
| 東京電力エナジーパートナー株式会社 | 78,800 | 56.1 | 86,843 | 57.9 |
| 東京電力パワーグリッド株式会社 | 45,995 | 32.7 | 49,448 | 33.0 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりである。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものである。
① 経営成績等
当連結会計年度の連結収支については、収益面では、販売電力料収入が増加したことなどから、売上高(営業収益)は前連結会計年度比6.7%増の1,531億円となり、その他の収益を加えた経常収益合計は同6.8%増の1,539億円となった。
一方、費用面では、固定資産税が増加したことなどから、経常費用合計は前連結会計年度比12.4%増の1,079億円となった。
この結果、経常利益は前連結会計年度比4.5%減の459億円となった。
また、法人税、住民税及び事業税102億円を計上したことなどから、親会社株主に帰属する当期純利益は前
連結会計年度比32.3%減の329億円となった。
当社グループは単一セグメントであるため、セグメント毎の記載をしていない。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る状況
イ.キャッシュ・フロー等
(a)キャッシュ・フロー
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりである。
(b)有利子負債
2022年3月31日現在の社債、長期借入金、短期借入金については、以下のとおりである。
当連結会計年度(2022年3月31日)
| 1年以内 (百万円) | 1年超 2年以内 (百万円) | 2年超 3年以内 (百万円) | 3年超 4年以内 (百万円) | 4年超 5年以内 (百万円) | 5年超 (百万円) | |
| 社債 | - | - | 30,000 | - | 10,000 | - |
| 長期借入金 | 4,349 | 8,547 | 4,203 | 1,764 | 543 | 6,820 |
| 短期借入金 | 75,174 | - | - | - | - | - |
| 合計 | 79,524 | 8,547 | 34,203 | 1,764 | 10,543 | 6,820 |
上記については、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(金融商品関係)2.金融商品の時価等に関する事項(注2)社債、長期借入金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額」にも記載。
ロ.財務政策
東京電力ホールディングスグループとして、四次総特等において、取引金融機関に対し、与信を維持することなどをお願いしており、当社においてもご協力をいただいている。これらの機構や金融機関の支援・協力のもとで、当社グループは自立的かつ柔軟な資金調達の実現に向けた取り組みのひとつとして、2021年9月及び2022年3月に合計400億円のグリーンボンドを発行した。引き続き,グリーンボンドの発行を行うとともに,多様な資金調達を検討していく。
金融機関からの借入金や社債の発行により調達した資金は、電気事業等に必要な設備資金及び借入金返済等に充当している。設備投資計画については、「第3 設備の状況」のとおりであり、借入金返済及び社債償還の予定については、「② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る状況 イ.キャッシュ・フロー等 (b)有利子負債」のとおりである。
また、当社グループでは、グループ全体でより効率的な資金の運用を図る観点からグループ金融制度を採用している。
なお、新型コロナウイルス感染症による景気後退を起因とした資金繰りへの影響については、今後注意深く見極めていく。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものにつ
いては、「第5 経理の状況 5 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積
り)」に記載のとおりである。
④ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的指標等
四次総特の通り、早期かつ確実に再生可能エネルギーの開発を推進し、事業規模や収益を持続的に拡大することで2023年度に約300億円、2030年度までに年間1,000億円規模の親会社株主に帰属する当期純利益を目指すことを目標に掲げている。
当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は329億円となった。これは主に当面の主力事業である国内水力事業によるものである。今後、国内水力事業の基盤強化を推進するとともに、将来の主力事業とする海外水力事業と国内外の洋上風力事業のさらなる開発を進めることで、2030年度までに年間1,000億円規模の親会社株主に帰属する当期純利益を目指す。