有価証券報告書-第8期(2023/10/01-2024/09/30)
文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものです。
(1) 経営成績等の状況の概要
①経営成績の状況
当連結会計年度における我が国経済は、景気の足踏み状態が続いたものの、雇用環境の改善や賃金の上昇を受け個人消費が持ち直した結果、緩やかな回復基調に転じました。一方で世界的な資源価格の高騰や、長期的な円安トレンドの継続による物価の上昇など、景気回復を停滞させ得るリスク要因が依然として存在し、先行き不透明な状況が続いています。
ブライダル業界においては、コロナ禍において減少した婚姻組数の回復が見られない中、コロナ禍における「結婚式」に対する価値観の変化の加速とも相まって、引き続き厳しい環境が続いています。
一方で、フォトウエディングは新たな結婚式のスタイルの一つとして注目を集め、特にコロナ禍以降、フォトウエディング市場には規模の大小を問わず新規参入を試みる事業者が増え、一部地域においては低価格でサービスを提供する事業者も現れています。
このような経営環境の下、主力業態であるフォトウエディングサービスにおいては、撮影やヘアメイク、衣装などのサービスの質を高めつつ、フォトウエディングを身近に感じていただけるように、フォトウエディングのリーディングカンパニーとして、認知度の向上や顧客のニーズと環境に合わせた施策を実行し、市場拡大に取り組んでまいりました。
また、アニバーサリーフォトサービスの「HAPISTA」においては、お宮参りや七五三等のイベントだけでなく、お子様を中心に家族でリピートしたくなるHAPPYな体験を得られるフォトサービスを提供してまいりました。現在全国で10店舗展開していますが、今後はブランド力を強化し、顧客層の厚い首都圏での店舗展開を進め、事業拡大を目指してまいります。
当連結会計年度の経営成績は、フォトウエディングサービスにおいて婚姻組数の減少や、小規模事業者を含めた新規参入者の増加等の影響もあり、売上収益は前期を下回りました。費用面では、前連結会計年度に出店した7店舗及び当連結会計年度に出店した3店舗の賃借料や、認知向上・集客のための広告宣伝費の増加、人材の採用促進と給与制度改定(賃金引上げ)に伴う人件費の増加等、前期に比べ増加しました。加えて、事業効率改善のため2025年9月期連結会計年度の実施を決定したウエディングフォトスタジオの移転やアニバーサリーフォトスタジオの一部閉店等に伴う減損損失110百万円を当連結会計年度において計上しました。一方で、行使条件判定期間の終了した新株予約権が失効したことに伴い、株式報酬費用が55百万円減少しました。売上収益は5,589百万円(前期比4.5%減)となり、前期に比べ264百万円減少、営業利益は219百万円(同75.4%減)となり、前期に比べ671百万円減少しました。また、親会社の所有者に帰属する当期利益は106百万円(同78.4%減)となり、前期に比べ385百万円減少しました。
また、当社グループの経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標としている調整後営業利益は、当連結会計年度において699百万円となり前期比48.7%の減益となりました。
セグメントレベルの概況は以下のとおりです。
<スタジオ事業>当連結会計年度のセグメント業績は、売上収益5,553百万円(前期比3.7%減)、セグメント利益226百万円(同74.6%減)となりました。
<その他>フィットネスジムにおいては2023年11月末で40minutes芦屋店を閉店したことを受け、売上収益は前期を下回りました。
当連結会計年度のセグメント業績は、売上収益35百万円(前期比58.6%減)、セグメント損失6百万円(前期は0百万円の損失)となりました。
②財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は772百万円となり、前連結会計年度末に比べ503百万円減少しました。これは主に現金及び現金同等物が586百万円減少したことによるものです。非流動資産は12,005百万円となり、前連結会計年度末に比べ372百万円減少しました。これは主に減価償却により使用権資産が342百万円減少したことによるものです。
この結果、資産合計は12,778百万円となり、前連結会計年度末に比べ875百万円減少しました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は1,929百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,188百万円減少しました。一方、非流動負債は6,017百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,244百万円増加しました。これらは主に2020年12月に締結したシンジケートローンの借換を実行したこと等により、流動負債の借入金が1,974百万円減少する一方、非流動負債の借入金が1,551百万円増加したことによるものです。
この結果、負債合計は7,946百万円となり、前連結会計年度末に比べ943百万円減少しました。
(資本)
当連結会計年度末における資本合計は4,831百万円となり、前連結会計年度末に比べ68百万円増加しました。これは主に、利益剰余金が106百万円増加したことによるものです。
この結果、親会社所有者帰属持分比率は37.8%(前連結会計年度末は34.9%)となりました。
③キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は222百万円となり、前連結会計年度末と比べ586百万円の減少となりました。当連結会計年度の各活動におけるキャッシュ・フローとそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは前期比520百万円減少し、715百万円の収入となりました。主な要因は、税引前利益が123百万円となり、減価償却費及び償却費868百万円などのキャッシュの増加要因があった一方で、利息の支払額100百万円、法人所得税の支払額290百万円などのキャッシュの減少要因がありました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは212百万円の支出(前期は732百万円の支出)となりました。主な要因は、有形固定資産及び無形資産の取得による支出200百万円などのキャッシュの減少要因がありました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは1,089百万円の支出(前期は1,045百万円の支出)となりました。主な要因は、シンジケートローンの借換に伴う長期借入金の借入による収入2,334百万円のキャッシュの増加要因があった一方で、シンジケートローンの借換などに伴う長期借入金の返済による支出2,762百万円、賃貸借物件の家賃支払い等によるリース負債の返済による支出660百万円のキャッシュの減少要因がありました。
④生産、受注及び販売の実績
a.仕入実績
当社グループで行う事業は、提供するサービスの性質上、生産実績の記載になじまないため、当連結会計年度の「生産実績」に代えて「仕入実績」を記載します。
(注)金額は仕入価格によっています。
b.受注実績
当社グループで行う事業は、提供するサービスの性質上、受注生産を行うものが存在しないため記載していません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をサービスごとに示すと、次のとおりです。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものです。
①重要な会計上の見積り
当社グループの連結財務諸表は、IFRSに基づき作成されています。この連結財務諸表の作成にあたって、決算日における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような会計上の見積り及び判断を必要としています。当社グループは、過去の実績や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、会計上の見積りを行っていますが、見積りの不確実性により、実際の結果がこれら見積りと異なる可能性があります。
なお、当社グループの連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計上の見積りは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断」に記載しています。
②経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績の状況
スタジオ事業は「第1 企業の概況 3 事業の内容」に記載のとおり、フォトウエディングサービスとアニバーサリーフォトサービスから構成されます。これらを分解した結果及び分析結果は以下のとおりとなります。
・フォトウエディングサービス
撮影件数は前年同期に比べ4.8%減少、撮影単価は前年同期に比べ1.2%下落したことにより、売上収益は前期に比べ251百万円減少し、5,293百万円(前期比4.5%減)となりました。
・アニバーサリーフォトサービス
前連結会計年度に開店した店舗が期初から収益貢献したことに加え、2024年1月に兵庫県西宮市に「HAPISTA阪急西宮ガーデンズ店」、2024年3月に東京都台東区に「HAPISTA浅草店」を新規に出店した結果、売上収益は37百万円増加し、259百万円(前期比16.8%増)となりました。
フィットネスジムについては、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況 <その他>」に記載しています。
b.財政状態の状況
財政状態の状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ② 財政状態の状況」に記載したとおりです。
c.資本の財源及び資金の流動性についての分析
(a)キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況につきましては「(1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
(b)財務政策
当社グループでは、運転資金及び設備資金については、内部留保により調達することを基本としていますが、突発的な資金需要が発生した場合には、必要に応じて外部からの資金調達を行うことがあります。また連結財政状態計算書において当社による旧株式会社デコルテ株式の取得資金として長期借入金を計上しています。
当連結会計年度末において流動負債に計上した借入金は473百万円、非流動負債に計上した借入金は2,024百万円です。
なお、子会社については、当社を通じての資金調達を原則としています。
d.経営方針・経営戦略・経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況について
当社グループの経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、調整後営業利益があります。当社グループは、調整後営業利益を用いて業績を測定しており、当社グループの業績評価をより効果的に行うために有用かつ必要な指標であると考えています。
当連結会計年度における調整後営業利益は699百万円となり、前期比48.7%減少しました。
営業利益と調整後営業利益の調整は以下のとおりです。
(注) 本社費は管理部門等で発生する全社的な管理費用等です。
e.経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については、「3 事業等のリスク」をご参照ください。
f.経営者の問題意識と今後の方針について
経営者の問題意識と今後の方針については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照ください。
(1) 経営成績等の状況の概要
①経営成績の状況
当連結会計年度における我が国経済は、景気の足踏み状態が続いたものの、雇用環境の改善や賃金の上昇を受け個人消費が持ち直した結果、緩やかな回復基調に転じました。一方で世界的な資源価格の高騰や、長期的な円安トレンドの継続による物価の上昇など、景気回復を停滞させ得るリスク要因が依然として存在し、先行き不透明な状況が続いています。
ブライダル業界においては、コロナ禍において減少した婚姻組数の回復が見られない中、コロナ禍における「結婚式」に対する価値観の変化の加速とも相まって、引き続き厳しい環境が続いています。
一方で、フォトウエディングは新たな結婚式のスタイルの一つとして注目を集め、特にコロナ禍以降、フォトウエディング市場には規模の大小を問わず新規参入を試みる事業者が増え、一部地域においては低価格でサービスを提供する事業者も現れています。
このような経営環境の下、主力業態であるフォトウエディングサービスにおいては、撮影やヘアメイク、衣装などのサービスの質を高めつつ、フォトウエディングを身近に感じていただけるように、フォトウエディングのリーディングカンパニーとして、認知度の向上や顧客のニーズと環境に合わせた施策を実行し、市場拡大に取り組んでまいりました。
また、アニバーサリーフォトサービスの「HAPISTA」においては、お宮参りや七五三等のイベントだけでなく、お子様を中心に家族でリピートしたくなるHAPPYな体験を得られるフォトサービスを提供してまいりました。現在全国で10店舗展開していますが、今後はブランド力を強化し、顧客層の厚い首都圏での店舗展開を進め、事業拡大を目指してまいります。
当連結会計年度の経営成績は、フォトウエディングサービスにおいて婚姻組数の減少や、小規模事業者を含めた新規参入者の増加等の影響もあり、売上収益は前期を下回りました。費用面では、前連結会計年度に出店した7店舗及び当連結会計年度に出店した3店舗の賃借料や、認知向上・集客のための広告宣伝費の増加、人材の採用促進と給与制度改定(賃金引上げ)に伴う人件費の増加等、前期に比べ増加しました。加えて、事業効率改善のため2025年9月期連結会計年度の実施を決定したウエディングフォトスタジオの移転やアニバーサリーフォトスタジオの一部閉店等に伴う減損損失110百万円を当連結会計年度において計上しました。一方で、行使条件判定期間の終了した新株予約権が失効したことに伴い、株式報酬費用が55百万円減少しました。売上収益は5,589百万円(前期比4.5%減)となり、前期に比べ264百万円減少、営業利益は219百万円(同75.4%減)となり、前期に比べ671百万円減少しました。また、親会社の所有者に帰属する当期利益は106百万円(同78.4%減)となり、前期に比べ385百万円減少しました。
また、当社グループの経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標としている調整後営業利益は、当連結会計年度において699百万円となり前期比48.7%の減益となりました。
セグメントレベルの概況は以下のとおりです。
<スタジオ事業>当連結会計年度のセグメント業績は、売上収益5,553百万円(前期比3.7%減)、セグメント利益226百万円(同74.6%減)となりました。
<その他>フィットネスジムにおいては2023年11月末で40minutes芦屋店を閉店したことを受け、売上収益は前期を下回りました。
当連結会計年度のセグメント業績は、売上収益35百万円(前期比58.6%減)、セグメント損失6百万円(前期は0百万円の損失)となりました。
②財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は772百万円となり、前連結会計年度末に比べ503百万円減少しました。これは主に現金及び現金同等物が586百万円減少したことによるものです。非流動資産は12,005百万円となり、前連結会計年度末に比べ372百万円減少しました。これは主に減価償却により使用権資産が342百万円減少したことによるものです。
この結果、資産合計は12,778百万円となり、前連結会計年度末に比べ875百万円減少しました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は1,929百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,188百万円減少しました。一方、非流動負債は6,017百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,244百万円増加しました。これらは主に2020年12月に締結したシンジケートローンの借換を実行したこと等により、流動負債の借入金が1,974百万円減少する一方、非流動負債の借入金が1,551百万円増加したことによるものです。
この結果、負債合計は7,946百万円となり、前連結会計年度末に比べ943百万円減少しました。
(資本)
当連結会計年度末における資本合計は4,831百万円となり、前連結会計年度末に比べ68百万円増加しました。これは主に、利益剰余金が106百万円増加したことによるものです。
この結果、親会社所有者帰属持分比率は37.8%(前連結会計年度末は34.9%)となりました。
③キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は222百万円となり、前連結会計年度末と比べ586百万円の減少となりました。当連結会計年度の各活動におけるキャッシュ・フローとそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは前期比520百万円減少し、715百万円の収入となりました。主な要因は、税引前利益が123百万円となり、減価償却費及び償却費868百万円などのキャッシュの増加要因があった一方で、利息の支払額100百万円、法人所得税の支払額290百万円などのキャッシュの減少要因がありました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは212百万円の支出(前期は732百万円の支出)となりました。主な要因は、有形固定資産及び無形資産の取得による支出200百万円などのキャッシュの減少要因がありました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは1,089百万円の支出(前期は1,045百万円の支出)となりました。主な要因は、シンジケートローンの借換に伴う長期借入金の借入による収入2,334百万円のキャッシュの増加要因があった一方で、シンジケートローンの借換などに伴う長期借入金の返済による支出2,762百万円、賃貸借物件の家賃支払い等によるリース負債の返済による支出660百万円のキャッシュの減少要因がありました。
④生産、受注及び販売の実績
a.仕入実績
当社グループで行う事業は、提供するサービスの性質上、生産実績の記載になじまないため、当連結会計年度の「生産実績」に代えて「仕入実績」を記載します。
| サービスの名称 | 当連結会計年度 (自 2023年10月1日 至 2024年9月30日) | |
| 金額(千円) | 前期比(%) | |
| フォトウエディング | 666,211 | 94.3 |
| アニバーサリーフォト | 23,345 | 93.5 |
| スタジオ事業 計 | 689,556 | 94.3 |
| フィットネス | 254 | 1,015.9 |
| その他 計 | 254 | 1,015.9 |
| 合計 | 689,811 | 94.3 |
(注)金額は仕入価格によっています。
b.受注実績
当社グループで行う事業は、提供するサービスの性質上、受注生産を行うものが存在しないため記載していません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をサービスごとに示すと、次のとおりです。
| サービスの名称 | 当連結会計年度 (自 2023年10月1日 至 2024年9月30日) | |
| 金額(千円) | 前期比(%) | |
| フォトウエディング | 5,293,739 | 95.5 |
| アニバーサリーフォト | 259,888 | 116.8 |
| スタジオ事業 計 | 5,553,627 | 96.3 |
| フィットネス | 35,923 | 41.4 |
| その他 計 | 35,923 | 41.4 |
| 合計 | 5,589,551 | 95.5 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものです。
①重要な会計上の見積り
当社グループの連結財務諸表は、IFRSに基づき作成されています。この連結財務諸表の作成にあたって、決算日における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような会計上の見積り及び判断を必要としています。当社グループは、過去の実績や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、会計上の見積りを行っていますが、見積りの不確実性により、実際の結果がこれら見積りと異なる可能性があります。
なお、当社グループの連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計上の見積りは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断」に記載しています。
②経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績の状況
スタジオ事業は「第1 企業の概況 3 事業の内容」に記載のとおり、フォトウエディングサービスとアニバーサリーフォトサービスから構成されます。これらを分解した結果及び分析結果は以下のとおりとなります。
・フォトウエディングサービス
撮影件数は前年同期に比べ4.8%減少、撮影単価は前年同期に比べ1.2%下落したことにより、売上収益は前期に比べ251百万円減少し、5,293百万円(前期比4.5%減)となりました。
・アニバーサリーフォトサービス
前連結会計年度に開店した店舗が期初から収益貢献したことに加え、2024年1月に兵庫県西宮市に「HAPISTA阪急西宮ガーデンズ店」、2024年3月に東京都台東区に「HAPISTA浅草店」を新規に出店した結果、売上収益は37百万円増加し、259百万円(前期比16.8%増)となりました。
フィットネスジムについては、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況 <その他>」に記載しています。
b.財政状態の状況
財政状態の状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ② 財政状態の状況」に記載したとおりです。
c.資本の財源及び資金の流動性についての分析
(a)キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況につきましては「(1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
(b)財務政策
当社グループでは、運転資金及び設備資金については、内部留保により調達することを基本としていますが、突発的な資金需要が発生した場合には、必要に応じて外部からの資金調達を行うことがあります。また連結財政状態計算書において当社による旧株式会社デコルテ株式の取得資金として長期借入金を計上しています。
当連結会計年度末において流動負債に計上した借入金は473百万円、非流動負債に計上した借入金は2,024百万円です。
なお、子会社については、当社を通じての資金調達を原則としています。
d.経営方針・経営戦略・経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況について
当社グループの経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、調整後営業利益があります。当社グループは、調整後営業利益を用いて業績を測定しており、当社グループの業績評価をより効果的に行うために有用かつ必要な指標であると考えています。
当連結会計年度における調整後営業利益は699百万円となり、前期比48.7%減少しました。
営業利益と調整後営業利益の調整は以下のとおりです。
| (単位:千円) |
| 決算年月 | 国際会計基準 | ||||
| 第4期 | 第5期 | 第6期 | 第7期 | 第8期 | |
| 2020年9月 | 2021年9月 | 2022年9月 | 2023年9月 | 2024年9月 | |
| 営業利益 | 416,731 | 871,806 | 1,377,813 | 891,326 | 219,532 |
| (減算)その他の収益 | 143,645 | 52,507 | 440,061 | 5,269 | 27,694 |
| (加算)その他の費用 | 242,438 | 33,639 | 6,972 | 1,772 | 113,475 |
| (加算)本社費(注) | 472,701 | 483,698 | 494,069 | 475,918 | 394,185 |
| 調整後営業利益 | 988,226 | 1,336,636 | 1,438,793 | 1,363,748 | 699,498 |
(注) 本社費は管理部門等で発生する全社的な管理費用等です。
e.経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については、「3 事業等のリスク」をご参照ください。
f.経営者の問題意識と今後の方針について
経営者の問題意識と今後の方針については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照ください。